スタッフ石田です。
第95回の活動報告をいたします。
今回はルートを変えて 朝、名取市閖上(ゆりあげ)に立ち寄りました。
閖上の日和山(標高6.3m)からの写真。海岸から700mにある日和山の2m上まで津波がきました。
日和山から見ると、何もない風景が広がっていました。
海岸から1kmは殆ど流されています。
名取市の犠牲者は911人、行方不明41人(平成24年)。
海岸から4~5kmあたりまで津波に襲われました。
特別養護老人ホーム「うらやす」では、入居者163人中47人が亡くなりました。車イスの方を2階に運ぶのに、スタッフ2人が必要です。施設内には焼香する場所が設けられ、施設内は見学することができます。泥はかき出されていますが、2年たっても生々しい感じです。
閖上中学校では、14人の中学生が犠牲になりました。慰霊碑があり、名前が刻まれています。時計は2時46分を指していました。黙祷を捧げました。
若干、くぐなり浜への到着が遅れてしまいました。
朝のミーティングしてから各班の活動に移行します。
くぐなり食堂班
今回のメニュー(豆腐尽くし
わかめごはん
豆腐と大根の味噌汁
鶏もものレモン煮
小松菜とがんものカレー味噌炒め
大根と油揚げのハリハリサラダ
人参ときゅうりの漬物
今回は料理長が働いている会社の豆腐製品をつかったメニューとなっております。
以下は調理風景です
提供いただいた豆腐は大切につかいました。
いつもだと、恐ろしい量の野菜と格闘するのですが、今回のメニューではあまりその様子が無い様ですね。
ご飯が若干、柔らかくなってしまいましたがこれはこれで良かった…
ですが、若干ごたごたした為、食堂での提供が遅れてしまいました。
チーム恭一
今回は、鮎川の老人ホームの草取りをしました。
腰を曲げて手作業で抜いていきます。花も咲いていましたが、雑草という事で一緒に抜きました。
とても綺麗になりました。
今回は、いつもより作業時間が長かったのですが、それはそれで充実した活動ができました。
チーム恭一集合写真です
心配り班
95回も元気に御宅に伺います。
仮設住宅談話室のお手伝いを借りようと思ったら水が出なくて悪戦苦闘したり、
御宅にあげてもらって記念撮影等々を行ったとの事です。
常連のボランティアさんは完全にお友達同士の様に接していました。
命の語り会い
海の見える丘協議会の会議が憩いの家にて行われていた為
いつもより狭い場所でお話を聞きました。
邦子さん曰く、あんまり声が出ないと言われていましたが、外まで声が聞こえていました。
出発式の時間がやってまいりました あっという間の一日でした
まずは各班の代表者の方に壇上にて今回の活動について振り返ってもらいます。
で、珍しい事に久世の語りが入ります。
くぐなり浜へ愛知ボラセンが行き帰りするようになって、約二年となります。
その感慨も含め久世が話をしました。
恒例のエールを行ない、集合写真を撮り
くぐなり浜を出発しました。