特定非営利活動法人 被災者応援 愛知ボランティアセンター 公式ブログ

2011年3月17日設立。孤児遺児応援活動、被災地ボランティア活動等、現在進行形で被災者応援活動を行っています。

愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2024.5.3)

令和6年能登地震 被災者応援ボランティアバス
お申し込みフォーム

NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施いたします。

災害時のボランティアツアー実施に係る通知の適用対象となる地域について


■今後のボランティアバス活動予定
第10回 5月25日(土) ≫ 26日(日)
※現地との兼ね合い、また定員数に満たない場合などで変更になることもあります。

台風15号 被害ボランティアについて

2011年09月22日 18時30分30秒 | スタッフのつぶやき
一昨日のブログでは、この地域での災害ボランティア派遣の可能性があること、
そして、紀宝町ボランティアを中止したことをお知らせしました。

台風が去った本日、事務局長の久世が名古屋市守山区志段味、岐阜県多治見市の被災地を訪れました。
多治見市では社協の担当者に、どんなことでもしますと申し入れました。その後、社協担当者が被災地にニーズなどの調査に。地元のボランティア団体100名ほどで対応するとのことでした。志段味ではすでに畳出しなどが行われ、特にボランティアの手が必要という状況ではありませんでした。

その一方、十八成からの悲鳴が聞こえてきました。久世の携帯には阿部邦子さんから、以下のメールが送られてきました。

ご心配をありがとう。美奈子さんが今朝早く「また津波が来たみたいだ~」と大きな声で言っていました。私は気分が悪くなるだけなので、外にも出ていません。でも津波で大丈夫だった、たつやさんの家が床上浸水で、台所の床が水で持ち上がったり、区長さんから今電話があって、なんか大変なことになっているそうで、恭一氏が見に行きました。昨夜から停電と断水で、ほんのちょっと前に回復したところです。どういうわけか、携帯が道路まで出ても圏外で、久田先生に「携帯が通じない、電気と水は復活、津波被害のなかった家が床上浸水」、とお伝えいただきたくよろしくお願いします


久世からは、以下のメールが届きました。

お疲れ様です。守山、多治見と台風の被害の地域を下見をしてきました。愛知ボラセンらしさを出す為に。その時に先ほど送った邦子さんから現状が入って、愛知ボラセンらしさは、今本当に困ってる十八成に手を差し延べることだろうと自分の中で思い、夕方に十八成に向けて出発します。今は寄り添うことが大事かと思います。わがままかもしれませんが、ご支援ご協力賜りますようお願いします。

名古屋でのボランティアは実施しません。
また、緊急に今週末の十八成行きバスを増車しようと考えましたが、残念ながら確保できませんでした。
中止などいろいろ変更をして、皆さんにはご迷惑をおかけしていますが、状況からご容赦願いたいと思います。

ただいま、久世は十八成に向けて、愛車のタントを走らせています。
十八成までの道路はまだ不通のようです。久世が着く頃までに開通するといいのですが…。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政
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牡鹿半島 停電中

2011年09月22日 10時54分28秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
当地でも大きな被害を残した台風15号。

大地震でダメージを受けた牡鹿半島にも大きな被害を与えています。
阿部邦子さんとの電話((22日午前11時)でわかったことは

昨日(21日)午後から停電中。
途中の桃浦あたりで電柱が倒れ、十八成、鮎川は陸の孤島状態。
今日、ボランティアがきて、一人7本のペットボトルを配布。
老人憩の家(旧十八成避難所)の下近くまで、潮がきて、まるで津波のきたようだった。
せっかく瓦礫を撤去したのに、また瓦礫ができた。
十八成仮設のモーターが停電動かず、水洗トイレの使用に支障をきたしている。

といったようなことです。

また、鮎川にある牡鹿ボラセンのツイッターからは以下の状況が流されています。

牡鹿ボランティアセンター管理物資倉庫が湊川氾濫のため冠水。一部水にぬれた物資を救出。
牡鹿総合支所の第二駐車場脇土砂崩れし、 第二駐車場の出入りが不能に。
牡鹿公民館周辺の道路も川となり孤立。
鮎川浜は湊川の氾濫で公民館前駐車場半分まで冠水。車を避難させている。総合支所より十八成浜で土砂崩れの模様。谷川地区道路通行止め。
現在水は引きつつあり瓦礫、たんす、茶箱などなどいろいろ流れてきたものが道路に散乱。(午前2時)

