伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

思いやりと感謝が在れば良いです

2010-08-12 11:28:38 | Weblog
今朝は、既にお盆の雰囲気に空間が変わっていました。この世と、あの世が混ざる感じです。薄黄色い世界(黄泉の世界:よみのせかい)に観えます。
このような期間は、過去の縁ある人々を静かに思い出してあげるのが良いでしょう。
いろいろな供養の方法がありますが、「供養=思い出してあげる事」がその本質です。
思い出してあげて、更に感謝の気持ちを上げることが出来れば最高の供養です。決してお経や、大げさな儀式が供養では無いのです。このような物は、逆に感謝を捧げる視点を薄めさせますので、故人には逆効果です。
思い出してあげる事と感謝の気持ちは、先祖への思いやりと成り、縁ある霊に一番良く届きます。
思い出してあげるとは、逆に言えば「忘れない」と言うことです。
そもそも人間は、先祖が生きたお陰で自分が生まれている事を忘れがちです。なぜかこれを忘れて、自分一人で生まれたような錯覚をします。自分が生きる限りは、先祖とは絶対に切れない繋がりが嫌でも在るのです。これを忘れますと、幸運が逃げる法則が現実界には在ります。恩知らずは、最後にはダメなのです。

物事を忘れますと、また同じ間違いや罪を人間は犯すものです。
昨日のTVでは戦争末期の、ある無線受信の通信兵が紹介されていました。
飛行機で特攻する操縦士は、死ぬ瞬間まで信号を押し続ける決まりがあったそうです。この無線を基地で受信する人間は、無線の音が消えた時間を記録し、家族へ死亡時間として伝える仕組みが在ったのです。
つまり戦艦に打ち当たるまで、飛行機を操縦しながらモールス信号を押したまま死んで行かれたのです。飛んでくる弾丸を避けながら、押し続けられた信号の音とは、「ピー」という小さな儚(はかな)い音がしたそうです。
何十人もの特攻員の最後の音を記録し続けた担当者は、その小さな音が今でも忘れられないと泣いていました。まさに命が消える音に聞こえたとのことでした。
この任務で受けたショックにより、戦後も基地を離れることが出来ずに、生まれ故郷に戻らず基地のそばで暮らされていました。
決して忘れないのです。無線員の心には、いまでも戦友が生きていました。

人間は、自分一人で生きていると思うから苦しむのです。
一人暮らしでも、多くの先祖たちと共に生かされているのです。
どんな現状でも、自分の心に生かされている感謝の思いをきざむ事が出来ます。例え1分間でも思えれば、その間は先祖も同じ気持ちなのです。これが自分の生活に反射して来ます。
1分間がだんだんと延びるに従って、自分の生活も安定して行きます。
この世は、現実的な努力と、お任せの心境を常に半々で持つことが大切です。
自分の心に、どんな思いをきざむのも自由です。
しかし、いろいろ試しても、この言葉の心で生きることが最善です。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
    

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コメント (577)
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