特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

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早くも約40本のアーモンドの苗木のオーナーさんが決まりました!(募集5日目) 

2014年10月15日 18時55分03秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

代表の久田です。

10月11日(土)から始まったアーモンドの苗木のオーナーさん募集。

わずか5日ですでに約40本分の予約(口頭などを含む)を頂いています。

もちろん十八成浜や石巻市内の方からも予約を頂いています。

大きな反響をうれしく思っています。

1年ものの苗木でも来春には花をつけるそうです。

今年の募集はアーモンドの苗木は100本です。

オーナーさんは個人でも、グループでもかまいません。

また、大切などなたかへのプレゼントにも素敵ではないでしょうか。

お申し込みはこちらから

 

写真は神戸市東灘区にある東洋ナッツ食品さんのアーモンド

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今年度はヤマザクラ30本と バラ科サクラ属のアーモンド100本を植樹します

2014年10月15日 00時58分38秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

美しい砂浜と海、美しい花の木で、美しい十八成浜を~十八成協議会
「桃源郷」、中国の陶淵明(とうえんめい)の「桃花源記」に描かれている桃林に囲まれた平和で豊かな別天地から俗界を離れた別世界がもともとの意味です。かつてのようにきれいな海と砂浜、そして美しい花が咲き、平和で豊かな別天地のような十八成浜を取り戻したい。それが「十八成浜・桃源郷プロジェクト」です。
推進母体である一般社団法人十八成ビーチ・海の見える丘協議会は、被災者本位の復興住宅建設、砂浜の再生、津波で流された低平地の利活用を目的として設立されました。そして、仮設住宅に一人でお住まいのKさんが、十八成浜を桃源郷のようだったと語られたことに端を発し、それを聞かれた仮設住宅班長の阿部恭一さんが、きれいな花が咲き、きれいな海と砂浜のきれいな十八成浜にしたいと思われ、砂浜再生と花の木の植樹を合体させたプロジェクトが生まれました。

砂浜の再生は可能と石巻市調査 将来は鳴き砂の再生を
砂浜の再生は、石巻市は調査の結果、県道2号線を後退させることによって再生可能と判断しました。その際に「呼び砂」的に海に砂を入れる考えのようです。さらに鳴き砂浜に戻ることが最高ですが、震災前にはすでに砂は鳴いていませんでした。鳴き砂は石英が砂全体に対してほぼ65パーセント以上含み、ゴミが混じっていないということが条件のようです。将来的には石英の含有を増やし、砂をきれいにして、鳴き砂の回復まで見込んでいきたいと考えています。

津波で流された低平地は石巻市が買い取って「砂公園」に
津波で流された低平地については、石巻市が購入して公園にするような方向になっていますが、その後の利活用については、石巻市は何のプランももっていません。被災地が広域ですから、石巻市としては被災者や地域住民の意向やプランをできるだけ尊重しようという考えと思われます。

再生砂浜と「砂公園」を観光資源に
十八成浜にふさわしい低平地の利活用として、再生する砂浜に続くような「砂公園」を十八成協議会では考えました。天然砂浜と「砂公園」は遊歩道で区切られることになるようですが、全体を一体としたものとして広い砂公園を有効活用すれば観光資源となりうるもの、と十八成協議会では考えています。
十八成浜には震災前に1万人近くの人々が海水浴に訪れていました。砂浜再生で海水浴のお客様が再訪していただければ、石巻市の当初目標の観光客1万人はけっして不可能な目標ではないと思われます。

「砂公園」で高齢者の介護予防プログラムを
カタールフレンド基金を申請する際に、亀山石巻市長と懇談する中で、市長から砂浜を利用して、高齢者の足腰を鍛えるような介護予防の健康プログラムは作れないかと提案をうけました。屋根だけつけて雨や日光を防げる簡易的な施設をつくり、石巻市へ送迎バスを出して、1日に50人の高齢者を受け入れられれば、1年300日の営業として約1.5万人の集客となります。平日は高齢者の介護予防プログラム、週末にはビーチスポーツを誘致することも検討課題と思われます。

いろいろなサクラの木を1,800本 アーモンドもサクラ属
花の植樹は、十八成浜なので、目標を1,800本と考えました。アーモンド!と驚かれる方もおいでかと思いますが、アーモンドはバラ科サクラ属ですから、サクラによく似た花が咲き、サクラの一種と考えて頂いてもいいかと思います。アーモンドの植樹を想定しているのは、葉の木沢です。現在、土の仮置き場になっていますが、石巻市はここを地域活用地としています。従って、十八成浜としてアーモンド林として活用したいと申し入れれば、ここでの植樹は可能かと思われます。ただし、植樹には広い土地が必要です。サクラは10m間隔、アーモンドは2.5m~5m間隔が必要とのことです。狭い間隔で植えて、成長後に移植するのは、苗木にダメージを与えるので、最初からこれだけの間隔をあけるべきだと専門家はおっしゃいます。そのため、今年植樹できるのは、ヤマザクラ30本(神明神社付近)、アーモンド100本(葉の木沢付近)がせいいっぱいです。

サクラは10m間隔、アーモンドは2.5m間隔で植樹。広大な土地が必要
今後、時間をかけてゆっくりと植樹を進めいきたいと考えています。苗木は、ヤマザクラは岐阜さくらの会さんに30本提供して頂く予定です。アーモンド苗木はオーナーさんを募集しています。1本4,000円で、苗木代、鹿害対策ネット代、植樹経費などを含まれています。十八成の皆さんもアーモンド苗木のオーナーさんになっていただければと思っています。

たった30本のアーモンドの木でも2日で2万人の見物客~神戸市東灘区
神戸市東灘区の東洋ナッツ㈱には、35年前から約30本のアーモンドの木が植えられています。3月の開花時にアーモンドフェスティバルを土曜、日曜の2日間開催され、北海道や九州からのお客様も含めて2万人の花見客で賑わうそうです。アーモンドが成長すれば、もしかしたら神戸と同じかそれ以上のアーモンドの花見客が見込めるかもしれません。少なく見積もって5,000人としても、海水浴1万人、砂浜健康プログラム1.5万人、お花見客0.5万人で合計3万人と、石巻市の目標人数となります。

3万人来客で、経済効果はすくなくとも約5,000万円
3万人のお客様がささやかに一人1,000~2,000円使われたとすると、その経済効果は約5、000万円。約1,500万円以上の粗利を見込むことができると十八成協議会では考えています。

老後、住みたくなる十八成浜に
収益によって、高齢の方々が十八成浜で暮らしていくのに必要な施設などをすこしずつ整えていき、高齢者が住みやすい十八成浜に、さらに仮設住宅のKさんのように、首都圏や仙台市から高齢者が移住したくなるような十八成浜を創っていくことが、十八成浜復興の将来像と十八成協議会では考えています。

 アーモンド苗木のオーナーさん募集

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