介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3963号 韓国における「療養保護士」について

2010-09-27 06:18:27 | 韓国
第18回日本介護福祉学会(岡山県立大学)第2日 9月19日 第6-B 分科会

宣 賢奎(共栄大学)・住居広士(県立広島大学)
 韓国の介護保険制度における療養保護士養成の現状と課題
要旨集p.167 発表時間2010.09.19 10:20~10:40 於:6101教室 

朴 仁淑(立命館大学大学院)
 韓国における療養保護士の専門性に関する研究
要旨集p.168 発表時間2010.09.19 10:40~11:00 於:6101教室 


上記2報告の要点をまとめてみます。

1 「療養保護士」の1級と2級があったが、2010年4月から一本化された。

2 日本のホームへルパーをモデルにしている。

3 養成時間 230時間→引き上げが提案されている。

4 国家試験制度は、年2回実施。2010年8月14日に第1回試験。
 36,967人が受験、合格者は36,482人 合格率:98.69% 

5 宣氏の発表では、日本の介護支援専門員に相当する「療養保護管理士」の創設を提案していた。


韓国の介護保険制度(直訳では、老人長期療養保険制度)に関しては、

「介護福祉研究」カテゴリ817 「韓国介護」

を参照ください。
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2 コメント

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お待ちしておりました! (げんき)
2010-09-27 08:19:41
来月の訪韓に向け、事前学習の必要性を感じていました。

10月7日に、西下教授が訪問された施設を少し
見せていただき、その後、そこの事務局長さんと
最初にその施設を紹介してくださったソウル福祉財団の
職員の方と「権兵衛」する予定です(笑)

笑福会としては、現地の職員の方との交流を第一の
目的として、可能であれば、日本側からの発信、
例えば、会長のレク講座、田中さんの介助技術講座、
笑福会バンドによる演奏?
そのようなことが実現できるよう準備をしようと思っています。

10月の下見で、ほかに確認すべきことはないでしょうか。

受け入れ側の都合のいい(悪い)時期を伺っておく必要が
ありますね。

私たちは来年のいつぐらいにいくかもそろそろ決めないと
いけないような気もしています。

すでに多くの交流 (bonn1979)
2010-09-27 09:14:34
げんきさん

学会では
韓国の留学生による発表などがあり
ネットで調べると
すでに
日韓では多くの交流の蓄積がありますね。

「笑福会」の方では
「国際」と「介護」の両方の世界に身をおく人が多く楽しみです。

たしかに
日程案をもう決めていくことが必要ですね。
それぞれ忙しいので
会長、げんきさん
の日程を軸に、先方の都合を聞いて
決めることになりますね。

プログラムとしては
ご提案のように
現場スタッフならはではの交流・研修に
意味がありますね。

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