三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

師匠の会社にCJ3B-J3が入荷してきました。その③

2018-08-09 21:12:35 | 日記
 さてさて、今年の夏休みはやることが増えてきました。その中のメインストリームがこちらです。師匠の会社に入荷したJ3は、油圧クラッチということで調べてみました。皆さんご存知のように、〇〇のあゆみP162-163にサマリー表が掲載されています。トランスミッションの型式で機械式か油圧化が記載されています。この〇〇のあゆみによるとJ3は、J3Rと同様に機械式クラッチが設定されているようになっています。ところが、師匠からはこの車両を修理するためにレリーズシリンダーを探してほしいと言われました。おかしいなと思いました。
 手元にある1966年(昭和41年)6月発行のエンジン整備解説書を見ると、以下のような仕訳がなされています。つまりこういうことです。
①機械式クラッチは、J3,J3R
②油圧式クラッチは、J3RD,J20D,J30D,J32D
そうなんです。ディーゼル車は油圧式クラッチという記述です。例えば、別の資料からになりますが、J3RDの場合、エンジン形式がKE31-13式で、エンジン番号がKE31-13001以降が油圧式クラッチに該当いたします。一方で、1962年(昭和37年)5月の整備解説書によると、何と機械式クラッチはJ3で、油圧式クラッチはJ3R,J3RDと記載されているので混乱することになります。どれが正解なのかは、来週師匠に直接確認をしてみます。実に深いですね。だから三菱ジープは奥が深いんですね。

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
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