デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

ひとり朽ちる ... がんに生きる

2019-03-15 13:03:22 | 人生の棚卸し
 ブログを始めて2千日が過ぎました。その間それなりに親しくお付き合いいただいた5名のブロ友が旅立たれました。旅立たれた方のほかにも、ブログを長く更新されないままの方、いつの間にかコメント欄でお見かけしなくなった方も何人かいらっしゃいます。

    
                              Painted by QP. 

 今年の雛祭の日に旅立れたFさんとはブログ「風の棲み家」の頃にご縁をいただきました。ブログ記もコメント欄も機知に富みエキサイティングでした。が、突然ブログを閉じられ寂しく思っていましたら、程なくブログ「ひとり朽ちる」を立ち上げられました。

 ハンドルネーム「風の・・・」は「風の棲み家」の名残りでした。バラ作り、押し花、子ども食堂、本の紹介など意欲的なブログでしたが、一昨年初夏に大腸がん、更に肝転移が判明(Stage4)、ブログを「物語を綴る~生きる歓びを拾いながら」と改められました。

 抗がん剤治療に苦しまれ、医師との相性にも苦しまれました。いつも強いお気持ちで病に対峙されましたが、やがて抗がん剤治療を自ら断たれ『死ぬ気満々です』と・・・。そしてブログ名を再び「ひとり朽ちる」に戻されました。烈しい葛藤を想うと心ちぎれます。


    
                              Painted by QP.

 今月8日、図書館に行きました。その5日前にFさんが旅立たれていたことを私は未だ存じませんでした。書棚でなかにし礼「がんに生きる」に出遭いFさんを思いました。彼の作詞した数々の歌も直木賞作家であることも知っていますが、書は何一つ読んでいません。Fさんに導かれたのでしょうか・・・借りて帰り引き込まれるように読みました。

 なかにし礼さんは食道がん(2012年。2年半後再発)のサバイバーです。『いつ死ぬかわからないのだから』と破れ被れな生活を送っていましたが、がんになり 『二人の自分』に気づきます。すると『私の中にある様々な物事に変化が起き 時間の流れ方まで変った』と感じ、『生きていることがとても新鮮に感じられるようになった』と記します。
   二人の自分 ・・・「がんで病床に横たわるボディとしての自分」と「精神的な存在である自分」。

 愛読書は『闘病を経て急に面白く』なり、改めてバルザックにのめりこみます。つまらない本は『より明確につまらなく』なります。ベートーヴェンを聴くと『いいな、と思う部分が以前とまったく違うくらい感じ方が変わって』しまいます。能の舞台では、作者の表現したいことが『ようやくわかった』というほどに見方、感じ方が変わります。

    

 なかにし礼さんは『がんは理想の死に方』だと記します。身辺も心構えも死への準備を整えられる、と。理想とまで思わずとも、確かに多くのがんに死ぬ少し前まで心身ともに比較的しっかりした時間があります。置かれた状況は各々大きく異なりますが、Fさんは『少しずつ悪くなるのではなくドカンドカンと悪くなる』と記されていました。

 退院したなかにしさんが最初に視た映画が「風立ちぬ」でした。みなさんご存知の「いざ生きめやも」という印象的な一節について彼は『戦争で死なないという意味』ではなく『奮い立つ思いで生きねば、というメッセージ』だと受けとめます。陽子線治療に臨む姿勢にも再発の時の心構えにも「いざ生きめやも」との奮い立つ思いがあふれます。


 再発に際しては「穿破」という致命的な状況への惧れがあります。幸い「トップナイフ」の外科医に危機を救われ、一年近い抗がん剤治療を経て甦ります。しかし陽子線治療もトップナイフもなかにしさんにして可能でも、最期に際し入院を待たされ「壁をつたい床を這う」ひとり暮らしのFさんには望み得なかったことと思い胸が詰まります。
   穿破・・・がん細胞が大きくなり膜性壁を破り様々な臓器が機能を停止します(多臓器不全)

    
                              Painted by QP.

