伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

鎮魂帰心と審神 前編

2007-11-26 20:50:51 | Weblog
今から20年ほど前、相談をお聞きしていたAさんが、知り
合いのBさんに私の事を話したところ、Bさんは或る大本系
から絶縁分離したO先生という方が主催する、古神道系の
会に属しておられました。私はBさんとは、面識が無かった
のですが、Bさんは私とO先生をどうしても会わせたくなった
そうです。そして、BさんがO先生に、その旨を話したところ
、私に会いたいと仰ったそうです。
私は当時20歳前半で、自身に100柱以上の眷属神が憑依
しており、本格的に神祭を始めた時期だったので、自分では
腹を決めて覚悟をしていましたが、はたして、このまま行くと
自分がどうなるのか、他人の示唆を聞いてみても良いなと
考えました。眷属神達も 会え と出ますので、A、Bさんと
共に、会いに行く事にしました。 ただ、眷属神が”会え”
と出すことは滅多に無く、過去の場合では、お会いした相手
の先生方の大半が、後日この世界を辞められているので、
今回も相手の先生が、どうなるのかと危惧しました。

O先生は、聞くところによると、龍宮海神示と言う自動書記
による 神言書 を書かれていて、鎮魂帰心法も優れてい
るとのことでした。 
鎮魂帰心法とは、
宮中で行われる鎮魂祭での鎮魂・魂振の
秘儀では無く、100年程前に体系化された新興の神懸りを
演出する方法です。個人に縁のある霊的存在を、その人
に憑依させて、先生役(審神者・さにわ)が
会話・問答をして
仕草の様相から判断して、その霊的存在の正体や意思を
判定します。
私は、このような会話・問答による審神を最も軽蔑してい
ます。この浮き出す(浮霊現象)霊的存在の大半は、その受
けている本人のモノでは無く、審神者の垢が喋らしたり、
その会に潜む背後の霊的存在が、憑依してるに過ぎません。
霊的レベルは、小学生のコックリさんと同じです。
現在の鎮魂帰心法には、脱走狐霊が教えた霊的垢を、私は
感じます。実際、これを開発した、
本田親徳(1822~1889)
は、
「狐憑き」の少女と出合ったとことをきっかけにして、
この方法を開発しています。
この本田親徳を霊視しますと、意外な事に、伊勢神宮外宮
に御使えする、食べ物、つまり御米を守護する正神界の
稲荷神の高位の存在が観えます。御姿は、実った稲の様な
黄金色をした狐の姿を採用しています。
本当の正しい稲荷神は、稲(御米)の文字が頭に付くように、
稲を守護する神霊です。その中でも、伊勢外宮に御使え
する稲荷神となると、最高位の稲荷様です。
この最高位の稲荷神の分霊を宿す、本田親徳が実行する
鎮魂帰心法は、正しく機能したと感じます。
本田親徳氏のような霊格を、持た無い人間が鎮魂帰心を
行えば現実界に逃げてきた、悪心のある脱走狐に遊ばれ
ます。つまり、非常に微妙な危険な行為だと感じます。

さて、8月12日の記事に、
伊勢神道を代表する神道家に、
伊勢神宮の
外宮権禰宜をしていた出口延佳と言う人物が居
ました。私のリーディングによると、この人物の子孫は、大本教
開祖の出口ナオの叔母に当たる京都綾部の出口家へと
たどり着きます。出口ナオが神懸かりしたのは、出口姓の
因縁があったようです。 
と書きましたが、現在の日本の
神道系新興宗教の基本の霊学を作成した、本田親徳と
出口ナオ、両方の霊的背景の根底には、伊勢神宮外宮の
息吹が有りながら、今世紀には、外宮の息吹が、逆にそれら
を消滅させるように働いている事は、大きな神意があります
・・・・・。
話は戻りますが、A・Bさんと共に、天の橋立の近くにお住い
のO先生の自宅へ会いに行きました。
O先生は、丹後一宮 籠神社
 の氏子でもありました。続く。

今日も 生かして頂いて ありがとう御座います

   
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