特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

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継続は力なり 第90回活動報告

2013年04月17日 12時23分58秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

こんにちは

今週の十八成桜

 

葉桜 オオシマザクラはソメイヨシノに比べて、早く咲くようです。

エール2ndでカラー1ページの広告を出してくださったチャリティーサークル「ふれあい会」さん(東京・南雲千秋会長)。
ふれあい会さんのチャリティーディナーショーが、4月14日(月)、東京・浅草ビューホテルで開かれました。
昨年12月に十八成仮設でミニコンサートをされた立花秀樹さん
野口五郎さん、大沢樹生(元光GENJI)、モノマネ四天王の布施辰徳さんなどの豪華ディナーショー。

そのディナーショーに東北3県の被災者が招待されました。
牡鹿からは十八成(2人)、小渕(4人)、鮎川(5人)の皆さんに、私(久世)が同行して参加しました。

チケット代金一人27,000円、着飾った400人を超える方々が出席されていました。
私には縁の薄い目がくらむような世界…。

気仙沼、東松島、福島から招待された被災者の方々が挨拶された後、
我らの阿部邦子さんが登場。「生きてください!」と迫力の挨拶。
南雲会長は「この短い挨拶だけでも心にきた。『がれきに咲いた花』がすばらしい内容だと分かった」と、邦子さんに駆け寄られました。

私のしらない間に、邦子さんは大沢樹生さんと意気投合されたようで、
フィナーレでは、ステージから大沢さんが邦子さんを手招き。
舞台の上で、邦子さんは南雲会長とハグしていました。
ショーが終わった後にも、十数人の方々が、邦子さんに「挨拶、感激しました。風化させません」などと話されていました。

民宿めぐろの目黒さんは、ご自身が紹介された新刊「牡鹿半島は、今」(河北新報出版センター)の営業をしっかりとされていました。

このチャリティーディナーショーを開催された
南雲会長、本当にありがとうございました。
楽しいひととき、そしてすばらしい出会いとなりました。

さて第90回(4月13日)活動報告です。

そうです。なんと、90回!
「このボランティアがずっと続いて欲しいなと思います」と言って下さる方がたくさんいらっしゃいます。
十八成に仮設住宅がある間は「くぐなり食堂」を続けます。
最低でも月1回は訪問します。
そして、高台に復興住宅ができても、定期的に訪問し続けます。
100回記念は8月上旬の見込みです。

今回の参加者は、スタッフも含めて43人、17歳から73歳の平均年齢は35歳。初参加者は約7割。


今回の活動内容
◎くぐなり食堂
◎こころ配り
◎チーム恭一with安吉&文吾
◎阿部邦子さんの語り合い

◎くぐなり食堂

 

新玉ねぎの香味ご飯
おくらのコンソメスープ
ロールキャベツの洋風あん
ちくわの磯辺揚げ カレー風味
根菜きんぴら
新じゃがポテトサラダ

大ベテラン勝谷料理長(72歳)のもと
今回は少し多い160食を提供。
高校生~主婦の方と幅広い年代で160食に挑戦!!

       

   

調味料がその場になければ、あるもので作り
時間内に完成。

今回も大変美味しいくぐなり食堂でした。
ごちそうさまでした。

仮設住宅のくぐなり食堂では、スペシャルメニュー!
朝獲りたてのムール貝、ワカメが、鮎川の方からボランティアさんに、と用意してくださいました。

ムール貝の食べ方を教えて頂きながら、おいしく頂きました。
ごちそうさまでした。

美味しすぎて何個も食べた人も・・・(自分かも)
でも、ボランティアに食べさせたいというお気持ちにとても感謝しております。
ほんとうに、ごちそうを頂き、ごちそうさまでした。


   

仮設住宅談話室では、
阿部典子さんとの座談会を行いました。
ボランティアさんと典子さんとの語る会。
典子さんありがとうございました。

◎こころ配り
今回も各班 たくさんのお宅に上げて頂き、お茶や漬物など御馳走になりました。

 
いつもありがとうございます。   

「初めて参加したのに、こんなにおもてなしをして頂けて嬉しい」
「孫のように可愛がってくれてた」と、ボランティアの皆さんが笑顔で感想を語っていました。


◎チーム恭一with安吉&文吾
十八成のお墓の砕けた石を運ぶ作業。
まず現場へ行き作業の段取りを説明し終わった後に
「はい休憩!!」と恭一さん。

ボランティアの皆さんの不安で一杯だった気持ちが緩んだ瞬間でした。
恭一さんの気遣いにいつも感謝しています。
休憩の後は、協力し合っての作業。
一日かかる予定だった作業も
笑顔で一生懸命行い
2トンダンプカー3台分(6トン)の石を運びました。

 

その後、白山神社の木を切る作業へ。
お墓で築き上げた団結力を白山神社でも発揮。
あっという間に作業終了。

     

その後は十八成の海に行き
恭一さんや文吾さんから津波の様子などを聞き
「この静かな海が十八成を襲ったのか」
と学んだ時間となりました。

◎阿部邦子さんの語り合い
地震とは何か・・・
津波とは何か・・・
風化とは何か・・・
仮設住宅での暮らしはどんなものか・・・
十八成の将来とは何か・・・
生きるとは何か・・・

真剣に熱くボランティアに語りかけてくれました。

そして、邦子さんの最後の言葉
「生きて!」
邦子さんとの最後の掛けあい…
「生きて!」「はい!」体の中から湧き上った言葉・・でした。

そして
出発式

今回は中京大学生の参加が多く、なんと総勢13人。
バスで「あなたも中京だったの?えっ何学部?何年?」という会話が・・・

恒例のエールはそんな中京大学生(中京大OB含む)がステージに。
皆で心を一つに行いました。

 

集合写真
皆さんの笑顔が素敵^^


感想ではほとんどのボランティアさんが
「機会を作って必ず参加する」と発言。
若い力に、人生のベテランの経験豊富な力で
復興のお手伝いをしていきたいと思います。

写真をご提供してくださった皆さんありがとうございました。

コメント (5)
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