 「がんに生きる」との精神性の底には拭い難い戦争体験が横たわります。満州で敗戦を迎え壮絶な逃避行を余儀なくされたなかにしさんは、軍と人間の汚い本性を限りなく目の当たりにします。ようやく乗り込んだ引揚船では姉から「礼ちゃん、死のうか」と言われ「ああ、いいよ」と応じますが、母親と若い船員に見つかり引き止められます。

 そうした体験から彼は『日本人は過去から学ばないし、どういうわけか学ばないことを善しとするところすらある』と嘆きます。戦前、朝日新聞は戦争を賛美し国民を欺いたことを猛省する社説を掲げ、そこから朝日新聞の戦後が始まった、と記し『ろくに学んでいない他の新聞社が、朝日新聞をとやかく言う資格はあるはずがない』と断じる。

 慰安婦問題についても「それを証明する資料が存在しない」とし、朝日新聞を叩く人がいる。が、敗戦時に軍が膨大な資料を焼却する場面を、また白昼泣き叫びながら強制的に連行される女性たちを『私はしっかりと見ている』と記す。それを「なかったことに」し反省も贖罪もしない現在に至る風潮に、大陸の生き証人として彼は異を唱える。

 『がんは自分を成長させてくれたと思っている』との彼の言葉は、そっくり私の思いでもあります。自ら望んだことではありませんが、本心からそう思います。映画「生きる」で志村喬演じるがんで余命幾許もない市役所職員が、最期の仕事として公園を整備しブランコに揺られて歌う「いのち短かし恋せよ乙女」の心境にもこころ通じます。


 「がんに生きる」は夏目漱石「吾輩は猫である」より『凡て人間の研究というものは自己を研究するのである』の一節(第9章)を引用して締め括られています。私は様々な思いをこめこのブログ記を「Auld Lang Syne(蛍の光)」を以て締め括りたいと存じます。





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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自分なりの生き様。 (ふじのりんご)
2019-03-15 21:39:36
デ某さん、こんばんは(^^)/
余りにも激しい・強い生き様を残されたハンドルネーム「風の・・・」様
お悔み申し上げます。
淋しくなりましたね、
ブログを通して、共有された日々だったのですね
お互いに支え合う、お気持ちも強かったでしょう ❢
悲しいかな・・いつか来る別れ、キツイですね
心に一つ穴が空いた~っと、お察しいたします 泣

自分事ですが、12年前に実姉を部位は違いますが同病で亡くしました
2人に1人がなるとか、、の病 悔しい想いをしました
担当医から緩和ケアを勧められたのに
ギリギリまで頑張って、
結果、従って3日後に亡くなりました。
ユックリ広い、ピアノもある部屋でした
ピアノは姉の生涯の趣味でした
悲しかったけど、最後 妹と二人で看取りました
壮絶な生き様を見せてくれました 泣

人間って、最後まで自分なりの生き様を通すんだなぁ~と思いました。
お久しぶりです。 (SORA)
2019-03-16 00:33:30
デ某さん、ご無沙汰しております。
いつもこちらのコメント欄でお見かけしておりました「風の・・さん」虹の橋を渡られたのですね・・。
寂しくなりましたね。
ご冥福を心からお祈り致します。

>『がんは自分を成長させてくれたと思っている』との彼の言葉は、そっくり私の思いでもあります。

私はがんを患って10年が経ちましたが、全く成長していないなぁ。。。
怠け者になったとは思いますが(笑)
なので成長されるデ某さんは凄いなぁ~と思ってしまいました。
もともと自分に厳しくもなかった私ですが、年を追うごとに自分に甘~く楽ちんすることばかり考えています。
腎癌ブログも区切りをつけてから 10年間、日課のように巡っていたブロ友さんのブログへもお邪魔する頻度がぐっと減りました。自分が腎癌ブログを10年続けていたことも何だか遠い昔のことのようにさえ感じる今日この頃です。

前回の記事コメント欄にRarudoさんのお名前を見つけ私も嬉しかったです。横レスしたかったのですが、コメ欄が閉じられていたので、こちらにちょこっと書いてみました。

デ某さん!ブログを始めて2千日!!
おめでとうございます。
これからもお元気で素敵なブログを綴ってくださいね♡
また、お邪魔させていただきますね^^
Re : ふじのりんごさん「自分なりの生き様」 (デ某)
2019-03-16 11:40:12

ふじのりんごさん
おはようございます。コメントありがとうございました
今朝、こちらは真っ暗になり雹(ヒョウ)が降りました。S里は如何でしたか?

