特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

【募集!】 緊急時非常食・命の箱「アーク3」の普及にご協力くださる方を募集します!!

2014年12月08日 10時42分27秒 | スタッフのつぶやき

こんにちは。代表の久田です。

表題の件につきまして、ご協力いただける方を大募集いたします。

 

一般社団法人 十八成ビーチ・海の見える丘協議会(以下、十八成協議会 沼倉憲一会長)は、このたび緊急時非常食・命の箱「アーク3」を販売することにしました。

販売価格は十八成浜にちなみ共同購入(120個以上)別価格1,800円(消費税、送料込)です。

なお、輸入総代理店希望小売価格は3,000円(消費税別)、ネット通販などでは2,200円~3,200円(送料別)で販売されています。

命の箱「アーク3」は、大人一人が3日間生き延びるために必要な非常用食品、飲料水および保温シートの3点がコンパクトにパッケージされています。

1995年以来官庁、企業、学校、家庭他で広くご利用いただいているものです。保存可能期間は製造月から5年です。

 

十八成仮設住宅で暮らす作家の阿部邦子さんは

「あの夜、1枚のクッキーを何人かで分け合いました。空腹と寒さは、私の不安をさらにかきたてました。

少しでも暖がとれれば、何か食べるものがあれば、私はあれほどの不安に襲われなかったと思います。

大震災の風化を防ぐためにも、皆さんの命を守るアーク3を備えてくださることをお薦めします」と語っています。

また、十八成協議会の沼倉憲一会長は

被災者の私たちがあの時にこれがあれば本当によかったと思うものを皆さんにお薦めします」と語っています。


十八成協議会が命の箱「アーク3」を1,800円いう特別価格で提供するのは、「あの時、助けてくれた皆さんに“恩返し”がしたい」という強い想いのためです。

水がない、ガスも電気もない非常時には、備蓄したお米を炊くことも困難な状況です。命の箱「アーク3」は水なしで食べられるバランス栄養食です。

乾パンやアルファ米よりも栄養バランスには富んでいます。アルミブランケットは私たちに暖さを保障してくれます。

緊急時の非常食について、いろいろと調べましたが、内容と価格、コンパクトさの観点から、命の箱「アーク3」が最も優れたものと私は考えています。

このような命の箱「アーク3」を私たちが備えることが、緊急時の備えの第一歩であり、“恩返し”のためにはできるだけ安い価格で販売したいとの考えからです。

 

それでも、ささやかな収益はあります。命の箱「アーク3」の収益は、桃源郷プロジェクトで植樹したアーモンドやサクラの木のメンテナンス費用に充てます。

桃源郷プロジェクトでは、ボランティアの皆さんがオーナーさんになって頂き、アーモンドの苗を4,000円で購入して頂き、植樹しました。

4,000円は苗木代、植樹諸経費、鹿害対策費が含まれていますが、初年度の経費しか含んでいません。

植樹したアーモンドやサクラを確実に根付かせ、きれな花が咲き、実がなるようにするためには、プロによるメンテナンスが必要です。

石巻市蛇田のことぶき園芸さんに植樹やその後のメンテナンスをお願いしています。

十八成協議会の沼倉会長は「ささやかなアークⅢの収益ですが、津波でほとんどの家が流された私たちのふるさと十八成浜の復興と、

被災者の雇用と生きがいを創りだすことに充てます」と語っています。

命の箱「アーク3」の収益はメンテナンスを含め、桃源郷プロジェクトの実現=十八成浜の復興経費に充てます。

 

愛知ボランティアセンターは、十八成協議会のこの考えに賛同し、命の箱「アーク3」販売にあたって全面的に協力することにしました。

 

