伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

トラブルの芽と地獄

2007-11-17 19:48:08 | Weblog

この世は地獄だと言う人がいます。
確かに地獄は、今の社会にも有りますね。TVのニュース
番組を途中から見たのですが、昔小さな会社を経営して
いた60歳過ぎの男性が、今は一人暮らしをされていて、
月収10万円ほどのアルバイトをし、アパートの家賃を
やっとの思い出で払いながら生活されてました。
問題は、健康保険料を滞納してる為に、病気に成っても
治療が出来ないとのことでした。家賃を払い、食事、光熱
費を払うと、何も残ら無いからです。昔に除去した腫瘍が
最近、また復活して大きく成っていましたが、ずっと治療
せずに我慢しているようです。それに、個人の病院では
、保険料を滞納している患者の治療を拒否するところが
多いそうです。この方の場合は、県指定の無保険者対応
の病院へ行けば良いそうでしたが、本当に治療がされる
のか、治療費の返済がどうなるのかは、私は知りません。
もう一人の方は、悲惨でした。癌の末期で、お腹が大きく
膨らんだ状態で、軽自動車の中で死んでおられました。
アルバイト先の上司が、数日間も無断欠勤したので、捜し
に行ったら発見したようです。末期癌の激痛に耐えながら
ギリギリまで、アルバイトをしていたようです。自宅も無い
方で、もちろん保険証も無く、救済制度も知らない人です。
厳つい顔の上司の目に、涙がありました。 彼も、人の死
を間近に見て、何かを自問自答しているようでした。

一方で、アフガンなどの紛争地域に住む住人は、大家族
で住んでいるようです。 個別に住む余裕が無いので、
親戚一同ごった煮のように、1つの食事を笑いながら食す
る模様をTVで見ました。男性は、手足が無い人が多かっ
たです。でも、子供も大人も、目が笑っていました。
平和の味を知りながら、最後に地獄を見る人間と、
最初から地獄に始まり、地獄の中で喜びを見つける人間
はたして、アフガンと日本。真の地獄は、どちらに有るの
でしょうか?

人が会社を辞めたり、離婚するに至る原因には、ほんの
些細な事が発端に始まっていることが多いです。
自身が ”生かされている”という視点を常に持っていれば
トラブルを産む芽を、絶えず刈り取ることが出来ます。
トラブルの芽を、刈り取り不可能な大きさにまで成長させる
事は有りません。 この芽を摘んでさえいれば、地獄は近か
づく事が出来ません。
初期のトラブルの芽自体に、気が付か無い人が多いです。
トラブルの芽に、いち早く気付き、刈り取る言霊は

生かして頂いて ありがとう御座います

   
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コメント (82)
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