牡鹿半島の被害状況は、河北新報の記事もご覧ください。

十八成の被災状況を確認するために、事務局長の久世が今夜、現地に向かいます。

この地域のボランティア派遣については、今日の夕方までにはお知らせします。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政
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「あ。私、笑えるんだ」阿部邦子

2011年09月21日 22時54分52秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
十八成浜仮設の阿部邦子さんが、「石巻かほく」新聞(9月11日付)に寄稿された文章を、阿部さんの許可を得て紹介します。

寄稿「あ。私、笑えるんだ」阿部邦子(作家) 石巻かほく2011年9月11日(日)

 半年前の3月11日に、私はすべてを無くした。それまで生きてきた過去を、歴史を、断ち切られた思いだった。命があっただけ良かったと、多くの人が言ってくれた。だが、今だから言わせていただく。これから生きていく自信がないと、どれほど多くの被災者が、つぶやいたことだろう。

不気味な揺れ
 2時46分、私は石巻市街にいた。今まで体験したことのない不気味な揺れに、私はその場にしゃがみこんだ。女店員の悲鳴に我に返った私の手首を、夫がつかんだ。「行くぞ!」ドアのすぐ外に止めていた車に飛び乗る。ラジオをつける。大津波の警報が出ていた。なのに。夫は車を自宅に向けた。…え?わが家は海沿いにある。道路を一本横切れば、すぐに堤防。
 山道に入り、荻浜に差し掛かった時だ。前を走っていた車が突然止まり、バックして来ながら運転手が叫んだ。「戻れっ、津波だ、戻れっ!」夫が車を戻した。その数㍍先を、右から左へがれきの山が、すごい勢いでなだれ込んできたのだ。「山道に入れば大丈夫と思ったのに。まさかこんな所まで」夫がつらそうに、悔しそうに言葉を吐いた。高台に車を止めた。雪が降ってきた。寒かった。車にあまり、ガソリンはなかった。
 2カ所、避難所を変わって、地震から8日後に、地元、十八成浜にようやく戻れた。「もう少し落ち着くまで、見ないほうがいい」との夫の制止を振り切って、私は家の前に…。家があった場所の前に立った。ポカンとして私はつぶやいた。「あたしの家って、どこにあったんだっけ?」民宿もやっていて、部屋が18もあったわが家は、屋根一つ、残ってはいなかった。

リーダー補佐に
 十八成浜の避難所で暮らすうちに、いつしか私は、薬の保管責任者のほかに、スポークスマンの役割も担っていた。支援物資を責任を持って、皆に平等に配布する。避難所のリーダーのN氏が、私を補佐に指名し、多忙なN氏に代わって、多くのボランティア、医師団、自衛隊、警察隊、マスコミ等々との交渉や情報交換を、すべて私が担当することになったのだ。
 とにかく忙しかった。複数の団体と、並行して話すなど当たり前で、昼食をとれない日も続いた。あまりの疲れに不眠となった。何もかも失った喪失感も、不眠の原因ではあったろう。ボランティアや医師団の真摯な問いに、精いっぱい答えながらも、私は虚しかった。長い時間をかけて集めた蔵書たち。母の形見の貴金属たち。パソコンとともに、書きかけの作品たちも消え失せた。両親と私、夫と舅姑の子供の頃の写真など、ラミネートまでして大事にしていた。いとこが、知り合いが、多く亡くなった。姑も、ライフラインの悪化がもとで、5月30日に力尽きて旅立った。ごめんね。私は亡くなった人たちに、心の中で言った。私、助かっちゃってごめんね。

