【ケアという思想】
岩波書店から
『ケア その思想と実践』というシリーズ全6巻が刊行され、
その第1巻『ケアという思想』
について、紹介しました。
このブログでは、
2008.04.22 大熊由紀子(冒頭の論文)
2008.04.23 浜田 晋 (最後の論文)
を紹介しました。
きょうは、
「逆転の思想ー問題だらけの出発」p107-p124です。
著者の、向谷地 生良(むかいやち いくよし)
は、医療ソーシャルワーカー。1978年から、べてるの家(その前身の「どんぐりの会」から)の活動に携わる。
現在、北海道医療大学看護福祉学部教授。
【論文の構成】
1 ”問題だらけの場”としての「べてるの家」
2 「悩む」ことの可能性
3 経験という宝
4 「無力」のアプローチ
5 「病気」の力ー病気も回復を求めている
6 終わりにー問題だらけからの出発
【簡単な要約は無理・・・】
これまでの福祉観、医療観を覆すものです。
問題があることをそのまま力ととらえ、援助者たる専門家は、「無力さ」をわきまえ、当事者のよきパートナーとなる・・p117
とう考え方は、
教室や地域開発などにも活かすことのできる発想ではないかと思われました。
是非
べてるの家
をご覧ください。
【岩清水日記】
岩清水日記
の、2008.01.22の記事をお読みください。
【安曇野カンポンLIFE】
安曇野カンポンLIFE
2006.08.16
では、「べてるの家から吹く風」について紹介しています。
*今日の写真は安曇野カンポンLIFE 2008.04.20 の3枚目から。
【鹿児島への影響】
この春、勤務する大学の修士課程を卒業した院生Nさんのテーマが、べてるの家鹿児島版ともいうべき実践活動を対象としたものでした。(指導教授:T先生)
【11年前】
1997年
私が東京から北海道医療大学へ赴任してすぐ
大教室で行われたべてるの家のスタッフによる講義を学生と一緒に聞く機会がありました。向谷地さんもご一緒に浦河から大学へ見えた。
当事者による学生への語り、当時としては、大変斬新な試みだったと思います。
あのときの衝撃をいま新たにしました。
岩波書店から
『ケア その思想と実践』というシリーズ全6巻が刊行され、
その第1巻『ケアという思想』
について、紹介しました。
このブログでは、
2008.04.22 大熊由紀子(冒頭の論文)
2008.04.23 浜田 晋 (最後の論文)
を紹介しました。
きょうは、
「逆転の思想ー問題だらけの出発」p107-p124です。
著者の、向谷地 生良(むかいやち いくよし)
は、医療ソーシャルワーカー。1978年から、べてるの家(その前身の「どんぐりの会」から)の活動に携わる。
現在、北海道医療大学看護福祉学部教授。
【論文の構成】
1 ”問題だらけの場”としての「べてるの家」
2 「悩む」ことの可能性
3 経験という宝
4 「無力」のアプローチ
5 「病気」の力ー病気も回復を求めている
6 終わりにー問題だらけからの出発
【簡単な要約は無理・・・】
これまでの福祉観、医療観を覆すものです。
問題があることをそのまま力ととらえ、援助者たる専門家は、「無力さ」をわきまえ、当事者のよきパートナーとなる・・p117
とう考え方は、
教室や地域開発などにも活かすことのできる発想ではないかと思われました。
是非
べてるの家
をご覧ください。
【岩清水日記】
岩清水日記
の、2008.01.22の記事をお読みください。
【安曇野カンポンLIFE】
安曇野カンポンLIFE
2006.08.16
では、「べてるの家から吹く風」について紹介しています。
*今日の写真は安曇野カンポンLIFE 2008.04.20 の3枚目から。
【鹿児島への影響】
この春、勤務する大学の修士課程を卒業した院生Nさんのテーマが、べてるの家鹿児島版ともいうべき実践活動を対象としたものでした。(指導教授:T先生)
【11年前】
1997年
私が東京から北海道医療大学へ赴任してすぐ
大教室で行われたべてるの家のスタッフによる講義を学生と一緒に聞く機会がありました。向谷地さんもご一緒に浦河から大学へ見えた。
当事者による学生への語り、当時としては、大変斬新な試みだったと思います。
あのときの衝撃をいま新たにしました。
この記事にあります,
“この春、勤務する大学の修士課程を卒業した院生Nさんのテーマが、べてるの家鹿児島版ともいうべき実践活動を対象としたものでした。(指導教授:T先生)”
このNさんの修士論文を読みたいのです。
私が読むことのできる方法はありませんでしょうか。
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
鹿児島県下でべてるの家のことを学んで実践している組織に「萌え」というのがあります。
Nさんの修士論文はこの活動をフォローしたもので学内で高い評価を受けました。
修士論文が印刷・公表されるのは例年ずいぶん時間がかかるようです。(2007年春の卒業の人のがまだですから・・)
学会誌などに投稿されていればそちらを見ていただく方法があります。
指導されたT先生にお聞きしてみます。
その結果を「ひまわり」さんのブログにご連絡します。
わが国全体に院生の仕事を公開する方法は遅れているようです。(私の勤務する大学院では、テーマの一覧さえ公開されていません!)