デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

4/10. 逝きしひと

2022-08-07 22:00:34 | LAST 10
 前回のブログ記から早や二週間余たっていました、"Last10" がまだ7回もあるのに...。洋々たる未来は私にはもう縁なきことですから くり返し過去を引き出し綴るばかりです。その洋々たる過去?にあって 消え去ることなく 離れがたく在る! 逝った人たち。父を 同輩を 先輩を ブロ友を … 偲びます。

    
                         仰ぎ見る樹間にそそぐ光 Painted by QP

 2016年10月27日朝。姉から 「父危篤」 の電話。支度を整え車を出し暫くして「9時40分 息を引きとった」。中国道、米子道を経ておよそ4時間で父の許へ。母は父の手を握ったまま 「まだ温かい」と 。グループホームの担当の方は 「お母様は涙一つお見せになられていません」と涙されました。

 郷里は告別式の前に荼毘に付します。出棺に、母が初めて小さく叫び泣きました。骨上げでは 嗚呼…と。父の躰が骨壺に納められ蓋がぎりりと軋みました。教員だった父を ご近所の方は「センセ(先生)」、親戚は「晋ちゃん」 そして兄弟姉妹からは「大きあんちゃん」と呼ばれた父の最期の最後でした。


    
                  朝日に映えて聳え立つ紫 深き大山を 日毎に仰ぎ励みつつ…

 団塊の端くれゆえ同期は浪人が多く 数少ない現役生だったU君。仲間内で “おそ松” と呼ばれたのに真っ先に旅立ちました。その死を知らず葬式にも行かなかったまま ... 旅立ちから七年。かつての仲間達とともに彼の郷里を訪ね、彼が生れ育ち後を継いだ呉服店を訪ね、彼の眠る墓にお詣りしました。

 菩提寺の彼の墓に花を供えました。風が強く身体を寄せ合い線香に火をつけました。『七年。遅くなってすまんかった。かんにんしてくれ』。そう呟き手を合わせると涙がどっとあふれました。最後にみんなで大学歌を合唱し墓前に捧げました。下松、尾道への二泊三日の旅から更に七年が過ぎました。


    
                     尾道 : 千光寺から眺めた瀬戸内海の朝(2014.12.6)

 敬愛した先輩が 虹をわたられました。京都人にしては 泥くさい人でした。泥くさいと言えば叱られそうですが 叱らない人でした。一度として 叱っている姿を見たことがありません。電話してきて 何を言いたいかこちらはわかっているのに 元気にしてるか? からだを大事にせんとな! と仰るだけ…。  
 
 とんでもない音痴やのに合唱団に入り 演奏会ではクチパクどころか誰よりも大きな声で歌ってはった。何をやってもスマートではなく ヤボったい。でも こんないい人 こんなにも好きな人 いなかった。ここ数年 杖をついて歩いてはったけど 虹の橋 こけんようしっかり渡りなはれや 先輩!(2015.7.26)


    
       "フォーク・クルセダース" の北山修、加藤和彦、はしだのりひこ は私より少し早い団塊世代。
       加藤和彦 2009.10.16没 はしだのりひこ 2017.12.2没 ふたりとも 若すぎる旅立ち でした。

 腎がんが進行し 闘いが厳しさを増すことに逆らうように、多くのがん友に呼びかけ 西へ東へ足をのばし オフ会を開き 仲間を励ましてきたがん友がいました。"昔の昆虫少年" とも "大学教授" とも言われましたが、唯々 "一がん友" であったSさん。最愛の奥様に見まもられ 真冬の夜空に旅立たれました。

 あなたの闘いを 敢えて少し遠くから見つめていました。あなたの旅立ちに いま改めてあなたを思います。あなたのために仕事を辞められ あなたにつき添われた奥様を 思います。桜咲くまであなたを待ってはくれなかった季節の無常を 思います。思いを馳せ 谷川俊太郎さんの詩を贈ります。(2019.2.5)

     どっかに行こうと私が言う  どこ行こうかとあなたが言う
     ここもいいなと私が言う   ここでもいいねとあなたが言う
     言ってるうちに日が暮れて  ここがどこかになっていく 
(谷川俊太郎「ここ」より)