当面は、学校、企業、団体などでの共同購入中心で販売をすすめていきます。とりわけ学校を中心に普及していきたいと考えています。

私立高校の多くでは、毎年、入学時に保護者のお金から全入学者の命の箱「アーク3」を購入し、備蓄しています。

そして、非常時になった場合に、全校生徒に命の箱「アーク3」を一人に一つずつ配布し、命の箱「アーク3」で非常時の3日間をしのげるようにさせます。

在学中の3年間に非常時が発生しなかった場合には、卒業時に生徒に命の箱「アーク3」を返却しています。

 

すでに命の箱「アーク3」を導入されている学校に、十八成協議会から購入して頂けませんかとお願いします。

まだ導入されていない学校、企業、団体にはぜひ十八成協議会がお勧めする命の箱「アーク3」をご購入くださいとお願いします。

 

購入して頂いた学校、企業、団体には、サクラやアーモンドが咲いた後に、「くぐなりニュース」(仮)をお届けし、

皆さんにその時の被災地・十八成浜の復興の状況をお伝えします。

命の箱「アーク3」は、被災地と学校、企業、団体を結びつける役割も果たします。

そして、愛知ボランティアセンター・十八成協議会と学校、企業、団体のネットワークを築くことができるということも意味しています。

 

卒業時に生徒に返却する命の箱「アーク3」はまだ2年間保存可能です。

愛知ボランティアセンターは学校には生徒に返却する命の箱「アーク3」を、寄付して頂くようにお願いします。

企業や団体には保存可能期間を1年から2年残して、買い換えて頂き、それを寄付して頂くようにお願いします。

愛知ボラセンは皆さんから寄付して頂いた残り保存可能期間1~2年のの箱「アーク3」を、途上国で飢餓に苦しむ子どもたちへ届けます。

 

途上国では栄養状態が悪くて、5歳までに500万人の子どもたちが毎年亡くなっています。

私はこの子どもたちを救いたいのです。この子どもたちのもとに命の箱「アーク3」を届けます。

そして、命の箱「アーク3」で毎年亡くなる500万人の子どもたちの命を一人でも多く救いたいと思っています。

でも、命の箱「アーク3」を届けることが最終目的ではありません。

命の箱「アーク3」を届けることで信頼関係を築き、

その地域にあった、その地域の人たちが望む方向で、経済的な発展に貢献していきたいと考えています。

被災者応援 愛知ボランティアセンターは、自然災害とともに、戦争や内戦、飢饉などの被害者も被災者と考えて、

応援活動を世界に拡げていきたいと考えています。

いうまでもなく、石巻市十八成浜は愛知ボランティアセンターの活動の出発点であり、最も大切な場です。

その大切な十八成浜で学んだ被災者応援活動を国内に、そして世界に拡げていきたいと考えています。 

 

命の箱「アーク3」は、

①購入して頂いた方々の緊急時の命を守ります。

②購入して頂いた方々の防災意識の向上につながります。

③東日本大震災の風化を食い止めます。

④十八成浜桃源郷プロジェクト=地域の復興に貢献します。

⑤途上国の子どもたちを飢餓から救います。

⑥愛知ボランティアセンターと多くの学校、企業、団体のネットワークを築きます。

⑥販売協力をする愛知ボラセンの財政強化にも繋がります。

といったような意義があります。

 

愛知ボランティアセンターとともに、命の箱「アーク3」の普及にご協力くださる方を大募集しています。

お話することがすきな方、自分の通っている学校や母校に話ができるよという方、PTAの役員をしているよという方、

自分の勤めている会社に声をかけられるよという方、いろんな人にお願いできるよという方・・・

年齢、経験など一切不問です。学生さんでも、主婦の方でも、会社員の方でも、リタイアされている方でも、

また、全国どこの地域にお住まいの方でもかまいません。

なお、普及にご協力頂いた方には、販売諸経費として謝礼を用意しております。

 

命の箱「アーク3」の普及にご興味を持たれた方は、こちらからご応募ください。→

http://aichiborasen.org/hirogeyo_ark3

 

愛知ボラセンTHE ARKⅢHP

十八成ビーチ・海の見える丘協議会HP

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

活動予定カレンダー