特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

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第69回 くぐなり活動報告

2012年09月27日 12時41分02秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんにちはー、スタッフさえです^^/

くぐなりでの様子は、わたくしが。鮎川の作業は久世くんが報告しますー。

 

今回はボランティア80名の参加。活動は十八成と鮎川とわかれて行うことになりましたが、

鮎川作業班にはくぐなりへ帰るのが数か月ぶり、中には1年ぶりという方もいて、まずは十八成に「ただいま」と言いたいという声もあり・・

鮎川作業へむかう前に、全員で朝のミーティングを行いました(^^)

 

くぐなり食堂

~お品書き~

ねぎ塩昆布ごはん

白菜と干しえびの中華スープ

鶏の竜田揚げ

ブロッコリーの豆腐あんかけ

にんじんの酢醤油和え

じゃこピーマン

 

初料理長・藤井さんはうまくできるかドキドキ(><)

料理なんて普段しないという大学生たちは、慣れない包丁にそわそわm(..)m

なんとかなるでしょっ!と料理長をサポートする伊藤さんはテキパキと・・

なんとも言えない絶妙なチーム感で、

ちょっと心配で私が調理場に戻った12時には片付けも含めて終わりかけていました。スゴすぎる!!

  

調理も終盤になってきた頃、

なんと!3姉妹のパパ・けいいちさんが獲れたばかりの天然あなごを持ってきてくださいました。

急きょあなごの天ぷらもプラスすることに!

今回も大好評でした☆

 

こころ配り

1軒1軒ていねいにまわるとへとへとに・・

でも、「また来たの~?」「あがって~」と声をかけてもらうと、その疲れもとぶんだとか。

食堂の注文もとってきてくれた班も。

「きちんと報告して、メニュー担当に反映してもらわなきゃね!」 ・・・(^^;)

 

よろづや~チーム恭一~

「このあたりは鹿がたくさんいて、仮設住宅付近も草が生えたままになると食べにくる。鹿が飛び出して交通事故になるから危ない!

たかが草刈りだけど、今いちばん必要なこと!!」

朝のミーティングのときに邦子さんもおっしゃっていました。

 

「ひまわりデカっっ!こんな大きいの愛知にはないよ」「木みたい。全然切れないー」

「これ一人だったら絶対ムリだよな。」「これは鹿も来るわ」

「ここまで津波がきたんだよ」と、恭一さん。 「こんなところまで・・」

 

必要だけど住民では普段なかなかできないこと、一緒に作業するからわかったことなど・・

されど、チーム恭一。

 

お茶っこ

高校の同級生で参加した5人。参加するなら何か自分たちにできることないかな・・

と、部活でやってきた合唱を披露してくれました♪

おねえさんたち上手だなぁ・・

「あ、ふるさとだ。知ってるー!」と、ひなちゃんも最後は大きな声で一緒に歌っていました。

 

リクエストやアンコール、犬の鳴きマネのサプライズもあって、とっても盛り上がりましたー。 

鮎川活動報告

ここから久世が書きます

【鮎川小学校仮設】
山口さんを先頭に2人のボランティアさんと鮎川の皆さんとで、

「さしこ」や「編み物」の作業を、笑いあい、語り合いながら行いました。


「私は仮設にいてもやることないからこういう場があるのは本当に嬉しい」
「いつまで生きていけるか分からないから好きなことをやれて嬉しい」の声が続出!!
これは、山口さんはじめ、須賀さんや長谷川さんが
何度も鮎川に足を運び信頼関係を築きあげてきた結果だと思います。


鮎川の方が作った「さしこ」は、名古屋での10月28日、11月23日のイベントでも販売予定です。
ぜひお求め下さい。

またブログでもご報告致します。

【鮎川作業】
昨年5月からお付き合いのある、斎藤さんの崩れた納屋の撤去を行いました。
今年の8月、9月と斎藤さんの敷地の竹や草刈りを行っていたら、手つかずの倒壊した納屋が出てきて・・

「久世さんなんとかならないかな?」と相談されたので、
「やります!!」と、即答。

即答できたのは、

なぜかその時、昨年から一緒に汗をかいてきたボランティア仲間の岩下さんや磯部さんさんの、

とてつもなく強力な戦力が脳裏に浮かんだからです。

そして、お二人に「ぜひお願いがあります!!NOの返答許されません」と迫ったところ、
「分かりました!」と快いお返事を頂き、今回実現しました。

お二人が牡鹿半島に帰ってきたのは、昨年8月以来でした。

 

さすがにお二人の力だけでは到底出来ませんので、
ボランティアの追加募集をかけ、30人の力で一緒に作業することになりました!
瓦の撤去、木の撤去をやるうちに
30人は意気投合して、あっという間に納屋がなくなっていきました。
皆さん真剣で休憩時間も忘れるくらい・・・

 

さすが!!
皆さんが力を合わせれば、1年7カ月手付かずの納屋がその日のうちに無事に撤去できました。

 
暑い中、本当にありがとうございました。
斎藤さんも大喜びでした。

 

のれん街にて・・

「あの~、邦子さんの話聞けますか?16時からって聞いてたので・・」

その声に応えるべく、

魂のこもったおはなしをしてくださいました。

邦子さんの語り

「助かってよ!!!」

 

邦子さん、肋骨骨折で脇腹や腰が痛いなかありがとうございました。

今週末は愛知だからいたわる時間少ないけど・・お大事にしてくださいね。早く良くなりますよーに。

(大切な人には「ありがとう」って言わなきゃですもんね^^/)

 

あっという間に1日が過ぎ・・

活動報告 > いい意味で、みんなちょっぴり疲れた感じ。充実した1日がうかがえました。

エール > 岩下リーダーのもと、腹の底から「オー!」

 

けいいちさんがあなごの経緯を話してくださいました。

本当は仮設の方に配ろうと思っていたそうです。でも草刈りを頑張ってくれている姿を見てボランティアさんに食べてもらおうと思って・・・と。

「牡鹿は有数の漁場!あなごやわかめ、来年には牡蠣も。いっぱい宣伝して食べてください!!」

 

くぐなり(牡鹿)の今後を熱く語るけいいちさん、最後には娘2人と同じ名前のボランティアさんを呼んで・・

パパですね~ニンマリ顔でした。さくらちゃん、もえちゃんの大人になっていく姿を重ねたのかな(^^)

 

こどもたちが大きくなっていく姿、

くぐなりの皆さんがもっともっとこれからの十八成を描けるような暮らしに寄り添っていきたいなぁ・・☆

 

コメント (2)
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