伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

古事記の多重性 前編

2008-11-22 10:37:04 | 神話シリーズ

古事記における、アマテラスとスサノオの誓約(うけい) :
(1)父
イザナギ海原を支配するようにスサノオに命じたところ、スサノオは母イザナミがいる根の国(黄泉の国)へ行きたいと泣き叫び、天地に甚大な被害を与えた。イザナギは怒って「それならばこの国に住んではいけない」としてスサノオを追放した。
スサノオは、姉のアマテラスに言ってから根の国へ行こうと思って、アマテラスが治める高天原へと登っていく。アマテラスは、スサノオが高天原を奪いに来たのだと思い、弓矢を携えてスサノオを迎えた。

(2)スサノオは、アマテラスの疑いを解くために、2人でウケヒ(宇気比、誓約)をしようと言った。二神は天の安河を挟んで誓約を行った。まずアマテラスがスサノオの持っている十拳剣(とつかのつるぎ)を受け取ってそれを噛み砕き、吹き出した息の霧から以下の3柱の女神(宗像三女神)が生まれた。
次にスサノオが、アマテラスが持っていた「
八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠」受け取ってそれを噛み砕き、吹き出した息の霧から以下の5柱の男神が生まれた。 (以上、Wikipediaより引用)
解釈 :
この現実界の次元が形成される以前、最初に神界が形成
され、そこで個性を持ち始めたエネルギー体同士の間で、
色々な沢山の物語がありました。
その時の出来事が原型と成り、現実界へ何回も似た内容で
色々な時代に渡り転写、つまり再現されました。
地球創生時代から近年二千年前ぐらいまでの間の、文明・
国地域・年代を跨いで再現され発生した事を、時系列を無視
して一つの物語で現したのが古事記です。
地球創生に関わった超太古神霊からの波動を受けて表記さ
れた箇所が幾つも観られます。
もちろん、時の権力者により消されたり、変更、反対に表現
されている箇所も随所に有ります。
今回は、古事記に在る「ウケヒ」を例にして、物語の多重性を
説明します。

(1)は、原初の神界で、この様な事は有りました。
このパターンは、国レベル、個々の家庭レベルに置いて無限
に時代と地域を越えて繰り返されています。
例えば3000年ほど前に発生した事件の1つが読み取れ
ます。 朝鮮半島に居住して、船の海洋術に優れた民族が
存在しました。 これを古事記では、
海原を支配するようにスサノオ」と表現しています。
この場合のスサノオは、朝鮮系民族を指します。(勿論、原初
の神界の神々の物語とは関係ありません。パターンが現実界
へ転写した1つの出来事と解釈して下さい)
ある時、朝鮮系の海洋集団の中の大きな部隊が問題を起こ
し、国を追放されました。
そして向かったのは、太陽神を崇拝する稲作文化の国である
高天原、この場合は日本国の事です。
続々と押し寄せる船団に驚いた日本は、武器を準備して
海洋集団に向き合いました。
この海洋集団の代表者は、自分達は安住の地を求めて来た
だけであり、日本を侵略する気持ちが全く無い事を告げました。
しかし日本側は、これを中々信じなかったのでした。 (続く)

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コメント (134)
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