感謝の気持ち
 そんな私なのに、邦子さんがいてくれるから情報が得やすいと、訪ねてきてくれる人たちが、言ってくれるようになっていた。毎週毎週土曜日に、百人・二百人の態勢で来てくれるボランティアは、「ただいま」と言ってくれた。自衛隊と警察隊は、「邦子さんに会うと、パワーをいただけます」と言ってくれた。F県の警察隊が、任務終了の挨拶に来てくれて、私の前に整列して、隊長が言った。「邦子さんに、感謝を込めて敬礼!」「感謝するのは私のほうだよ」、そう言いながら、私は顔をくしゃくしゃにして笑っていた。…あ?私、笑えるんだ。負の魂がちょっとだけ溶けた気がして、夫をはじめ多くの人に、支えられていたと素直に感謝の思いがわいた。虚しさもつらさも癒えてはいないけど、この6カ月の間のことと自分の心の推移を、作家の視点で振り返ってみたいと、初めて思っていた。


あべ・くにこさん 
 1950年、仙台生まれ。尚絅女学院卒業後、仙台デザインスクールで学ぶ。79年から石巻市十八成浜で夫の栄悦氏と民宿を営む。傍ら執筆活動に情熱を注ぐ。子宮外妊娠、乳がん…と幾度となく重い病いを患いながらも前向きに生きる姿勢が読者の共感を呼んできた。
 主な作品に「うみべの小さなおきゃくさま」(理論社)、「マンマ質問箱」(日総研出版)など。石巻かほくに「おれは海の子」「十二支の童話箱」「方丈さんものがたり」「キョーホー館へようこそ」「まなざし」の5作品を掲載。講演の依頼も多い。
 民宿は東日本大震災で被災。現在、十八成浜の仮設住宅に暮らす。
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9月23日ZIP-FMに阿部邦子さんインタビューOA! 9月26日岐阜エフエムに久田生出演

2011年09月21日 16時10分05秒 | 講演・講座
ZIP-FMでは、
9月23日(金)13:00~16:00に「HOLIDAY SPECIAL POWER TO THE PEOPLE」をオンエアします。
Music Navigator/空木マイカさん。
番組コンセプトは「3月11日に発生した「東日本大震災」。ZIP-FMでは、震災直後から“POWER TO THE PEOPLE”を合言葉に、少しでも被災された方々の“力になりたい”という思いを込めて、チャリティー募金イベントや番組を実施してきました。そして震災から半年、被災地はまだ復興の途中。持続可能な支援が大切な今こそ、“私たちにできること”をみなさんと一緒に考えていきます。(番組HPから)」です。
この中で、十八成仮設の阿部邦子さんのインタビューがOAされます。9月18日に空木さんが十八成仮設を訪問され、1時間近くインタビューされました。空木さんは17日に石巻の渡波小学校避難所を訪問され、第24回の現地ボランティアの皆さんともお会いされています。
阿部邦子さんのインタビューは、午後3時30分頃の予定です。
なお、事務局長の久世が午後1時30分頃に電話インタビューされる予定です。
(時間は変更される可能性もあります)


9月26日(月)には、久田が岐阜エフエム「MORNING BARD」に生出演します。
パーソナリティの筒井明子さんは、月に1回のペースで愛知ボラセンの現地ボランティアに参加されています。そして、番組やブログで被災地のことを紹介していらっしゃいます。
OA時間は午前9時30分頃から。岐阜エリアの皆さん、よろしくお願いします。

久田光政


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愛知ボラセンロゴについて★

2011年09月21日 03時12分42秒 | スタッフのつぶやき
愛知ボラセン公式HPはこちら



こんばんは☆山田です。
台風の被害がどんどん大きくなっていき心配です。
みなさん大丈夫でしょうか??

今日は愛知ボラセンのロゴについて少しお話させていただきますね♪



ワンコインうちわを配布しているときなどに、
「可愛いねー★」とよくお声をかけていただくこの愛知ボラセンのロゴ!!

デザインオフィスハーベストの林みのりさんが、
ボランティアで制作して下さいました!!