    
         かつての夜空は今はもうありません。でもQPの絵に かつての夜空の星が 甦りました。

 あなたは 二月の夜空に風のように旅立たれました。二月の夜空に星のように流れて逝かれました。背高のっぽの華奢なからだに 真っ白なブラウスも 朱色の華やかなセーターも よくお似合いでした。旧いパントマイムの達人によく似た口許から ひときわ美しいソプラノを響かせていらっしゃいました。

 重い病の "ステージ" にあって 歌える限り歌うべく生のステージに立たれました。どんなにか辛く でもどんなにか嬉しかったにちがいない。一度ゆっくりお話ができればと願いながら 気後れしたままに時がすぎ…そして二月四日の夜 あなたの時が止まり あなたは私達の前からいなくなってしまわれました。

 その夜 私は大阪中之島のフェスティバルホールにいました。マーラーの渾身の交響曲第一番「巨人」 第四楽章の最後… 総ての楽器がフォルテシモを轟かせたその瞬間こそ あなたの時間が止まった瞬間に思えてなりません。しんしんと凍える二月の夜空を見上げ過ぎし日のあなたを想います。(2020.2.6)


    


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 【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
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人生の棚卸し http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ddab58eb8da23a114e2001749326f1f1
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名残の季節 https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/ce82e1c580f64c8ab8d43e2c674a481d
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10 コメント

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ありがとう (土居敏幸)
2022-08-08 04:35:16
今は、総てを受け入れよう!と少しは思えるように。
私の人生の源にいる仲間(故人も)のお蔭でしょう。
そんなことを確認させて頂けてありがたいです。
それでも生きて行く (遠音)
2022-08-08 09:09:34
あれから10年~辻井伸行 作曲 「 それでも、生きてゆく」
聞きながら・・これを書いています。
デ某さんの文章も 辻井さんの音楽も
土井さんのコメントも Qpさんの絵も
みんな私の魂に触れて・・共鳴するのです。

 8月6日 何も書けなかった自分を見つめていました。
「それでも生きて行く」そう思って生涯を閉じた方
がどれだけいらしたかと・・思われてなりません。

デ某さんご夫妻も シマちゃんも
どうかお元気で猛暑を乗り切って下さい。
Re : 土居敏幸さん「ありがとう」 (デ某)
2022-08-08 11:10:11
土居敏幸さん
タイトルに「ありがとう」と。こちこそコメントいただき ありがとうございました

> 今は、総てを受け入れよう!と少しは思えるように。
FBでも そのように記していらっしゃいましたね
先輩のことですから 日々 "達観" に近づかれているのだと思いました。
"総て" を受け容れる ... 私には至難に思いますが 私もチャレンジして参りたいと存じます。

> 私の人生の源にいる仲間(故人も)のお蔭でしょう。
そう言えば 先輩も二つの合唱団でご活躍の由
秋には奈良で演奏会をされるとうかがっています。
先輩の素晴らしいテノール ... 天上の人々にもおとどけください。  

本田路津子さん 「一人の手」
https://www.youtube.com/watch?v=PQ2OyLNGLtQ
Re : 遠音さん「それでも生きてゆく」 (デ某)
2022-08-08 11:11:12
遠音さん
コメントありがとうございました。しみじみ読ませていただきました。

> 辻井伸行「 それでも、生きてゆく」聞きながら... これを書いています。
辻井さんのピアノにはほんとうに聴きほれます。素晴らしいです。
アンコールにしばしば弾かれる「カンパネラ」「ノクターン」。
その演奏の秘密について指揮者のアシュケナージさんは「彼は心がきれいだから」と。
ほんと!そのことばのとおりだと思いながら いつも聴いています。
実は 9/12 読売交響楽団の大阪定演で辻井さんが演奏されます。
年間指定で席を確保していますので 今からメチャ楽しみにしています。

> 辻井さんの音楽も 土居さんのコメントも Qpさんの絵も みんな私の魂に触れて... 共鳴するのです
ありがとうございます
この拙いブログでそのように触れあい響きあっていただき 心から嬉しく思います。

