【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)
天国に一番近い島?
ニューカレドニア
▲放火により燃えさかるヌメア市街
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フランス領ニューカレドニアで大規模な暴動が発生した。5月13日のことである。テレビ画面には、暴徒によって放火された街や路上に放置され燻っている自動車などの映像が流れ、アナウンサーが淡々と暴動の背景を説明する。
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【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)
続・ジョークでビジネスを円滑に
英国、イタリア
小学校時代、毎週土曜日は授業が終わると一目散に家に帰っていた。私だけではなく、私が育った大阪の子供たちの多くがそうだった。当時大人気だった「吉本新喜劇」を見るためである。「そんなことばっかりしてたら、ヨシモトに売るで!」 嘘かホントか、子供たちが親の言いつけを聞かなかっ . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(54)
ジョークでビジネスを円滑に
呉(日本)、カンヌ(フランス)
今回は国と文化によって違う冗談と小咄について書いてみたい。英語では「ジョーク」、ロシア語では「アネクドート」、スペイン語では「チステ」、イタリア語では「バルゼレッタ」、中国語では「笑話(シャオホワ)」と言う。
日本には昔から数多くの素晴らしい笑い話があるのだが、日常会話 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(53)
パナマの隣国は「富める海岸」
モイン、プエルト・デ・リモン(コスタリカ)
今回の主題は、コスタリカなのだが、隣国のパナマの地図を眺めていると、運河について書かずにはいられなくなった。世界には、2つの超重要な運河がある。スエズ運河とパナマ運河だ。両運河は現在、それぞれ深刻な問題を抱えている。
まずスエズ運河だ。地中海と紅海を . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(52)
混浴で楽しむ欧州サウナ
ヘルシンキ(フィンランド)、ウイーン(オーストリア)
前回はロシア版サウナのバーニャで繰り広げられる怪しい政治的駆け引きや、性的接触とは少しニュアンスの異なるロシア独特のスキンシップについて書いた。 ちょっと寄り道ではなくて、ちょっと脱線するが、スキンシップとは堂々たる和製英語である。英和辞典で'skinship'を調 . . . 本文を読む
サウナと酒、そしてスターリンのキス
「かくも怪しきロシアン・サウナ」が大反響
本ブログ連載中の「藤原雄介のちょっと寄り道」が好評を博しています。とくに4月20日掲載の「かくも怪しきロシアン・サウナ」(51)は、フィンランドとロシアのサウナ体験記。興味を持って読まれているようです。
本ブログ編集人(山本徳造)もサウナ大好き人間で、タイ、エチオピア、ブラジル、 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(51)
かくも怪しきロシアン・サウナ
ヘルシンキ(フィンランド)、モスクワ(ロシア)
1973年、まだ春浅いヘルシンキ。古惚けた建物の半地下にあるヘルシンキ最古の公衆サウナ「コティハルユサウナ」に行ったのだが、残念ながら内部の情景など鮮明は覚えていない。 おぼろげな記憶を辿ると―― 湯気の充満した洗い場に太陽光線がきれいな放射線 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道㊿
続・シングリッシュは素晴らしい
クアラルンプール(マレーシア)
シングリッシュについて書いた前回の記事に思いがけず複数の方々から「面白い!」という反響があった。シンガポールやマレーシアに出張経験のある人たちにとっては、取り立てて珍しい内容でもなかったであろうが、それでも、何となく頭の中に眠っていた記憶や印象が文章化される事によって一気に懐かし . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道㊾
シングリッシュは素晴らしい
クアラルンプール、コタ・バル(マレーシア)
▲ クアラルンプールの官庁街
このブログの13回目の記事で「インド英語と『アチャ』に悩む」と題して、インド訛りの英語が如何に聞き取りにくいかについて書いた。今日はそれとは逆に、聞き取りやすくて、しかも分かりやすい英語について話そう。
そ . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道㊽
テキーラはお好きですか?
メキシコ
メキシコでは、誕生日、結婚、仔犬が生まれた、退院した、なんとなく集まって騒ぎたい…などあらゆる理由を付けて誰かの家に集まってフィエスタ(注:日本では、何故か、イタリア語のフェスタという言葉が定着してしまっているが…)と呼ばれるパーティーを開くことが多い。 私のメキシコ留 . . . 本文を読む