伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

パフォーマンスは危険です

2010-08-20 11:48:50 | Weblog

世の中には知らずに間違った神社参拝や信仰作法をしている人が本当に多いです。
自分で良かれと思ってしていることが、自分の生命力や周りにいる人々の運気を削いで迷惑を掛けているとは、無知ゆえに分からないのです。
これは個人だけではなく、集団の組織や教団も、代表者が無知ゆえに霊障に被爆する信仰を熱心にされています。

これでは、まったく信仰をしない人の方が運気が強く、まだマシなのです。自分のオリジナル磁気を維持できるし、不要な霊的存在からの干渉を受けなくて済むからです。
では、何が問題かと言いますと、参拝や信仰の作法には、起承転結(きしょうてんけつ)が在ると言うことです。
この中で、最後の「結び」が最重要なのです。

この最後の結びが無い、やりっ放しの信仰が、世の中の大半なのです。
参拝の基本は、二礼二拍手一礼です。
この一番大切な最後の一礼の、無い、知らない、意識できない、信仰作法や行法が多いのです。

神社や寺院、磐座(いわくら)などの信仰の場所や大自然の中で、祝詞や御経、龍笛(りゅうてき)などの信仰楽器を奏上することは、その場に居る霊的存在を呼び出すことに成ります。
何百年、何千年と経過する場所には、必ず色々な精霊や怨霊、堆積した人の思念がウズを巻いているものです。

この霊的磁気のウズを、昔の人は長物(ながもの)と呼び、龍神や蛇霊と呼ぶこともありました。しかし、その実態は千差万別であり、神に仕える眷属もいれば、邪気が集合した怨念の長物もいるのです。これらは、決して神様ではなく、神気に集まる霊的存在にすぎないのです

信仰の場所では、基本の二礼二拍手一礼と感謝の気持ち(生かして頂いて ありがとう御座います)だけで十分なのです。
寺院でも、生かして頂いて ありがとう御座います、の気持ちでの礼拝が最善です。
これ以上の、知ったかぶりの作法やパフォーマンスは、その場の霊的存在に干渉することに成ります。

普通の参拝場所において、私服で龍笛を吹くなどは、非常に危険です。
その場にいる、他の参拝者も危険にさらすことに成ります。
まず、本殿を守る眷属神から見ますと、不敬罪です。
伊勢神宮でも正式参拝は、正装していることが条件です。たくさんの寄付をしていても、男性はネクタイと背広を着用していなければ、御正殿前の審査で受けつけてもらえません。これは、何を見ているかと言いますと、「神様への気づかい」です。

服装の中身では無く、神様に礼儀を尽くす本人の気持ちを見ているのです。これは、眷属神が観ている視点と、完全に一致しています
神宮が、この仕組みをいまだに守っているのは、神の視点が分かる人が実際に居るからです。

つまり神前で笛を吹いて、霊的存在を呼び出すには、それなりの真剣な礼儀を尽くした上での気づかいが必要なのです。
さらに問題は、霊的存在を呼び出した後が大切なのです
西洋魔術でも、悪魔を召喚(しょうかん:呼び出すこと)した後、悪魔を帰すことが出来なければ死ぬとされています。悪魔を帰す呪文を知っていることが、術者の最低条件です。この帰す呪文が、秘密中の秘密であり、悪魔ごとに帰す呪文が違います。

この霊的仕組みは世界共通であり、日本でも神霊を呼び出せば、その神霊をお帰しする言霊が在ります。この言霊は秘密であり、公開はされません。
普通の教祖や有料先生は、帰す仕組みが必須であり、それが存在すること自体を知りません
神前で龍笛を吹けば、その奏上した時間と同等な、帰す作法が必須なのです。
龍笛を吹いた後、ただの一礼をして帰ることは、その場に居る他の参拝者を危険にさらします。

龍笛を吹いている間は、長物が神前から呼び出されて来て、本人や参拝者の間を長い蛇のように煙(霊的磁気、エクトプラズム)が巡回しているのを観ます。この状態のまま、一礼だけで切り上げるのは最悪です。
「ちょっと、待て」と成ります。呼び出しておいて、終わりではダメなのです。

この様な霊的背景が分からない人は、神前での個人プレーをする資格自体がありません。運気を落とす危険な行為です。子供がするコックリさん遊びでも、精神異常を来たす事故が起こるのは、途中で中断をさせた時です。呼び出した物を帰すことが、一番大切なのです。
呼び出す一方の間違った無知な信仰が、世間には多いのです。

どんな信仰の場所でも、生かして頂いて ありがとう御座います、と生かされている原点への感謝を捧げることが正神へと通じ、自分の内在神に反射して運気が増すのです。その場の霊的存在に干渉する作法は、不要で危険なのです。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

 

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