写真は、見見楽楽~九州ぶらり放浪記~の2009.11.25付け記事からお借りしています。1815年建築の上田家。熊本県天草。
【17歳と68歳】
人間の値打ちは、学位ではない。
サブタイトルに、
汐華千笑さんのブログから引用しています。最近読み始めています。
その深い人間洞察と、生きていく悩みの吐露は
数多いブックマークの中でも白眉だと思います。彼女、17歳。
私は、1965年に大学を卒業している。
先日、東京で大学のクラス会があった。私は出ませんでした。
50人余りのクラスですでに7名がなくなっています。
明日自分が倒れても不思議はないです。
残った中で大学教授が4人いる。
元東大総長の佐々木毅君などは有名人ですね。
佐々木君は優秀です。
でも、人生の奥底を考えさせられるのは、佐々木先生の膨大な著作ではなく
汐華千笑さんの短いつぶやきです。
彼女中卒。佐々木氏は学習院大学教授・法学博士。政府の要職を担う。
【修士と博士】
というわけで、
世間の作った資格それ自体は人間の深さには関係がない。
ですが、商売柄、
たくさんの修士論文と博士論文を見てきたので
その違いを書いてみます。
【このブログでも】
ブックマークから、
白澤先生、長崎先生はじめ、「研究のための覚書。」のはるむーんさんは博士号をお持ちです。
修士となると、(敬称略)
どりーむ、Maa-chan、遥香、さはらさはら、音縁、園芸ケア、陳、tahi-ti
の皆さん。
*漏れがあったらごめんなさい。ふだんあまり意識していないのですが・・
【長い時間】
博士論文と修士論文の違い
博士論文の方は、
1 長い時間がかかっている
2 他にはない自分の主張・発見がある
3 テーマに現代性というか公共性がある
4 他の論文に引用される
特に、「時間」の要素が多いですね。
量は質に転換する・・とはエンゲルスの有名な言葉ですが
長い時間の持続した思考こそ博士論文の根本だと思いますね。
【17歳と68歳】
人間の値打ちは、学位ではない。
サブタイトルに、
汐華千笑さんのブログから引用しています。最近読み始めています。
その深い人間洞察と、生きていく悩みの吐露は
数多いブックマークの中でも白眉だと思います。彼女、17歳。
私は、1965年に大学を卒業している。
先日、東京で大学のクラス会があった。私は出ませんでした。
50人余りのクラスですでに7名がなくなっています。
明日自分が倒れても不思議はないです。
残った中で大学教授が4人いる。
元東大総長の佐々木毅君などは有名人ですね。
佐々木君は優秀です。
でも、人生の奥底を考えさせられるのは、佐々木先生の膨大な著作ではなく
汐華千笑さんの短いつぶやきです。
彼女中卒。佐々木氏は学習院大学教授・法学博士。政府の要職を担う。
【修士と博士】
というわけで、
世間の作った資格それ自体は人間の深さには関係がない。
ですが、商売柄、
たくさんの修士論文と博士論文を見てきたので
その違いを書いてみます。
【このブログでも】
ブックマークから、
白澤先生、長崎先生はじめ、「研究のための覚書。」のはるむーんさんは博士号をお持ちです。
修士となると、(敬称略)
どりーむ、Maa-chan、遥香、さはらさはら、音縁、園芸ケア、陳、tahi-ti
の皆さん。
*漏れがあったらごめんなさい。ふだんあまり意識していないのですが・・
【長い時間】
博士論文と修士論文の違い
博士論文の方は、
1 長い時間がかかっている
2 他にはない自分の主張・発見がある
3 テーマに現代性というか公共性がある
4 他の論文に引用される
特に、「時間」の要素が多いですね。
量は質に転換する・・とはエンゲルスの有名な言葉ですが
長い時間の持続した思考こそ博士論文の根本だと思いますね。
ちょうど、記事の中にHNが出ていたので、コメントをさせていただきました。
博士号を持っていても、名刺に書ける、というくらいで、労働条件上も何も関係ありません。世の中でも、別にどうってことないものでしょう。
ただ、自分にとっての博士号というのは、やはり特別なもので、戦いの中の勲章なんだろうなと思いました。
院生生活は、毎日淡々と本と向き合い、指導教官やゼミで議論をし、研究会ではぼこぼこにされ、学会では恐縮しながら参加する、そんな感じでした。
でも、そういう生活を送ってきて、1つのものを完成し、それに対して勲章を送られた、という感じでしょうか。これがあることで、今理不尽なことがあっても、人としての尊厳を損ねられることがあっても、よりどころになり、生きていけるのだろうと思いました。自己満足と言われればそれまでなのでしょうが、そこで得たものは、自分の財産になるのかなとも思いました。
長文・乱文失礼いたしました。
コメントありがとうございます。
結局、はるむーんさんの場合も、博士を取られるまでの道のり自体が大きな財産でしたね。
私の場合
海外の研究会などで
名刺にDr.がなくて相手にされなかったことがしばしばです。
学内でも、「学位」欄には、せいぜい修士まで書いてあげます・・ということで
やはり博士でないと一人前ではないです。
大昔、
日本社会事業大学で「博士○合」になったとき
いまはなき平田冨太郎先生に「博士を取れ」といわれましたね。
コメントありがとうございます。
私自身は、定年で、2011年3月で退職ですが
本学の大学院は指導力ある先生方が揃っています。
夜間の授業で大変ですが
それだけに皆さん貴重な時間を有効活用されていますよ。
ネットで
最新の情報を探しつつ
母校の大学院で学ぶのはいい方法だと思います。
*図書館には、海外文献を入手できる検索システムもたくさん入っています。