伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

墓よりも日々の供養

2008-03-01 23:09:19 | 先祖供養について
読者より :
先祖供養の重要さがわかり、早速実行しようと思います。質問なのですが、父方の祖父母の墓が離婚はしていないのですが、訳があって別々にあります。一緒のお墓にしたほうがいいのでしょうか。それとも、お墓は関係なく気持ちが伝わればいいのでしょうか。
返答 :
都会では、火葬した後に骨壷に納める骨は、壷の容量の為
に全身の一部にすぎません。 残りの骨は、廃棄されます。
そして、遺骨には魂は、宿っていません。 あくまでも、残骸
です。 「千の風になって」の歌の歌詞にあるとうりです。
では、御墓が無用なものかといえば、そんなことはありま
せん。 やはり、大事なものです。 何が大事かというと、
先祖を忘れない為のモニュメントとして大事なのです。
人間は、日々の仕事や生活に追われていると、先祖供養も忘
れがちになります。 お彼岸や御盆の時期が来ると、ニュース
などで墓参りを思い出して、お墓が有れば家族でやっと行こう
とします。 御墓が無ければ、家族で先祖供養する機会もあり
ません。 年に数回だけでも、子孫が先祖へ気持ちを向ける
だけでも、先祖霊には大きな慰めになります。
安心成仏している先祖霊ばかりならば、年に数度のイベント
として墓参りを行い、後は先祖霊を忘れて、現実界で頑張る
ことで良いですが、迷っている先祖霊は、必ずどんな家系にも
あるものです。 迷う先祖霊は、遺骨や墓に、助けられ楽にな
る機会を求めて寄ります。
年に数度の墓参りよりも、やはり自宅における日々の先祖霊
への感謝と線香を捧げる行為が大事です。年に数度の墓参
りで、子孫から気持ちを向けられるだけでも嬉しいものなのに
毎日、気持ちを向けられる喜びには、大きなものがあります。
日々の感謝供養で、迷う先祖霊を順番に成仏させることが
出来ます。
読者の場合のように、墓が分けられたのには、それなりの
理由があります。多くは、本人の遺言によるものが多いです。
死後も、あの人と一緒に居たくない等々です。
そのような形に成るのも縁によります。 そっと、しておくのが
良いでしょう。 それよりも、現在の苗字での日々の感謝供養
が大事です。

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コメント (39)
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