> 8月6日 何も書けなかった自分を見つめていました。

6日も9日も15日も それぞれの思いが その日!を介して繋がっているように思います。
あらためて日本国憲法前文を読みました。
『われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する』
『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』
『われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する』

>「それでも生きて行く」そう思って生涯を閉じた方がどれだけいらしたかと... 思われてなりません

憲法を「借りもの」「押しつけられたもの」と言いう人々が少なくありません。
そう言う方々にこそ憲法前文を読んでいただき
「それでも生きられなかった」人々の無念に思いをいたしていただければ、と思います。

> デ某さんご夫妻も シマちゃんも どうかお元気で猛暑を乗り切って下さい。
ありがとうございます
北海道はもう 秋の気配とか‥。
遠音さんこそ くれぐれもお身体たいせつにされますよう心よりお祈り、お願い申し上げます

讃美歌「やすかれわが心よ」
  これはシベリウスのカンタータ「フィンランディア」の終章の一節です。
  侵略に抗する祖国へのあふれる思いが歌われています。
https://www.youtube.com/watch?v=_zTZKoRwZAo
先立たれるのは寂しいものです (ひねくれくうみん)
2022-08-08 13:30:19
持病があると、知っている人の死に直面することが多くなります。私も何人見送ったことでしょう。
緩和病棟で初めて会ったブロ友もいました。
ブログガン友のある一人の死は、数か月が経ってその方のブログにあったコメントから亡くなったことを知りました。
何回か会ったのある人だったので、別れの寂しさと同時に、こっちは友達と思っていたけど向こうはそうじゃなかったのかな?と言う寂しさもありました。
一番悲しいのは、おじさんとの別れ。
この世で唯一、死んで欲しくない人でした。
世の中は非情なものです。
Re : くうみんさん「先立たれるのは…」 (デ某)
2022-08-08 15:11:31
くうみんさん
コメントありがとうございました

> 持病があると、知っている人の死に直面することが多くなり... 何人見送ったことでしょう
年齢とともに 若いときは殆どない "死" "病" "別れ" との出会いが増えますね
こころがちぎれてしまいそうなことも...。

> 緩和病棟で初めて会ったブロ友もいました。
緩和病棟について 私は殆ど存じません。
ただ私の前任者が亡くなられる少し前にキリス教系のホスピスに入られ 良い印象を持っています。
もしそういうことになれば 私も... と思いました。

> ある一人の死は、数か月が経って... ブログにあったコメントから...知りました
> こっちは友達と思っていたけど 向こうはそうじゃなかったのかな?と言う寂しさも...
老化の進行、認知症の進行、重い病の一層の進行...
周りにとって辛いのは 当人がどんどん自己中心の世界に閉じ籠ることでしょうか。
老いと病に由来する症状と承知しつつ
自分自身 そうなるのかな?との畏れがありますね。

> 一番悲しいのは、おじさんとの別れ。
> この世で 唯一、死んで欲しくない人でした。世の中は非情なものです。

最愛のおつれあいですものね。諸行無常ではあります。
「君の帰らぬ春立ちぬ」でご紹介した城山三郎さんの思いに通じます。
https://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a7da5dc5708cb925edf7225c0ad6db1b
デ某さまへ (くりまんじゅう)
2022-08-09 01:31:35
デさまの記事を読み まだ秋には遠い暑さですが 秋風を感じます。
3-4年前まで 年に何回か友の親御さんのお葬式に参列しましたが
昨年は同級生も見送りました。葬儀会場で会う友との会話は
次は自分の番の気がする 家族だけでひっそりやるからね 全部済んだら新聞に
2-3行で死亡通知を出すように頼んでおくが わざわざお参りに来こんでもええからね
などと話します。

まだまだ暑い日々ですが 秋風を感じる人生の締めくくりを最近ものすごく思います。
デさまは父上を見送って まだ6年なんですね。
お母様は今もお元気ですね 敬老の日には賞状が届きますからね。

フォークルの『あの素晴らしい愛をもう一度』を聞いていると
彼らと同時代に青春を送った遠い昔を思い出し 胸がいっぱいになります。
この映像は 北山修・坂崎幸之助・加藤和彦でしょうか。
加藤さんはあり余る才能を 自ら絶ちました。凡人には分からぬ
心の葛藤があったでしょうね 惜しいことです。

