特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

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NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

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アーモンドに実がつき始めました。@第140回活動報告

2015年06月04日 00時47分50秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア

「徳倉さん、少し大きくなった?」

と、十八成浜在住のみちこさんに言われてしまった愛知ボラセンスタッフの徳倉です。

 

十八成浜のみなさん、大変ご無沙汰しておりました。

というのも1月に就職をし、中々休みが取れない状況でしたが、

なんとか十八成浜に帰ることができました。

 

さてさて、それでは5/22(金)~5/24(日)に0泊3日で行ってきました第140回十八成浜ボランティアの報告です。

 

徳倉は仕事を終え、19時少し前に東別院へ。

久しぶりの雰囲気です。

事前にTwitterでメッセージをくれた2回目の参加の方もいまして、嬉しい限りです。

今回はほぼ初めての方ばかり。

慣れ親しみ易い雰囲気を怪しく醸し出しながら、

今回はくぐなり食堂班に入ります。

愛情たっぷりのおいしいごはんを作っていきたいとおもいます。

そんな食堂班は若者多めの男女比5:5な感じです。

心配りには親子連れ2組を含めて、今回最年少中学3年生から75歳になられたSさんまで分厚く幅広い層が集まります。

チーム恭一は中京生3人組というメンバーです。

 

これから13時間かけて十八成浜へ向かいます!!

 

出発式でお互いの自己紹介は済みましたが、東北までの旅路は。。。。

改めて、近くて遠いことを感じました。

バスの中では、徳倉の注意事項と自己紹介。

代表のあいさつと活動の紹介がなされました。

 

極めて、順調かつ安全運転で宮城県の春日PAに着いたのは朝5:40

これまでで一番早いかもしれません。

 

バスは高速を降りて、石巻市門脇地区へ。

「がんばろう石巻」の看板に、、、

そのままいけなくなっていました。

新しい道路の建設が進んでいました。

迂回して、鬱蒼と生い茂っている雑草をかきわけて、「がんばろう石巻」の看板前にたどり着きました。

 

被災地を訪れたのは実に5ヶ月ぶり。

鯉のぼりが空を泳いでいる中、私たちが行った2011年4月2日 2回目の石巻ボランティア=湊小学校での活動

その時の門脇地区を代表が語り、徳倉が写真を見せながら説明していきます。

(一番下の写真は2011/04の様子)

 

石巻の日和大橋を抜けて、渡波地区へ

活動を行わせていただいた渡波小学校を通り過ぎ、

(東日本大震災発災時、避難所となっていました。いまは学校機能を取り戻しております)

万石浦の橋と牡蠣加工場を過ぎて、

牡鹿半島を走ります。

 

バスに揺られること40分。

十八成浜に到着です!!

本当に久しぶり!

恭一さんのいハグがとても嬉しかったです。

 

 

ついて、さっそく朝のミーティング。

十八成浜老人憩の家が避難所であったことなどを久田が伝えます。

△詳しくは、阿部邦子のがれきに咲いた花をぜひお読みください!

http://aichiborasen.org/archives/1748

 

朝のミーティングを終え、活動開始です!

 

・くぐなり食堂班

・心配り班

・チーム恭一班

 

・くぐなり食堂班

可憐な料理長の指揮のもと、みなさん声を掛け合って、一生懸命つくりました!

 

第140回 くぐなり食堂 メニュー

ご飯(のりごま)

 

豚バラ春雨炒め

 

きゅうりの錦糸玉子和え

 

ミニトマト

 

 

そして、3姉妹のお父さんであるKさん登場!

「おっ、久しぶりやなあー」と声をかけて下さり、

採れたてのホヤを差し入れてくださいました。

みなさん、ホヤを食べたこと有りますか?

Wikipediaを調べても、ホヤがなんなのかわかりません。。。

サンゴ礁の仲間でも、貝の仲間でもないのです。


う~ん。。。。。。。

そんなこんなで料理は完成です!

11時50分頃に完成しました。

 

中でも、豚バラ春雨炒めは美味でした!!

 

・心配り班

毎月、来てくださるSさん。D班をまわります。

親子連れの方も、分かれて班編成です。

中でも、C班 仮設住宅を訪問する班は初参加の高校生が十八成浜のみなさんのところへ

大変喜ばれていました。

 

 

帰りのバスの中でSさんが、

「4年経て、様々な方が足腰を含め弱くなっている。なにかすることが億劫になりがちである。。。

ただ、愛知ボラセンのお弁当は、いますごく喜ばれている。」

といわれました。

これは、逆にニーズがあがっているということではないだろうかと、考えました。

「おいしい!」といってくださる方に本当にこちらが感謝と元気を取り戻している気がします。

 

これからも、十八成の方のお宅を元気よく愛知ボラセンらしく訪問していこうと思える瞬間でした。

 

・チーム恭一班

十八成浜で、いつも活躍してくれる中京大生。

大学でバリバリボランティアの宣伝をしているわけではありません。

今回も、中京大生が大活躍してくれました!

そんな中京大生3人組と行動をともにしたのが、宮城県在住の大学生Kさん。

お父さんのツナギを着て、一緒に活動をしました。

「いつか、やってみたかったんだよね。」

そんな言葉を聞くと、嬉し泣きしてしまいます。

 

 

AMの活動を終え、仮設住宅の談話室がなにやら賑わしい。。。

アーモンドや桜の花を計1,800本植える(十八成浜の十八だけに1,800…)

桃源郷プロジェクトの打ち合わせを、代表がしておりました。

午後からも憩の家で会議を行いました。

アーモンド=希望の花は、きちんと咲いてくれました。

今は、新緑に包まれています。

いつのまにか、背丈を越えてしまいました。

ゆっくりじっくり、でも確実に樹は伸びていきます。

ただただ、樹の生命力に驚かされるばかりです。

 

 

 

 

そして、談話室で交流しました。

料理はみなさん、おいしく頂いてくださいました。

グループに分かれて色々話していましたよ☆

 

邦子さんとのいのちの語り合い

「生きてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

2011年3月11日 東日本大震災の発災。

邦子さんは話している時が、すごく素敵です。

いのちの語り合いは真剣です。

いざという時の話や家族を大事にすることの大切さを

まさに、いのちの大切さを伝えることです。

 

出発式

最後まで手を降ってくださって本当に有難うございます!

徳倉は十八成浜が大好きです!!

これからも愛知ボラセンをお願い致します。

 

みなさん、本当にお疲れ様でした!

 

 

 

集合写真

 

 

 


おまけ

三姉妹が自撮りしていた模様…

 

 

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