【庭で採れた】
大隅の家内の実家は、義母が老人ホームにいるため、現在は空いたままです。
マンション暮らしが長い我が家では、庭に出るということも絶えて久しい。
妻は、義母に会って、時間があれば(というのは施設と実家とは遠い)、その庭に寄って野菜や花を植えている。
写真の袋の中の黒いものは、その実家の庭で採れたゴマです。
近くの知り合いの方に採りいれなどお願いしているが、タネを植えたのはたしかに妻です。
1泊して昨日夕方、この2袋をもって帰った。(写真)
全部で5袋採れたという。今日の昼は、さっそく炒っておひたしにかける。
【世界を伝播して】
ゴマは、アフリカが原産地で、いろんなルートをたどり5000年以上の年月をかけて15,000キロ以上の道のりをたどって日本に伝わった。
遺伝子的なタイプわけをすると、アフリカのゴマは3つの型しかないが、日本では15の型があり、世界で日本が最もゴマの種類が多いという。
(写真右手にうっすら見えるのは、小林貞作『ゴマの来た道』岩波新書、1986)
この本の著者の小林先生(2001年に亡くなっておられる)は、招かれて世界に日本のゴマの改良種を普及させている。p.131
【ゴマリグナン】
ゴマの50%が油分であり、カルシウム、マグネシウム、鉄などの含有量が多い。
微量成分のなかにゴマの天然化合物であるゴマリグナンという成分が含まれている。
これらが、抗酸化物質で活性酸素を取り除く。肝臓を守るほか、老化を遅らせる。
現在、日本で使用するゴマは、殆どが輸入である。
【鹿児島のゴマ農家】
日本経済新聞(2008.08.23、日経PLUS1)の取材記事(エレファス伊藤宏子の署名記事)では、鹿児島県の北部(湧水町)に鹿北製油というゴマ製造会社がある。1984年から始め、現在は700軒近くの契約農家がある。
ゴマは90日という短い収穫期間が特色だ。農薬や化学肥料を使わなくても育つ。
このほか、地元紙「南日本新聞」2008.09.25付けの切抜きには、
・ 日本一のゴマの産地喜界町(白ゴマ)
・ 南さつま市金峰地区(金峰ごま生産組合)
の記事が載っています。
* 妻は、かねてゴマに目をつけていたらしい。
【歯科臨床へのセサミオイルの効果】
インドの伝統的な医療を「ア-ユルヴェーダ」といいますが、たまたまいま通っている歯科医院の副院長篠原壽和先生は、このインドの医療からヒントを得て、ゴマ油の歯科診療への応用を試みておられる。
坂之上介護福祉研究会 835 AYURVEDA
第31回日本ア-ユルヴェーダ学会東京研究総会(2009.11.27-29 )において、篠原先生が発表されたレジュメを拝見する機会がありました。(抄録集、p.42 S1-3)
・ 知覚過敏の患部にセサミオイルを塗布
→歯口清掃時の摩擦に対する痛みや摂食時の疼痛抑制効果
・ 口呼吸患者における口唇乾燥に塗布することで、唇の荒れや炎症の改善が早まる効果
・ 義歯装着時にセサミオイルを応用した場合
→クラスプ接触時の疼痛や義歯装着感、離脱抑制効果、食品付着抑制効果
その他、専門的になるので詳しくは書きませんが、矯正装置装着者、加齢性の口腔内乾燥患者などへの効果が認められたという。
大隅の家内の実家は、義母が老人ホームにいるため、現在は空いたままです。
マンション暮らしが長い我が家では、庭に出るということも絶えて久しい。
妻は、義母に会って、時間があれば(というのは施設と実家とは遠い)、その庭に寄って野菜や花を植えている。
写真の袋の中の黒いものは、その実家の庭で採れたゴマです。
近くの知り合いの方に採りいれなどお願いしているが、タネを植えたのはたしかに妻です。
1泊して昨日夕方、この2袋をもって帰った。(写真)
全部で5袋採れたという。今日の昼は、さっそく炒っておひたしにかける。
【世界を伝播して】
ゴマは、アフリカが原産地で、いろんなルートをたどり5000年以上の年月をかけて15,000キロ以上の道のりをたどって日本に伝わった。