> 余りにも激しい・強い生き様を残された「風の・・・」様 お悔み申し上げます。

不運も逆境も他人事のように...。
それでいて烈しいところのある方であったと思います。
向こうの世界では ご両親に「よく生きたね」と抱きしめられていらっしゃいましょう。

> ブログを通して 共有された日々だったのですね

ブログは...時に意とするところが伝わらないもどかしさがありますが、
Fさんは怖じけず直截に伝え受けとめる そんな心の器量良しでした。
昨夏、京都でお目にかかりました。
彼女は 最初で最後...のおつもりであったと、思います。

> 12年前に実姉を 部位は違いますが 同病で亡くしました
> 2人に1人がなるとか...の病 悔しい想いをしました

みなさんほんとうに仲の良いふじのりんごさんのご家族ですものね。
12年前と較べれば医療も大きく変わりましたけど、
残念ながら 変らないもの、難しいままのものがまだまだはるかに多いです。

> ユックリ広い、ピアノもある部屋でした ピアノは姉の生涯の趣味でした
> 悲しかったけど、最後 妹と二人で看取りました
> 壮絶な生き様を見せてくれました

Fさんが表現された「少しずつではなくドカンドカンと悪くなる」を思いました。
でも最期の時には人間の身体を特別の物質が流れる由。
壮絶な生き様のエンディングでは 
広い部屋でピアノを奏でられるように 最期の時を迎えられたことと思います。

> 人間って、最後まで自分なりの生き様を通すんだなぁ~と思いました。

在るがままを あるがままに...。
フジコ・ヘミングのピアノでショパン「ノクターン」を。
https://www.youtube.com/watch?v=CJV4l0cnNO4
Re : SORAさん「お久しぶりです」 (デ某)
2019-03-16 11:44:53

SORAさん
お早うございます。コメントありがとうございます

> デ某さん、ご無沙汰しております。
こちらこそほんとうに...ご無沙汰しています

> コメント欄でお見かけしておりました「風の...さん」虹の橋を渡られたのですね。

話題の豊かな方でしたし 様々なチャレンジを厭わない方でしたから
がん それもステージ4と判ってからも がんの話題は少なかったFさんでした。
それだけに絶筆となったブログ記の「壁を伝い床をはっています」に思わず嗚咽しました。

>> 『がんは自分を成長させてくれたと思っている』との彼の言葉は、そっくり私の思い ...

気づかないことに気づくこと...は 人として かけがえない成長のように思います。
がんはウィルスのような外敵ではなく 自身の一部が変異して生まれる 言わば自身の分身、
おそれつつも もう一人の私に教えられているような感覚がそう思わせるのでしょうか。

> 私はがんを患って10年が経ちましたが、全く成長していないなぁ。。。
> 怠け者になったとは思いますが(笑)
> なので成長されるデ某さんは凄いなぁ~と思ってしまいました。

SORAさん なにを仰いますか! ご謙遜が過ぎますよ。
SORAさんは 天然に?すごい!方でいらっしゃいます。
SORAさんにこれまでどれだけこころ励まされたことでしょう。

> 腎癌ブログも区切りをつけてから 10年間、
> ブロ友さんのブログへもお邪魔する頻度がぐっと減りました。
> 10年続けていたことも何だか遠い昔のことのようにさえ感じる今日この頃です

私など「区切り」も「ふんぎり」もついていないのに 遠くはじかれています
SORAさんの域まであと2年余... どう区切りを迎えますことか。

> 前回の記事コメント欄にRarudoさんのお名前を見つけ私も嬉しかったです。
> 横レスしたかったのですが、コメ欄が閉じられていたのでこちらにちょこっと書いてみました

