伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

既に、あなたの心に在ります

2008-03-26 19:05:00 | Weblog
人生には、良い時も悪い時も在るものです。
あなたが良い時に近づいて来る人、悪い時に心配して近づい
て来る人、色々です。 人生の良い・悪いにも色んな意味の
場合が有ることでしょう。
例えばA氏が事業に成功して、沢山の寄付が出来る立場に
ある時は、沢山の人が何だかんだと寄って来るものです。
ところが一転、A氏が倒産して困っている時、寄って来る人は
どれだけいるでしょうか・・・。
強い者には擦り寄り、弱い者からは離れようとする。
これは、弱肉強食の強い者勝ち、我良しの現実界では、人間
の本能として、決して誰も非難することは出来ません。
食べなければ死ぬ。内在神を預かる人間は、最後の最後ま
で生きる術、命を繋ぐ努力を模索しなければいけません。
この場合、人間の保身の本能として、強いモノに寄ることは
仕方が無いのかも知れません。

しかし、神や諸霊への信仰においても、この人間の本能が働
く事は駄目です。 逆の効果をもたらします。
①神様は、強くて、願いを叶えて呉れる良いものだ。
  ・・・擦り寄ろうとする。
②迷える霊は、関わるだけで運気が下がるし、霊的な被害に
 会うから離れる。・・・離れようとする。
万物を公平に観て、生み育てる根源の存在から観ると、神々
も、迷い苦しむ諸霊も、同じ一つの根源存在から縁起により
発生したものです。
一生懸命に神に近づく為にと、祝詞やお経、霊的商品に拘り
①②を懸命に実践する人間は、根源の存在に近い神霊から
は、どのように映るでしょうか? 我良しの魂に観えます。

高次元の正神ほど、自分で自分(内在神)を助けようと努力
する人間を、黙って助けて呉れます。 高い次元から全てを
観ています。 頼まれても(祈願)いないので、後から請求書
が来る事も有りません。 正神が、その人物の「心」に引かれ
て勝手に動いてくれるからです。
本当の高次元な世界の神仏とは、人間に呼ばれて降臨する
ものでは有りません。
人間の心の内面に広がる宇宙から、人物を通じて存在を示す
ものです。 例えば駆け引き無しで純粋に、回りの人を助け様
としている人の顔には、霊眼では観音様の御顔が重なって観
える事があります。
これを霊能者は、観音様が付いていると、他所から観音様が
来てるような誤解を招く表現をしますが、霊的な真実は、その
人の内面の宇宙の中に存在する神仏の中で、人助けをした
い本願を持つ観音様と、その人物の思い・行動が一致する事
により、自己の内面から観音様が引っ張り出されているの
です。 この人物の思いが変われば、観音様も心の奥に隠れ
てしまいます。 
みなさんの心の内面には、既に今も、諸神仏全ての存在因子
が備わっています。 後は、どの神仏因子をお出しするかだ
けです。 
勧請されて寄ってくる霊的存在は、幽界消滅と共に淘汰され
て行きます。このような存在を相手にしている人も、同じ運命
に成ります。 最終的には全ての諸神仏は、これから根源神
一つへ回帰して行くことに成るでしょう。

生かして頂いて ありがとう御座います

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コメント (127)
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