呪えば損しますよ

人間は生きて行く上で、知らぬ間に怨まれたり、慕われたり
するものです。これも、人間としての大事な勉強修行です。
世間に居るからこそ、味わえる貴重な魂への刺激です。
これを放棄して、一人篭もる宗教的修行は、どんなに命掛け
ても半人前です。　この雑多な刺激が蔓延する環境で、
何だかんだ言っても、自身が生かされている事に気付き、
感謝できることが尊い心であり、その気付きへの過程が貴重
な真の修行に成ります。　宗教体験では、到達出来ない本当
の霊性の向上が到来します。
今迄の宗教や修験道の神秘体験は、幽界全盛の下での体験
です。これを有り難がっている間は、未熟です。
正神は、奇異を嫌います。神秘体験を味あわ無いほうが、
正しい姿です。　今、の現実を絶えず見る勇気が大事です。
世間から逃げたい、働きたくない、金儲けしたい・・・と根底に
持つ人間ほど、神秘体験の特殊性を主張します。
これは、自己の悪正当化であり、今の現実を見ようと努力す
る人を惑わせます。その証拠に、修験道の行為や、奇跡を
期待させて金銭を得た人の晩年は、悪いです。短命でも有り
ます。　真の神秘体験を得た人は、黙り、世間の中に戻ります
。　正神、言上（ことあげ）せず。とも、古来から言われます。

では、人生の中で、理不尽な恨みを買った場合は、どうすれ
ば良いでしょうか？　まず、自身に怨まれる、反省する点は
無いかと想起します。　色々考えて、自分にヤマシイ点が無
いように改善します。　それが、出来たならば、霊的マジナイ
防衛が許されます。
相手が特定できる場合は、　”○○さん、私から離れて、お帰
り下さい。　○○さんを、生かして頂いて　ありがとう御座い
ます”と、思念か発声をして下さい。　怒りの気持ちが有っても
別に良いですから。　これにより、相手に非が有れば、相手が
発した恨みの念の倍返しが帰って行きます。神霊から観て、
両方に非があれば、何も起こらないでしょう。　
これは、人の生霊レベルの対処ですが、世の大半の事は、
これで対処が出来ます。
次に相手が、霊的存在に呪詛祈願した場合は、悲惨なことに
相手自身が成ります。使役される霊的存在は、返された場合
、簡単に寝返ります。動物の犬でも、新しい飼い主に慣れれ
ば、前の飼い主よりも、優先します。霊的存在は、もっと極端
です。
人間のヤクザに揉め事の解決を依頼した場合、結果はどう
あれ、動いたという理由で、御金を搾り取られます。金払いが
良ければ、その縁がきっかけで最後まで、何だかんだと搾取
されるものです。依頼してしまったばかりに。
霊的存在は、使役されると、依頼者にそれ相応の見返りを
請求して来ます。でも、呪う方法だけは、見よう見まねで実行
したが、真の能力が無ければ、次段階に来る霊的存在から
の見返り請求を認識でき無いのが、プロの霊能者でも大半
です。そして、使役したはずの霊的存在に、逆にやられます。
だから、人気のあったヒーラーや行者ほど、最後は悲惨です
。この怨念の依頼で動く霊的存在は、
生かして頂いて　ありがとう御座います　に含まれる、
国常立太神と天照太御神には、恐れ慄き退散します。
黙々と、お返しして行けば、良いです。

生かして頂いて　ありがとう御座います

　　　
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