特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

【追悼キャンドル・追悼式】311チャリティーイベント当日企画紹介

2012年02月28日 21時48分52秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」
311東日本大震災被災者応援チャリティーイベント 【エール1st~みんなのを届けよう~】 in 東別院 当日企画紹介


生きていた命の証を犠牲者数のキャンドルの灯りに込めて。



【15,853本(2月28日現在)の追悼キャンドル・追悼式】



http://0311yell.aichiborasen.org/kikaku/candle.html

3月10日現在で、死亡が確認された方の数のキャンドルを灯します。(2月28日現在 15,853名)

キャンドル作りには約200人を超える数のボランティアさんが一つひとつ心を込めて手作りしました。

メインキャンドルには、被災者応援758キロリレーによって、十八成浜よりつないできた炎を灯します。
お亡くなりになられた一人ひとりの命の炎。生きていた命の証を蝋燭の光に込めます。

そして追悼式とともに、14時46分に黙祷をささげ、故人のご冥福をお祈りします。

追悼キャンドルは、12時から19時頃まで灯します。

ご来場される皆様、東日本大震災から1年が経つ3月11日、どうぞ追悼キャンドルスペースへお立ち寄りくださいませ。


愛知から、故人へ  
たくさんの方の想いが届けられますことを願って。


キャンドルを入れるビンは福島県郡山市の業者様より購入いたしました。
また、この企画に賛同してくださり、無償でロウを提供してくださった ペガサスキャンドル株式会社様、東洋工業株式会社様、東京ローソク製造株式会社様(順不同)に心から感謝いたします。


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キャンドルチームリーダー
水谷さんより

1月8日から始まったキャンドル作り、おかげさまで2月25日最終日を迎えました。
18000本のキャンドルをすべて作り終えることができました。

日本福祉大学付属高校でも作成して頂いているので、多くの方のご協力によって成し遂げることができ、本当に皆様の心のこもったキャンドルができました。ありがとうございました。
今日まで、キャンドルチームを支え、応援してくださった方たちのおかげです。

とはいえ、まだ準備が整ったという段階です。
今、キャンドルチームの頭脳担当のメンバーによって並べ方や時間配分などを検討中です。
並べるだけでも一苦労、そして点火も時間との戦いです。


今回のキャンドル作りに欠かせない、「ろう」については、

・岡山県 ペガサスキャンドル株式会社
・東京都 東洋工業株式会社
・東京都 東京ローソク製造株式会社 様 岐阜工場
(順不同)

の3社より無償で提供をして頂きました。

ありがたいことです。

特にペガサスキャンドル株式会社さんには作り方や、芯のこと、など何かわからないことがあるたびにいろいろ相談にのっていただき大きな支えとなりました。
きっといろいろな企業の方が、私たちと同じように考えておられるのだな、と心強く思いました。

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【エール実行委員会からのお願い】
運営協力券のお願い→大人前売1000円です。
運営協力券のお申込はこちらから http://aichiborasen.org/preorder

311当日ボランティア大募集中です!
お申し込みはこちらから

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メディアが伝えない『フクシマ』・『ヒバクシャ』 伊藤孝司さん 講演会紹介(1)

2012年02月28日 02時53分30秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」
代表の久田です。
三重県在住のジャーナリスト伊藤孝司さんによる「メディアが伝えない『フクシマ』・『ヒバクシャ』」について、内容の一部をご紹介します。

原発事故で最も気になることは、被曝線量がどのくらいになっていて、体への影響がどのくらいあるのかということではないかと思います。下の表は、日本政府が基準としている国際放射線防護委員会(ICRP)作成のものです。




名古屋市北区の2/26日午前8時~9時の放射線量は1時間あたり0.04マイクロシーベルト(愛知県発表)でした。仮に1年間0.04マイクロシーベルトの放射線を浴びるとすると、約0.35ミリシーベルト被爆することになります。一般市民の線量限度以下となります。

1947年、広島と長崎に「原爆傷害調査委員会」(ABCC)が設置されました。ABCCは核兵器開発を推進してきた「アメリカ原子力委員会」が管轄した機関で、原爆被害者の外部被曝調査だけを実施してきました。ICRPは、そのABCCのデータを用いて放射線防護基準を策定しました。したがって、ICRPの基準は内部被曝を考慮に入れられていません。このため、1997年に設置された「ヨーロッパ放射線リスク委員会」(ECRR)は、ICRPの基準を批判しています。また、2003以降の原爆症認定集団訴訟では原告側が27連勝と政府は敗訴し続けていますが、政府が根拠としてきたのが、ICRP基準でした。すでにICRP基準の妥当性が崩れていますが、日本政府は放射線防護基準はICRP基準のままで変更していません。従って、ICRPに基づく、日本政府基準のこの表そのものに信頼をおけないと伊藤孝司は指摘しています。

つまり名古屋市の放射線量はけっして安心できる数字ではないかもしれないということになります。(つづく)
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