まさに、“それぞれの立場で自分に出来る事を”ですね。
復興応援って、義援金を送ったり、物資を届けたり、現地へ行ったり、、、他にもいろいろ出来る事ってあるんですよね。



愛知ボラセンのロゴの男の子が持っている四つ葉のクローバー。
このクローバーには実は愛知ボラセンの思いが込められています。

四つ葉のクローバーとは、公園や道端などで人に踏まれ、成長点が傷つけられたためにできた奇形なのです。

四つ葉のクローバーのシンボル“幸せ”の由来は、
日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」の印とされています。

そして、残る四枚目の葉は「幸福」のシンボルと言い伝えられてきました。


傷ついたときに「幸福」が生まれる。


東日本大震災で、多くの方が大切なものを失いました。
でもきっと。絶対に幸せになれる。

愛知ボラセンはそう信じています。
愛知からみんなの愛を届けよう!!

愛知ボラセンのロゴの四つ葉のクローバーにはそんな思いが込められています。





山田のつぶやき★



月曜日、上の子と水族館に行ってきました!!
イルカショーを見に!!

え?写真がイルカじゃないって・・・??

そうなんです。
イルカ恐いんですって。。。

写真は隣にある遊園地で撮りました。。

名古屋港水族館って、海の中にいるような感覚になってもらうために、
壁一面の水槽(プール?)があるじゃないですか。

逆効果でした。

なので、イルカショーもそんなに喜んでもらえず、
小さな水槽にいたふぐを見て帰ってきました。

残念。

アンパンマンの勝ち。



※ちなみに私は、イルカショーすーーーっごく楽しかったです。
 何年か前に見たイルカショーよりもレベルアップしていて、見どころ満載でした!!
 あと、イルカと泳いでいたお兄さんたちが素敵に見えました。(笑) 
 おススメです♪

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台風への最大の備えと、今週末のボランティアの待機をお願いします。

2011年09月20日 16時18分16秒 | スタッフのつぶやき
守山区で庄内川が氾濫したと、午後4時すぎのニュースでの報道されています。
他にも多治見市で道路が川にようになっている映像も繰り返し流されています。

台風のコースも考えると、名古屋地域で甚大な被害がでる危険性が極めて高いと思います。

みなさん、どうか細心のご注意をお願いします。

愛知ボラセンとしては必要とあれば、
23日(金)、24日(土)、25日(日)に災害ボランティアを実施します。
今の段階では、ボランティアバスは出さず、
被災地近くの駅(複数の可能性もあり)に午前8時頃に集合し、
災害ボランティアセンターをべースに活動をするつもりです。
保険加入事務を円滑にするために、申込フォームも作成します。

なお、22日、23日出発の紀宝町ボランティアについては、
愛知ボラセンの小さな力では困難と考え、中止せざるをえないと判断し、
参加予定の皆さんにはメールでその旨をご案内しました。

十八成ボランティアは愛知ボラセンの根幹と考え、予定通り実施します。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政


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名古屋市で109万人に避難勧告

2011年09月20日 14時26分51秒 | スタッフのつぶやき
台風15号の大雨の影響で、名古屋市をはじめ、春日井市、多治見市で避難勧告が出されています。
岡崎市では床上浸水も出ています。

詳しくは中日新聞の記事をご覧下さい。
(記事は50万人の時点のものです)
大事にならなければいいのですが…

私が務める学校は午後から休校。生徒の保護者全員と安全確認をしてから帰宅させました。
今週末の文化祭準備が遅れるのを担任としては困っています。

久田光政
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9月18日 紀宝町活動報告

2011年09月20日 01時32分15秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

スタッフ石田です。
遅くなりましたが、9月18日の紀宝町活動報告をいたします。

今回、我々は4件のお宅に入り活動をしてきました

主な活動内容

チームA
隣のタイヤ工場から流れ着いたタイヤを撤去する

チームB,C
住宅床下のドロだし、住宅付近のドロ撤去

チームD
水につかってしまった家財道具の撤去、それによる生活スペースの拡大

っという形になっております


活動詳細

チームA ~バラ畑のタイヤ撤去~


隣接しているタイヤ工場から、水害でタイヤが流れてきて
バラ畑だった場所にタイヤが散乱していました。
そのタイヤを集めて、トラックに積み込み集積場まで行き積み降ろすというお仕事です。

