無意識の大海にて

魂の大航海時代

魂のふところ奥深く
無意識の大海が意識の孤島がある

寝間のベッドに横になり
微睡みの中
魂の大航海を始める

読んだ本 昼間の活動期の印象
夢と光 交差する自我の瞳
我ら見る者 観察者

魂がなんと呟くか
聴き耳を立てている

アフォリズム

生き急ぎ 死に急ぐ人

生き急ぎ死に急ぐ人キリスト
ユダヤ司祭階級と渡り合い
多くの不具者を癒し 5000人にパンと魚を与え
旋風の如く我々の間を通り過ぎた3年間の白光の人


潮騒が

あの潮騒が優しく奏でている
海へと帰ってゆきたい
夢が潮の靄とともに立ち昇る大空に
延々と続く海岸線を見つめ続けたい

自由律短歌ニ首

朝風のなかで夢の続き夢想している
小鳥たちが俺の想念の切れ端をついばみに来る


さあ太陽に額を向けて両手でミケン中心に
三角形作ってプラナーを集め第三の眼に染み込ませよう

四行詩NO.28

四行詩

NO.28
青い空に 動き続ける 雲
広野の風は
躍動の中で 思う通り
弧を描き続ける