田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の花:赤花綿

2021年07月31日 | 花さんぽ・花めぐり

トロロアオイ(黄蜀葵)」の仲間の「アカバナワタ(赤花綿)」(Abelmoschus moschatus subsp. tuberosus:アベルモスクス・モスカツス・ツベロスス)です。一見すると「ハイビスカス」にも似ています。 熱帯アジア原産

アオイ科アベルモスクス(トロロアオイ)属の多年草ですが、非耐寒性のため日本では一年草扱いです。 

ワタ(綿)とつきますが、ワタ属(Gossypium spp.)の仲間ではなく、「オクラ(秋葵)」(Abelmoschus esculentus)の仲間です。

和名「トロロアオイモドキ」(Abelmoschus moschatus)の亜種で、赤色やピンク色のなどの花を咲かせます。花期:6~8月、花径は6~10cmほど(母種は10~12cm)

草丈は40cm~80cm。「トロロアオイ」↓(別名:花オクラ)同様、半熟果は食用にできるそうです。

 


夏の花:月橘

2021年07月30日 | 花さんぽ・花めぐり

猛暑の中、フルハウスの草刈りをしてきました。

前回から3週間以上も間が空き、雑草の天国状態。

ボトボトと落ちるほどの汗を掻きながら、なんとか見える所だけ刈りました。

あとは目を瞑ります。

ゲッキツ(月橘)」(Murraya paniculata)

強い芳香があり、名前は花が月夜に特によく香るためと言われる

英名:シルクジャスミン、オレンジジャスミン  

分布:九(奄美大島以南)、沖、中国南部、台湾

ミカン科ゲッキツ属の常緑低木~小高木の柑橘類 花期:6~9月 

果実は卵形で赤く熟して食べられるそうです。

枝や葉が良く茂るので竹富島などで生垣によく植えられています。


夏の花:糊空木

2021年07月29日 | 花さんぽ・花めぐり

夏の暑い盛りに咲く「ノリウツギ (糊空木)」(Hydrangea paniculata)です。原産地:日本、中国、台湾

名前は樹液を和紙を漉く際の糊に使用したことと、茎が中空であることに由来しています。

アジサイ科アジサイ(ハイドランジア)属の落葉低木 日当たりの良い山地生え、樹高2~4mになります。

花の形が「カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)」に似ていますが、本種には切れ込みがありません。

7~8月、枝先に円錐花序をだし、小形で5弁の両性花多数とその周囲に花弁4枚の装飾花をつけます。

花は枯れてからも茶色くなって翌年まで残ります。

花後は、アジサイのようにすぐに切り戻す必要はなく、次の年の3月までに剪定すればいいとのこと。

園芸品種の’ミナヅキ(水無月)’は花が全部装飾花です。Hydrangea paniculata  cv.)

’050813 真夏に咲いていた、’ミナズキ’(流通名:ピラミッドアジサイ)

こちらも園芸品種の’シルバーダラー’ 樹高:1.2~1.8mとコンパクトで、花穂が大きい。

また、分枝性が良く花数が多く茎も強健で倒れにくい。

【参考】

アメリカノリノキ」↑(野生種)(Hydrangea arborescens:ハイドランジア・アルボレスケンス)

別名:アメリカアジサイ 北アメリカ東部原産 花期:6~7月

小さな装飾花がまばらな額縁状につくため、観賞価値はあまり高くない。

真っ白で非常に大きな花房の「アメリカノリノキ」の園芸品種’アナベル’Hydrangea arborescens ‘Annabelle’)

アメリカノリノキの手毬咲きの変種「アルボレスケンス・グランディフロラ」から、花首が強く、花房が大きい’アナベル’がオランダで作出されました。

一重の装飾花は薄緑から白に変わり、花房の直径は最大30㎝にもなります。

こちらも春に花芽ができ、その年の夏に開花するので、冬でも剪定ができます。

’ピンクのアナベル’Hydrangea arborescens ‘Pink Annabelle’=‘NCHA3’)

白やピンクの装飾花は直径20~30cmほどの大きな花房をつけるのが特徴です。 

’ルビーのアナベル’Hydrangea arborescens ‘NCHA3’

「ピンクのアナベル・シリーズ」には‘NCHA1’ ~’NCHA8’まであり、花の色や大きさなどが違うようです。

’ピンクのアナベル・ピンカーベル’(Hydrangea arborescens 'Pinkerbell')

従来のピンクのアナベルより花が大きく、茎が丈夫で生育が旺盛なのが特徴


夏の花:蔓びらんじ

2021年07月28日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は土用の丑の日ですが、鰻はナシです。

父の日に娘からプレゼントしてもらった鰻の蒲焼を3回に分けて食べ、もう残っていません。

ツルビランジ(蔓びらんじ)」(Silene keiskei  var. minor f. procumbens

日本固有種  分布:関東地方北部〜長野県の山地の日当たりのよい岩場に生える。

ナデシコ科マンテマ属の多年草 花期:7~8月 草丈:10~20cm

ビランジの意味が判りません。マンテマもなんでしょう?。

ツルのような長い茎が這うように伸び、その先に桃色~紅紫色の花を咲かせます。


つくば植物園の華花⑯

2021年07月27日 | 花さんぽ・花めぐり

男子ストリートで「堀米雄斗」(22歳)が「」、女子ストリートで「西矢椛(もみじ)」が「」、中山 楓奈(16歳)が「」をとって、一躍脚光を浴びはじめた「スケートボード

西矢椛さんはなんと13歳(中2)で日本五輪史上最年少の「」。

8月4日の「女子パーク」には更に年少の「開心那(ひらき・ここな)」(12歳:中1)が出場します。

1968年以降、夏の五輪で日本選手最年少出場とのこと。

日本は世界ランキング上位の選手が多く、金メダルを含めた複数のメダル獲得が期待されるそうです。

タキユリ(崖百合)」 カノコユリ(鹿の子百合)の変種 四国・九州に自生

ユリ科ユリ属の多年草(球根) 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 

崖などに生育し、茎が下垂します。花期:7~9月 花には芳香があります。

因みにこちらが「カノコユリ(鹿の子百合」です。 同じ日に撮影しました。

カノコユリは、茎が直立します。私には全く同じに見えますが・・・・・。

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)」 モミジハグマ(紅葉白熊)の変種

日本(本・九)、朝鮮半島、中国に分布

キク科モミジハグマ属の多年草 花期:8~10月

ギンバイソウ(銀梅草)」 アジサイ科ギンバイソウ属の多年草 

花期:6~7月 梅に似た花が咲きます。

コルムネア・ピロシッシマ」 イワタバコ科 熱帯アメリカ原産

ツルイランイラン」別名:オウソウカ(鶯爪花) バンレイシ科オウソウカ属  常緑つる性木本

花期:7~9月 黄色い花は下に向いて咲きフルーツのような甘い香りがします。

ツルラン(鶴蘭)」ラン科エビネ属の多年草  日本、中国などに分布

花期:7~10月 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

トモエソウ(巴草)」 日本、朝鮮、中国、シベリアに分布

オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草 花期:6中旬~8月

ハマゴウ(浜栲)」日本、朝鮮、中国などに分布

シソ科ハマゴウ属の常緑小低木  花期:8~9月