タイヤの内側にはまだ泥水が溜まっており、その泥水を浴びながらも
タイヤを転がし、除去していきました


↑作業開始直後
↓作業終了直前

見事にタイヤが除去されました。
綺麗なバラ畑が復活することを願います。


チームB ~床下のドロだし、終わらない家財運び出し~

チームBの担当したお宅は写真の右側上のほうのお家です。

少し、小高いところにあるように見えますが、手前小屋の屋根にドロが積もっていることでわかるように
水位はそれ以上のところまできています。

この日は、ボランティアで大工さんの一団が来てくださっており、床板をはがしていってくれました。

床下に高く積まれたドロ、まだ水分が抜け切っておらず粘度をもっていました。
畑の土も混ざっているため匂いもありました。
懸命にドロかきを行いましたが一日では運びきれない量のドロがまだ残っているとのことです。
別れ際、車で遠ざかるお家の庭で
お母さんが作業をしながらも手を振ってくれたこと
作業をしながらじゃないと間に合わない量の仕事があることが、印象に残りました
継続した活動が必要です。

チームC ~床下のドロだし、高いドロの壁~

チームCの担当したお宅はチームBの活動場所の奥にありました

屋根にドロの積もった小屋の『道』を入っていったところにあります。
お家の人の話では、被災当初、この『道』はなかったそうです。
重機でドロを掻き分けて『道』を作ったとのことです。
壁になっているドロの高さまで堆積していたという事でしょう。


庭にも泥が詰まっており、最近何とか車が出入りできる程度には除去ができたとの事です。
チームBのお宅に大工さんが入っている間に庭の領域を少しでも広くできるようにドロかきをいたしました。

大工さんに床板をはがしてもらい、床下のドロだしです。
結構、乾いてひび割れしており手で持って運ぶことができました。
隣に川が流れていたのですが、土砂で川の流れが変わってしまい少し低い林の中に川が流れています。(見えにくいですが↓写真奥に川があります)

それでも、川が流れていた名残の流木が高く積みあがっていました


床下のドロだしがひと段落した後、お家の周りのドロも除去しました。
「これで床下にも風が通る」と非常に喜んでいただけました。

帰るギリギリまでお庭の掃除をしました。
帰り際に『また、復興したとき、遊びに来てください』とお声をいただきました。
そのときは、よろしくお願いいたします!

チームD ~家財道具の運び出し、生活スペースの整備~

チームDの担当したお宅は、ご年配夫婦のお家でした。
1階部分の半分は何とか片付いていたのですが、2階部分がほぼ手付かずの状態(たんす等が横倒しになっている)でした。
1階部分の残り半分も木材で埋まっており、生活スペースは1階の半分と2階の1部分のみという状態でした
そこで、2階窓から下に向かって家財道具をおろし(人がいないこと等を十分確認して行いました)
広くなった2階部分の1部屋を綺麗に掃除しました。もう1部屋はゆっくり片付けていくとの事です…。

1階の木材で埋まった部分も道を作り、搬出しやすいように整備しました。
ドロで汚れた玄関や部屋をきれいにして
『乗りたいの』でと言われた自転車をぴかぴかに
少しでも暮らしやすいように配慮を重ねて
自転車に乗って買い物などに行って少しでも元気になっていただけたらっと思いました
注:チームDの活動写真はありません。2階の半分を1人黙々と片付ける姿を見ていたら『写真取らさせてください』とはどうしても切り出せませんでした。
申し訳ありません



最後に今回、チームA、DとチームB、Cの活動場所が若干離れていました。(徒歩5~10分ぐらい)
何回か歩きで往復した中で撮った写真です

台風2号が上陸したときの水位が記録されていました。
今回の台風はこれを上回る水害でした…。


通り道の田んぼの写真2枚です
よく晴れた1日でした

日中、気温がどんどん上昇していったため
熱中症の心配などもありましたが、
区長さんや地元社共の方々が気にかけてくださり
飲み物を分けていただきました

支え、支えあえるように
これからもがんばっていきましょう


紀宝町ボランティアセンターのブログに活動内容の写真が掲載されていました。
あわせてご確認ください

紀宝町ボランティアセンターブログ

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くぐなり食堂

2011年09月19日 23時57分05秒 | [東日本大震災]宮城県牡鹿半島十八成ボランティア
こんばんは、スタッフさえです(^^)
先ほどまでの雨にはびっくりしました。
皆さん、大丈夫でしたでしょうか?

