伊勢ー白山 道

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神話ヤマタノオロチ

2007-11-23 10:28:05 | 神話シリーズ

日本神話のヤマタノオロチ伝説について、リーディングして
視ました。この神話には、幾つもの時代の出来事が重複し
て織り込まれており、色々な解釈が出来ますが、今回は
この物語の核と成る、その中でも新しい3500年ほど前の
出来事を書きます。

高天原を追放されたスサノオは、川を上ってみると老夫婦が泣いていた。その夫婦には8人の娘がいたが、毎年古志(古事記では高志と表記。越国とも出雲国古志郷とも考えられる。)からヤマタノオロチがやって来て娘を食べてしまった。今年もオロチのやって来る時期が近付き、このままでは最後に残った末娘のクシナダヒメ(櫛名田比売、奇稲田姫)も食べられてしまうので、泣いているのであった。
スサノオは、クシナダヒメを妻として貰い受けることを条件に、ヤマタノオロチ退治を請け負った。スサノオがオロチを切り刻んだとき、十拳剣の刃が欠けた。剣で尾を裂いてみると大刀、天叢雲剣が出てきた。
天叢雲剣は鉄製であり、十拳剣が天叢雲剣に当たって欠けたということは、対する十拳剣は
青銅製であったことを類推させる。(Wikipediaより抜粋)

ヤマタノオロチとは、大蛇では無く、ヤマタイコクのオロチ
と言う意味です。
この当時のヤマタイコクは、白山の近辺に在りました。
今の福井県から石川県辺りが、中心になります。
山々に囲まれた大国=ヤマタイコク です。
白山王朝が外国の異民族に急襲された後、異民族が北陸
を拠点にして、日本人の中に混ざっていったようです。
そして中国大陸からの人と文化の流れがあったようです。
オロチとは、中国大陸から来た民族の呼称です。
霊聴では、オルシェ族とも感じ取れます。
このヤマタイコクは、後に現在の奈良県あたりに存在した
邪馬台国へと変わります。
ヤマタノオロチは、”白山に居るオルシェ族”の事です。
オルシェ族は、中国大陸からの交流で、鉄文化による鉄剣を
持って、日本人を捕虜にしながら、九州方面への遠征を繰り
返していたようです。
これを、太古の白山王朝と因縁の深い、スサノオの人格神が
九州方面に人として生誕して、異民族の末裔を返り討ちに
した物語が、ヤマタノオロチ伝説でした。

このスサノオ人格神は、逆に白山に居た異民族の本拠まで
攻め上り、壊滅させたようです。 そして、日本の支配権を
天照太御神を奉じる、日本人の或る集団に帰したのです。
これが、スサノオが天照太御神に
天叢雲剣を献上した部分
に表現されていました。

神話では、異民族を象徴して大蛇に表現した理由は、その
異民族を忌み嫌う意味と、白山の九頭竜川のある地から来た
事を意味(川を龍とみる)する事と、彼らの文化技術にあった
製鉄のタタラの様相が、真っ赤な溶鉄が流れる様から来たと
感じます。神話の中で、大蛇の赤い目と表現されているのは
溶けた鉄のことです。

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コメント (83)
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