お盆が過ぎると朝晩の風が違ってくる とは昔から言われますが どうでしょう。
暑さだけでなく連日の新感染者数を見たら なかなか人込みには出て行けません。
デさま お互いに体を大事にしましょうね。  
Re : くりまんじゅうさん (デ某)
2022-08-09 09:14:27
くりさん
コメント ありがとうございました

> まだ秋には遠い暑さですが 秋風を感じます。

抹香漂うブログ記になってしまいましたからね。
仰るとおり このところ 心のなかを秋の風が吹いています。
でも 私には しんみりと... たいせつなひとときでもあります。

> 葬儀会場で会う友との会話は... 
> 次は自分の番の気がする 家族だけでひっそりやるからね わざわざ来んでええからね...

結婚式同窓会~還暦同窓会~葬式同窓会... そしていつか 天上にて再会同窓会かなぁ
かつて見送った人達から「おぅ よぅ来た よぅ来た」って、ね。

> まだまだ暑い日々ですが 秋風を感じる人生の締めくくりを 最近ものすごく思います。

人生には様々なステージが用意されていますから
それぞれが それぞれのステージにふさわしい締め括りをすることになります。
ただなんとなく... も立派な締め括りの一つだと思いますね。

> デさまは 父上を見送って まだ6年... お母様は今もお元気で 敬老の日には賞状が届きますからね

先日 施設から電話があり 「お母様の上履きを買い替えていいですか? 出来れば二足!」と。
上履きが二足いるぐらい元気のようで 久しぶりに嬉しい電話でした。
総理大臣の表彰状には どんな反応をしますやら...(笑)

> フォークルの『あの素晴らしい愛をもう一度』。
> 同時代に青春を送った遠い昔を思い出し 胸がいっぱいになります。

フォークが メッセージソング、プロテストソングから ポップスのように変貌する時期...
それがまさに「われらの時代」でありました。
悩み もがき 苦しんだ時代ながら "あの素晴らしい" 時代を愛おしみます。

> この映像は 北山修・坂崎幸之助・加藤和彦でしょうか。
> 加藤さんはあり余る才能を 自ら絶ちました... 惜しいことです。

フォークルには結成時から そして解散後にも 様々な人間模様があったと伝えられます。
フォークルでは... はしだのりひこの たぶん最期のステージに 北山修が駆けつけた光景。
タイガースの再結成に至る様々なエピソード...
赤い鳥の 再結成には到底至らない高い壁と深い溝...
それら総てが 団塊世代たるフォーク世代の生き様を垣間見せているように思います。

> お盆が過ぎると朝晩の風が違ってくる と...
> 暑さだけでなく連日の新感染者数を見たら なかなか人込みには出て行けません。
> お互いに体を大事にしましょうね。

はい。ありがとうございます。お互いに!ですね
毎夕刻 スロージョギング&ウォーキングしていて
日が短くなったことを とみに感じます。
午後8時でも明るかったのに 午後7時には黄昏れます。
まさに 人生の黄昏と連れ立って ジョギング&ウォーキングしています(笑)
くりさん くれぐれもお身体 大切になさってくださいね。

♫ 加藤和彦の最後の "つま恋コンサート" より... この一月後に加藤は自死しました。
 https://www.youtube.com/watch?v=4K6Xcb4eqTc
辻井伸行さん (徒然)
2022-08-09 10:48:03
デ某さんへ
辻井伸行さんの曲を聴いていましたら
なんだか デ某様ブログが 佳境に入ったみたいで
しみじみ音楽に聴き入りました

まだ4/10 じゃないかいなと 自分をたしなめる
それでもENDまであと6回もある デ某さん時間があるようでないで~~~ 配分はいかがに
デ某様ペース大丈夫かいな
ENDの世話までしているお婆 アホです

やっぱりお父様の死が美しい 親戚の方々から慕われていらしたのですね 「大きあんちゃん」兄弟姉妹から慕われた 大きあんちゃんだったのでしょう
手作りの船でお父様と写っていらっしゃる姿 お優しい