報告遅くなりましたが、週末の十八成浜での現地ボランティアの様子です。
といっても、今回は「くぐなり食堂」をお伝えさせていただきます。
半分ほど個人的な内容もありますが、お許しください。


そもそも「くぐなり食堂」とは。

これまで十八成浜では、がれき撤去等を中心に活動してきましたが、9月より少し内容が変わってきました。
仮設住宅へ生活が移られ、そこで私たちに何かできないかと・・

昼食をつくり、お喋りしながら一緒にごはんを食べよう!
と、企画したのがサタデーランチプロジェクト「くぐなり食堂」なのです。

分かりやすく言うと、炊き出しとか仮設への慰問なのですが。
十八成浜で築いてきた関係からも、そんな形式的なものではないような気がして。
カレーとか焼きそばとか、いかにも炊き出し!といったメニューではなく、
また、ただお宅に届けるだけでもなく、
「食事」として楽しんでいただけるものを考えていきたいと思っています。

先々週、
第1回目は「炊き込みご飯/具だくさんみそ汁/もやしのおひたし」



今回、
第2回目は「菜めし/サバの味噌煮/けんちん汁」



メニューを考えたのはいいものの、
恥ずかしながら・・メインとなる炊き込みご飯やさばの味噌煮は作ったことがない私でした。
当日までに練習する、私にとっても大変ありがたい(正直プレッシャーの大きな)機会となっています。


実際は、参加してくださったボランティアの方が
効率よく調理できる方法のアイデアを出し合い、みんなで味見をしながらおいしさを追求し、愛情たっぷり込めて盛り付ける!
そんな流れで、


家庭の量とははるかに違うので





試行錯誤しながらといった感じです。



ここ2回は、

十八成浜地区の仮設住宅、小沢地区、鮎川小学校の仮設住宅へお届けしています。

130人前後の方に召し上がっていただきました。

一緒にごはんを食べた方はそのうち1/3くらいの方ですが、嬉しい声をたくさん聞きます!

「今までまぜごはんを食べられなかった子が、残さず食べてくれる」

「東北と関西(愛知)は味が違うと思ってたから不安だったけど、合う!2回とも好きな味」

「うちのお父さん。先週はもらうだけだったけど、今朝は今日もあるのか?と気にして、時間にはすぐ来たわ。一緒に食べてくれた」

「食堂だから、食べたいもの言っていいのよね~?」

・・・とっても嬉しい反面、どんな注文が入るか内心ドキドキしながら、次のメニューを考えます。



食堂を通して、
顔の見える関係、輪が広がっていくといいなぁと思います。


あっ。料理が得意でない方も、力仕事の方が・・という方も、新たな発見があるかと思いますよ☆
20kgの米炊きとか、大なべの洗い物とか、力仕事あります!笑


またとっておきのレシピがある方も、教えていただけるとありがたいです!
年配の方が多くいらっしゃいます。でも週に1回のスペシャルランチなので、彩りもバランスもよくしたいなぁと思っています。




わーー!またこんな時間になってしまった。
脱アナログ目指して、ゆっくりblogトライしつづけます(笑)

スタッフ さえ
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紀宝町へボランティアバスが出発しました!!

2011年09月18日 04時07分31秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

愛知ボラセン公式HPはこちら


こんばんは☆副代表の山田です!!
ご報告が送れましたが、先程、23時少し前に紀宝町へ向けてボランティアバスが出発しました!!

明日、一日活動をし、明日の夜22時頃に東別院に帰ってくる予定です!!

紀宝町の皆さん待っていて下さいね!!

チーム愛知ボラセンの皆さん、頑張ってきて下さい!!
山田は名古屋からエールを送ります!!

