伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

知らなかったでは済みません

2010-08-22 11:56:17 | Weblog

8月18日ごろから白山山頂より一人で下山していた東京の男性が、行方不明となっていましたが、昨日無事に発見されました。
登山道から150mほど斜面を滑落した場所で見つかったようです。衰弱されているようで、後二日ほど発見が遅れていれば、危険だったと思います。東京の人だと聞いていましたので、とても気に掛けていました。
白山神に対して男性の加護を思っていましたが、なかなか良い反応は降りては来ていませんでした。
やはり神山では、人間の何気ない行為(小便、ツバ吐きなど)が、場所により精霊の聖域を汚すことに成り、逆鱗に触れることがありますので注意が必要です。
朝方に捜索していたヘリコプターが、男性が所持していた懐中電灯に気付くという非常に奇跡的な発見でした。
あの三県にまたがる広大な白山で、たった1台しかないヘリが、草の中の小さな明かりに上空から気付くとは、幸運だったとしか言えません。
白山は標高から誤解されて、近年は軽装で登山する人々がいるそうです。しかし、これは大きな間違いであり、雨具も含めたフル装備が必要な山です。登山道の距離は非常に長いですし、せまく滑落しやすい箇所があります。上からの落石も普通にありますので、軽いヘルメットなども必要です。また、熊が多い山でもあります。

白山に人間が登り始めたのは、泰澄大師(たいちょうだいし)が白山で修行を始めた、ほんの1300年ほど前からの新しいことなのです。それまでは、地元でも神の山とされて畏(おそ)れ多く、登山の風習すら無かったのです。
それが近年のパワースポット流行や、伊勢白山道の影響?で登山者が急増しています。
私がネットに現れた初期に明記していますが、私は白山を遠方から遥拝(ようはい)する事を好んでいます。もしかすると、もう白山登山を生涯しないか、あと1度ぐらいだと思います。

近年はTVや雑誌の影響で、全国の聖域や御神体の山に立ち入る人が増えています。
聖域=運気が上がる、では決して無いことを警告しておきます。
逆に、運気どころか寿命を縮める可能性が高いのです。
昭和の怖いもの知らずの行者で知られていた、金井南龍という宗教家がいました。彼は多くの有料先生を呪詛で倒し、聖域に立ち入る行為をするので、その筋では有名でした。
彼は京都の元伊勢(もといせ:伊勢神宮の原型)とされる、鬼伝説で有名な大江山に在る、三角形の禁足の神山とされる日室嶽(ひむろたけ)に入りました。
この御神体の三角山の中でも、古来から絶対禁足の斜面が在ります。そこに入った者は、年内に必ず死ぬとされる斜面です。彼は、あえてその斜面から登頂して下山するという往復をしました。その年内には死にませんでしたが、その後から急に病弱に成り、命が尽きるまで病とは縁が切れませんでした。
そこは鬼神の聖域でした。
やはり大自然の中には、人間を受け付けない精霊の世界が存在するのです。ただ普通の人には、それが何処なのか?が分かりません。
だから、昔から禁足地とされる場所には、素直に入らないことです。
近年では神社側が集金のために、わざわざ禁足地を有料解放している所があります。しかし、これは宮司の無知ゆえの罪です。多くの人間が生命力を失う可能性が高いです。宮司も死んでから、精霊の裁きを受けるでしょう。
みなさんも、公的に認められている進入=精霊が許可している、では絶対に無いことを知っておいてください。
素直な自己判断が、自分を救います。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

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コメント (733)
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