介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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宮崎の園芸療法は進んでいる

2008-01-29 22:02:53 | 園芸ケア
【休暇中も演習は継続】
今日4時限目
大学院修士1年Q さんと演習。

といっても
先週、Q さんが、宮崎の園芸療法の実際を聞き、専門の先生から
ご指導をいただけた、その概要の報告でした。

【宮崎県に3日間いた院生】
宮崎県には、
・宮崎大学
・九州保健福祉大学
・南九州大学
という園芸療法のカリキュラムをもつ大学が3つ
(鹿児島県にはないのです・・)

先週
月曜日には
NPO法人で通所介護施設へ南九州大学のH先生と、学生たちで実習に随行させていただくという形で参加した由。
管理者は看護職10年の方。
宮崎大学の院生(博士1年)がボランティアで参加。

水曜日には
南九州大学のH先生と学生たちで
老人保健施設で園芸療法をやっているところへ向かう。
H先生からは、先行研究のコピーや調査票の例などをいただく。

火曜日は
九州保健福祉大学のK先生(この方は、今の大学の前は、上記南九州大学におられた)
にお会いし、研究方法についての示唆をいただき、学会発表論文など先行研究の資料をいただいた。
(私も、今日、見せていただき、幾つかはコピーを取る)

【回想法や音楽療法とともに・・】
私が、今夜のうちにアップしようと思ったのは、
平成14年(2002年)3月23日に、宮崎市内で開催された
「第4回 宮崎県・痴呆を考える会」の開催企画書を見たからです。

講演として、
東京から、日本社会事業大学の今井幸充先生をお迎えしている。

その前に、シンポジウムが企画されている。

テーマは、
:痴呆へのアプローチ「リハビリテーション」選択と評価
となっていて、
4人の発表。

1 作業療法について  N 病院 作業療法士
2 回想法について   K 病院 心理士
3 園芸療法について  南九州大学 K先生(当時)
4 音楽療法について  宮崎音楽療法研究会会長(前宮崎女子短大教授)
司会は、K 病院院長です。

【鹿児島ではこのような企画はまだまだ・・】
鹿児島県でも、痴呆(今は「認知症」と呼ぶようになった)に関する研修や講演会はありますが、多くは、医師主導型ですね。

6年前の宮崎のこの企画は、
・医師が入っている。
・関係する専門職が入っている
という点で、鹿児島でも見習ってほしいと思いました。
(ちょっとまだまだ時間がかかりそうですが・・)
・「家族の会」の他、関係の専門職団体が後援している。
(社会福祉士会や介護福祉士会も入っている)
・(企業の協賛を得ているので)入場無料。
どなたでも参加できます・・とあり、「当日、会場においでください」
(鹿児島だと、事前届出。会場でチェックというパターンが多い)
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