遺伝子的なタイプわけをすると、アフリカのゴマは3つの型しかないが、日本では15の型があり、世界で日本が最もゴマの種類が多いという。
(写真右手にうっすら見えるのは、小林貞作『ゴマの来た道』岩波新書、1986)
この本の著者の小林先生(2001年に亡くなっておられる)は、招かれて世界に日本のゴマの改良種を普及させている。p.131
【ゴマリグナン】
ゴマの50%が油分であり、カルシウム、マグネシウム、鉄などの含有量が多い。
微量成分のなかにゴマの天然化合物であるゴマリグナンという成分が含まれている。
これらが、抗酸化物質で活性酸素を取り除く。肝臓を守るほか、老化を遅らせる。
現在、日本で使用するゴマは、殆どが輸入である。
【鹿児島のゴマ農家】
日本経済新聞(2008.08.23、日経PLUS1)の取材記事(エレファス伊藤宏子の署名記事)では、鹿児島県の北部(湧水町)に鹿北製油というゴマ製造会社がある。1984年から始め、現在は700軒近くの契約農家がある。
ゴマは90日という短い収穫期間が特色だ。農薬や化学肥料を使わなくても育つ。
このほか、地元紙「南日本新聞」2008.09.25付けの切抜きには、
・ 日本一のゴマの産地喜界町(白ゴマ)
・ 南さつま市金峰地区(金峰ごま生産組合)
の記事が載っています。
* 妻は、かねてゴマに目をつけていたらしい。
【歯科臨床へのセサミオイルの効果】
インドの伝統的な医療を「ア-ユルヴェーダ」といいますが、たまたまいま通っている歯科医院の副院長篠原壽和先生は、このインドの医療からヒントを得て、ゴマ油の歯科診療への応用を試みておられる。
坂之上介護福祉研究会 835 AYURVEDA
第31回日本ア-ユルヴェーダ学会東京研究総会(2009.11.27-29 )において、篠原先生が発表されたレジュメを拝見する機会がありました。(抄録集、p.42 S1-3)
・ 知覚過敏の患部にセサミオイルを塗布
→歯口清掃時の摩擦に対する痛みや摂食時の疼痛抑制効果
・ 口呼吸患者における口唇乾燥に塗布することで、唇の荒れや炎症の改善が早まる効果
・ 義歯装着時にセサミオイルを応用した場合
→クラスプ接触時の疼痛や義歯装着感、離脱抑制効果、食品付着抑制効果
その他、専門的になるので詳しくは書きませんが、矯正装置装着者、加齢性の口腔内乾燥患者などへの効果が認められたという。
私の高校時代に、ほぼ毎日食べました。
黒ゴマの効き目については、以下のサイトを見てください。
http://www.yiyanfang.com/shipu/shicaigongxiao/heizhima_13114/
中国の情報を
ありがとうございました。
もともと
ゴマは中国から日本へ渡ってきたものですね。
日本ではかってたくさん作られていたのに
いまは
殆ど輸入になっていることが
残念で
実際に作ってみたら簡単だった・・
というので
我が家では喜んでいます。
これが歯科医療などで
意味ある活用が図られるのであれば
素晴らしいのでは?
と思っています。
栽培もしやすいのですか?!
お年寄りにも扱いがしやすければ、取り入れてみたいですね。
生育期間も3か月なら適当かな…
3月から始めるつもりなのに、計画立たず―
強力なボランティアのHさんもご家庭の事情でお願いできなくなり―
考えること逃げたくなりそうな今日この頃…
つい、こぼしました。
陳さんのコメントも懐かしくて。
コメントの本題は、ゴマ油でした!
太白油(白いゴマ油)が口腔ケアに有効だと、
研修から紹介した同僚がいました。
診療で用いられているとは!
半信半疑でしたが、取り入れてみたいです。
コメントありがとうございます。
お忙しいご様子貴ブログからも
うっすら感じてはいます。
これから種まきの季節ですね
実際
植えるのは簡単(草取り程度)
早く実る
美味しい
栄養がある
エピソード多い(ゴマすり、ごまかす)
油にしてうがいする効果を
私も試してみようか
と思っています。
*Pさんがtwitterはじめたようです。
Qさんも気分転換にいかが。(無料。携帯OK)