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本日(17日)出発の紀宝町ボランティアは予定通り実施します

2011年09月17日 10時32分50秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

本日17日、午後11時出発(午後10時集合)の
台風12号豪雨被害・三重県紀宝町現地ボランティアは予定通り実施します。

昨日16日出発の紀宝町ボランティアは、台風による強雨、国道42号線の不通で中止しました。
国道42号線は、本日午前7時に片側交互通行できるようになりました。

和歌山県新宮市では土砂ダム決壊の危険性が高まり、全域に避難勧告が出ていますが、
紀宝町を含め三重県では避難勧告は出されていません。

また、本日午前10時の紀宝町の天気は晴れ間もあり、明日も晴れの予報です。
紀宝町では今日もボランティアセンターは開設され、活動は行われています。

こうした状況から、本日(17日)出発の紀宝町ボランティアは予定通り実施することにします。(雨対策は怠りなくお願いします)

なお、ご不安な方はご自身のご判断でお取りやめ頂きますようお願い申し上げます。

キャンセルにつきましては
 cancel.aichiborasen@gmail.com 
 090-6590-3117
 の両方に必ずご連絡下さい。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政

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気分転換☆

2011年09月17日 03時09分18秒 | スタッフのつぶやき
愛知ボラセン公式HPはこちら


真夜中にこんばんは。山田です!!
ブログテンプレートをハロウィンにしてみました!!
季節感って大事ですね!!
でも・・・見にくかったら戻すのでまた教えて下さい!!

いつの間にかもうですね。

夜と朝が寒くなってきたので、みなさん風邪をひかないように気をつけて下さいね!!



あぁ、、、上の子が・・・寝てくれません。
正式には、一度寝て起きてから寝てくれません。。。



こういう日もある。と思って頑張りますーーー



16日金曜発の台風12号紀宝町ボラが中止になりましたが、今日17日土曜は出発予定です!!

とはいえ、現地の状況次第ですので、決行出来るかどうかはまたブログ等でご報告しますね!!
お手数をお掛けしますがチェックよろしくお願いします!!
皆さんよろしくお願い致します☆

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紀宝町台風12号豪雨 第2回ボランティアは中止します

2011年09月16日 11時17分09秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

紀宝町台風12号豪雨 第2回ボランティア参加者の皆さんへ

明日は台風15号の影響で、現地は強雨が予想されています。
午前10時に紀宝町災害ボランティアセンターに問い合わせました。
その時点では明日の休止は決まっていませんでした。
そして公民館などの室内の活動はあるかもしれない、とのことでした。

しかし、ボランティア活動が必ずあるということは担保されているわけではありません。
いろいろと判断に迷いましたが、今夜のボランティアバスは中止します。

明日17日出発の第3回ボランティアバスの座席は余裕があります。
ご都合のつく方はぜひとも第3回にご参加ください。

なお、このブログをご覧になられた方は、
ずお名前を記載の上、確認メール(aichiborasen@gmail.com)をご送信ください。
また、17日の第3回ボランティアにご参加頂ける方はその旨もお書き添えください。

愛知ボランティアセンター
 代表 久田光政

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9月11日 3・11チャリティーイベント決起大会を開きました!

2011年09月16日 10時34分43秒 | 被災者応援犠牲者追悼イベント「エール」

愛知ボラセン公式HPはコチラ

みなさん、こんにちは!!
愛知ボラセンの徳倉大司です。

実は、来年に行われる東日本大震災被災者応援チャリティーイベントについて
この度、3・11チャリティーイベントの広報の仕事をすることになりました。
ホームページの更新などこれから行っていきますので、みなさんよろしくお願いいたします!

イベント名の発表です!!


3・11東日本大震災被災者応援チャリティーイベント
「エール 1st~みんなのを届けよう~」



そして、9月11日に実行委員会の決起大会を別院で行いました!
参加者はなんと50名超です!
ホームページやtwitterなどで実行委員会があることを知り、初めて愛知ボラセンの活動に参加された方もいました。

この決起大会の日は東日本大震災から半年。
亡くなられた方を悼み、黙とうから始まりました。

黙とうの後、
三重県紀宝町での活動報告
宮城県石巻市牡鹿半島十八成浜地区での活動を報告。

また、久田光政代表が愛知ボラセンのこれまでの活動の総括を行いました。
※ 詳しくは愛知ボラセンについて(9/13更新)をご参考ください。


決起大会では久田代表が、本イベントの趣旨、企画の説明などを行いました。東日本大震災から1年後の2012年3月11日にチャリティーイベントを実施し、犠牲者を悼み、被災者を応援し続けることを愛知のみなさんと確認する機会とし、収益は全額、愛知ボラセンの震災遺児孤児激励金に充てる。

