歩行器に頼っていたら 歩けなくなるよ
というアドバイスに耳を傾けなかった義父は 最近ますます歩行困難になっている
これまでできていたことも 「できなくなった・・・」と嘆いている
「できなくなったことを数えるより できていることを数えましょう」
と 言っているのだけれど 本人に気力・やる気がないから どうしようもないのかな
臨床美術をやってみましょう と提案しても気が進まないようだ
昔の記憶ははっきりしているので 思い出話を聞く話題にする
以前 窓から飛び出して行方不明になった時の真相を
最近話してくれた
あの時は警察に捜索願も出したりして 大変だったものだ
真夜中に車で徘徊した時のそれも 義母の一方的な話とは全く違った真相だった
義父が認知症になったのかと心配したけれど なんのことはない 夫婦喧嘩が原因だったとは
明日から義父はショートステイでお世話になり 私たちはしばらく介護をお休みする
私たちもほどなく高齢になる
自分のビジョンは自分で考えておこうと思っている