あの気丈な勝気なお母様の様子もお母様らしく
今度はデ某様 お母様と生きる競争ですたい
お母様もしぶとい勝気さですからね 負けたらイカン

クルセダース" の北山修がいちばんナチュラルですきでした
Drとして黄昏年 患者さんと向き合われていらっしゃることでしょう
いろんなジャンルの昭和も生き残りは消えつつで
終わりつつあります 貧しくも たのしかったです

1つを挙げるなら「イムジン河」がひっそりと大好きでした
モノクロ世界の静かな訴えの曲 クルセダースはさきがけですね

たくさんの人々がお空へ旅立たれお別れしました
現在闘病でブログお休みの方
癌治療の後 忽然とアップのないブログ
術後 早くも復帰されたブログも やはり早い復帰だったのか
またお休みしますとのこと 悲喜交々です
でもそれでいいのですよね
お別れも 淡々と受け止めなければ辛いですもの

デ某様 これにて今回失礼致します
デ某様御家族 この夏乗り越えましょう 失礼致します
Re : 徒然さん「辻井伸行さん」 (デ某)
2022-08-09 13:42:08
徒然さん
コメント ありがとうございました。心ふかく読ませていただきました

> 辻井伸行さんの曲を聴いていましたら...ブログが 佳境に入ったみたい...しみじみ聴き入りました
こころ惹かれる辻井さんの演奏の中でも とりわけ "普段着" 感のある演奏でした。
その場の空気を瞬時にご自身の演奏に映されます。
様々な意味で 天才でいらっしゃいます。

> まだ4/10 じゃないかいなと ENDまであと6回もある 
> 時間...配分はいかがに ペース大丈夫かいな ENDの世話までしている...

ご心配くださり いたみいりま~す。
テキト~に "Last10" としましたので プログラムもペース配分もナイル川にございます。
成り行き任せ... 行きあたりバッタリ!でしょうか。

> お父様... 親戚の方々から慕われていらしたのですね 
>「大きあんちゃん」兄弟姉妹から慕われた 大きあんちゃんだったのでしょう

職人肌の祖父は殆ど子育てに関わらず 父が弟妹の "父親がわり" だったようです。
叔母の一人が疫痢に罹った際 病院まで5~6kmの道を父が一人で背負って歩いた由。
ですから その叔母は嫁いだ後も 高熱などが出ると
ダンナさんに「大きあんちゃんを呼んで」と頼むほどでした。
そんなとき「行かんでえぇ」と言う母に 父は「まぁ 行くだわい」と...。

> あの気丈な勝気なお母様の様子もお母様らしく お母様と生きる競争ですたい
> お母様もしぶとい勝気さですからね 負けたらイカン

気懸りなのは 母より私や姉が先に逝くのでないか...ということですね。
母には 勝てませんワ。それとも 負けるが勝ち?
私も姉もなんとか母より長く生き 母をしっかり送ってやりたいのですが...。

> クルセダース" の北山修がいちばんナチュラルですきでした
北山修は 詩の才はありましたが 音楽的には加藤和彦とはしだのりひこに遠く及びません。
しかし先に逝った加藤と はしだを しっかり追悼した北山が やはり一番偉かった。
精神科医としての業績もありますが、健在!であることが彼の最大の功績かな。

> 「イムジン河」がひっそりと大好きでした

フォークルが世に送り出した素晴らしい名曲ですね。
前奏が数小節ながれるだけで... 見たこともない朝鮮半島の風景が浮かんでまいります。
名曲には そうした不思議な磁力があるのでしょうね。

> たくさんの人々がお空へ旅立たれお別れしました

「悲喜こもごも」と仰り 「でもそれでいいのですよね」と仰ることに頷きつつ...
先日は島田陽子さんの訃報があり 遺骨の引取り手がないとの報道に心がいたみました。
今日の朝刊には市田ひろみさんの訃報も...。
諸行無常ではあります。

徒然さん。ありがとうございました。
早や "残暑" だそうですが 現実の炎暑... にメゲず 元気に夏を乗り越えましょうね。

♫ りりぃが逝って間もなく6年 ... りりぃ「わたしは泣いています」
https://www.youtube.com/watch?v=YMYxfsPayo0

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