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現在、こんな企画が案としてあがっています!
☆チャリティーコンサート
☆石巻・牡鹿半島十八成浜地区仮設住宅→東別院758km 被災者応援リレーマラソン
 3月8日(木)に十八成浜を出発し、リレーで「絆」をつなぐ。ランナーはいつも走っている人に参加して頂き、4日間をかける計画。車イスランナーの方にも参加していただけるといいなと考えています。代表の久田(55歳)も55キロメートル走ります。また名古屋市緑区左京山付近からは様々な方にご参加いただき一緒に走っていこうという企画です。このリレーマラソンで伝えたいことは「人の力」。みなさんの想いをのせて走り抜けます。

☆15,763本のキャンドル
 大震災で亡くなった方の本数、ロウソクを灯します。
 (15,763本は9/13現在の犠牲者数です)

また、トークイベントやシンポジウム、模擬店
十八成浜の方を名古屋に呼びたいということなど様々な企画が提案されています!
これから徐々に企画を作って作って詰めて詰めていこうという形です。

最後にみなさんにアンケートにご協力いただき、
決起大会をお開きにしました。

第2回実行委員会
 10月2日(日)10:00~12:00 東別院対面所(1階)予定

参加されたみなさん、お疲れさまでした。
日程の都合などで参加できなかった方も、
実行委員は随時募集しておりますので、実行委員会にご参加ください!!

愛知ボラセンも3・11チャリティーイベント実行委員会もよろしくお願いいたします!

*各局長についての説明がありましたが、削除させて頂きました。
各局を設けるのではなく、実行委員会にご登録いただいた方と、各プロジェクトを分担して
活動していきたいと考えています。
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【急募】台風12号 紀宝町活動 今週まだまだ人手必要です!!お力お貸しください

2011年09月15日 08時41分39秒 | [平成23年(2011年)台風12号]三重県紀宝町ボランティア

事務局長の久世です。

活動報告をさせて頂きましたが
私たちが一日で出来る活動は限られています
まだまだ手の届かない地区が沢山ありますし
支援を必要としている方は沢山います

愛知ボランティアセンターでは
引き続き地元、三重県の応援活動をしていきたいと思います。
ぜひご参加ください

◎日時 申し込み人数は、15日午前現在の申し込みされた人数です。
  台風12号被災地ボランティア第2回(定員 50人)←申し込み人数が足らず、50名に変更 
  出発 9月16日(金) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   17日(土) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
     申し込み人数:22名

  
  台風12号被災地ボランティア第3回(定員 50人)←申し込み人数が足らず、50名に変更
  出発 9月17日(土) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   18日(日) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:27名


  台風12号被災地ボランティア第4回(定員 50人)
  出発 9月22日(木) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   23日(金) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:13名

  台風12号被災地ボランティア第5回(定員 50人)
  出発 9月23日(金) 集合時間:午後10時 集合場所:東別院
  帰名   24日(土) 解散場所:名古屋駅 午後9時30分頃・東別院 午後10時頃(予定)
        申し込み人数:6名

◎応募先  
愛知ボランティアセンター公式HP 応募フォーム


活動場所 
 三重県紀宝町

参加費(保険代・バス代含む)
 7,000円(※助成や補助などがないためにこの金額です)

定員 
 先着順です。定員に達した場合はブログにて報告します
 各回ごと定員に達しない時は中止を致します
 
◎朝食、昼食、飲み物持参

◎長靴、長袖、長ズボン、耐油手袋、マスク、着替え
 あればチェーンソー、その他の工具
 愛知ボラセンではスコップ、土嚢袋、コンテナボックスなど一通りのものは持っていきます。

◎なお、十八成仮設慰問ボランティアは予定通り実施します。

事務局長 久世義晃

コメント (9)
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