この間、妻が救急車で運ばれたり何かと非日常が重なり失礼しました。
折角 SORAさんからRarudoさんへの横レスの機会でしたのに、申し訳ありません。
またそうした機会がありますよう 願っています。

> デ某さん!ブログを始めて2千日!! おめでとうございます。
> これからもお元気で素敵なブログを綴ってくださいね♡

SORAさんに導かれて始めたgooブログ、
旅立たれたり 閉じられたり 休まれたり 引っ越されたり...。
まぁ私なりに 気概だけは「一隅をまもる」でありたいと思います、気概だけは!ですが...(笑)

地球はまわる 君をかくして 輝く眸 きらめく灯 
  地球はまわる 君をのせて いつかきっと出会う ぼくらをのせて
https://www.youtube.com/watch?v=SEtbAEjanWo
気概 (お母ちゃんの徒然)
2019-03-16 13:16:08
デ某さん
気概でもって gooブログの一隅守って下さいませ

デ某さんは完璧主義者 画像1枚のUPでもそう
文章でも完璧 音楽のUPもそうです

いつも笑かそうお母ちゃんブログとは違います

ワタクシなんぞは デ某宅訪問して精神矯正です

何人もの大切な人がこの世を去りました
持ち前のジョーク精神で哀しみを堪えてきました

ブログ設定は数あれど gooブログが自分的に慣れなのでしょうか

気に入って現在に至っております

気概でもってデ某さん gooブログおまもりください

デ某さん 失礼致します


わかれ (リーのママ)
2019-03-16 13:24:51
先日、術後健診を受け続けている医療センターを受診しました。半年前に、「エコーに小さな石灰化したものが写っているので半年後に検査しましょう」と言われました。小さすぎて針が刺せず生検はできないからと。
術後13年目を迎え、再検査を言われたのは初めてで、流石の私もちょっとドキドキしました。と言っても、エコーを受けている時に「再発だったらどうするかな~」と思った程度の能天気です。
結果は、全く大きさに変化はないので大丈夫とのこと。
13年前。術後退院して普通の生活ができることがうれしくて、食事の準備や洗濯など、家事にも喜びを感じて大切にしようと思ったものです。
今や家事は手抜き三昧ですが。
病の後、会いたいと思った人には会う。行きたいと思ったところには思い切っていく。そんな風に考えて、SNSで知り合ったがん友とオフ会を重ねたりしましたが、その内のお二人がもういません。
13年過ぎると、自身も人も変わるものだとしみじみ感じています。
デ某さんとの出会いも、この病を得たからこそ。このブログに集う皆様のコメントを読める楽しみもしかり。
会うことは分かれの始まりだと言いますが、春はそういう季節ですね。
Unknown (Anne)
2019-03-16 19:02:24
長くブログをしているとその分お互いの人生を共有したり、出会った分別れがあったりしますね!
特にデ某さんのブログでは癌関係がカテゴリーの一つになっていることもあって尚更だと思います。

私のような猫や旅であっても、長く繋がっていると大切な方を亡くしたり、災害にあわれたり・・・
どうお声をかけたら良いのか迷う様々な事があります。

もちろん愛猫とのお別れは寿命を考えれば数々ありましたが、お若いご兄弟やお子様とのお別れだったり!

お互いに一度もお会いしたことのない方でも
10年もコメント等でお話をしたり、ブログを拝見していたりすると、もしかしたら心の内は会わないからこそ伝えてくれている場合もあると思います。

二千日、これからも出会いの中で楽しい事ばかりではないかもしれませんがまだまだこれからです!

私もこの記事で気になって探したら3,122でした!
私も頑張ろう・・・
Unknown (mokanohirune)
2019-03-16 20:34:08
デ某さん、こんばんは。ご無沙汰しています。

お知り合いになった方々とのお別れ…友を想い綴る言葉に、デ某さんの優しさが伝わってきます。

ここにいる時間が長ければ長いほど、そんな悲しみはまたきっとやってきますね。そしてまた、先日も…

傷が癒えてここを去る人がいる事は、寂しいけれど嬉しくもありますね。そして、デ某さんも腎がんカテゴリーと少し距離を置かれ…それもまた寛解への道へ近づいた証だと嬉しくもあります。

気が付けば、私は今日でブログを始めてから1322日目になっていました。私がこの場所を離れられるはまだ先の様ですが、いつか必ず違うカテゴリーで楽しいブログを綴っていきたいと思います。

その時はデ某さん!楽しく可笑しく笑いの絶えない交流をよろしくお願いします(^-^)v

moka
Re : お母ちゃんの徒然さん「気概」 (デ某)
2019-03-16 21:05:58
お母ちゃんの徒然さん
コメントありがとうございます 

> 気概でもって gooブログの一隅守って下さいませ

元上司は「守一隅 駆千里」を座右の銘としていました。
守りには弱く やたら駆けたがる上司で ほとほと困りました(笑)
私は保守的ですから物事習慣などあまり変えず「最初はgoo 最後までgoo」でまいります。

> デ某さんは完璧主義者 画像1枚のUPでもそう 文章でも完璧 音楽のUPもそうです
> いつも笑かそう お母ちゃんブログとは違います
完「癖」主義で 面白味のない画像! 文章はくどく 音楽はもっとくどい! かなぁ...
いつも悠然と流していらっしゃるお母ちゃんの徒然ブログに完璧に!シャッポを脱いでいます。

> ワタクシなんぞは デ某宅訪問して精神矯正です
私は お母ちゃんの徒然宅訪問して生きる姿勢しっかりせぃ!と自分に気合を入れています

> 何人もの大切な人がこの世を去りました
> 持ち前のジョーク精神で哀しみを堪えてきました
当たり前のことながら 年齢が進むにつれ世を去る人がどんどんふえます
まあ 旅の先にたくさんの方が待っていてくださるんだと...そう思って自分を慰めています。

> gooブログが 自分的に慣れなのでしょうか 気に入って現在に至っております
> 気概でもって デ某さん gooブログおまもりください
はい。最後まででまいります。
途中でしたりしたりせず最後までお付き合いくださいね
Re : リーのママさん「わかれ」 (デ某)
2019-03-16 21:10:34

リーのママさん
コメントありがとうございました

> 術後健診を受け続けている医療センターを受診しました。
> 術後13年目を迎え、再検査を言われたのは初めてで、流石の私もちょっとドキドキしました。
> 結果は、全く大きさに変化はないので大丈夫とのこと。
ママさん、良かったですね
術後12年とか15年とかのリアルなお話しを聞くとやはりショックを受けます。
くれぐれも「お先にぃ~!」なんて仰らないでくださいね

> 13年前。術後退院して普通の生活ができることがうれしくて、
> 食事の準備や洗濯など、家事にも喜びを感じて大切にしようと思ったものです。
> 今や家事は手抜き三昧ですが。
もうすぐ自由人!ではありませんか
手抜き!から 手入れ!三昧に切替え 主婦業をご堪能くださ~い。

> 病の後、会いたいと思った人には会う。行きたいと思ったところには思い切っていく。
> そんな風に考えて...がん友とオフ会を重ねたりしましたが、その内のお二人がもういません。
会いたい人にも 行きたいところにも いつも「そのうち!」で 時が駆けて行きます
人も時も気持ちも総て ...「百代の過客」ですかねぇ

> 13年過ぎると、自身も人も変わるものだとしみじみ感じています。
しかも...加速度をつけて!変わりますから

> デ某さんとの出会いも、この病を得たからこそ。
> このブログに集う皆様のコメントを読める楽しみもしかり。

なにもかも不思議に思えますけど なにもかもが偶然という必然(運命)にも思われます。
また年月を経て どう変わり どう変わらないのか... 或る意味 興味深くもあります。

> 会うことは分かれの始まりだと言いますが、春はそういう季節ですね。
小椋佳「愛しき日々」... 愛しき日々の はかなさは 消え残る夢 青春の影...
https://www.youtube.com/watch?v=ldku11e5xgA

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