青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

寛容な仏教徒

2018-05-03 12:59:57 |  ドキュメント


  ミヤンマ―の旧首都のヤンゴン。第二次英緬戦争後英植民地支配の拠点として急速に発展しました。2017年現在のヤンゴン管区人口は793万人と推定されています。スーレー・パゴダを中心に広がる市街地には植民地時代の古い町並みと高層ビルが同居しています。仏教国ミヤンマ―を象徴するのが市街地北のシンゴウタヤの丘にそびえ立つシェダゴン・パゴダです。
 2500年前兄弟商人がインドを訪れた際に仏陀に出会い8本の毛髪をもらい受け丘に祀ったのが始まりと言われています。その後度重なる改修、拡張工事を経て現在の姿になりました。高さ100mの仏塔の最上部には何千ものダイアモンドやルビー、ヒスイが散りばめられその周囲を64の小さなパゴダが囲むように建っています。
 その一つのパゴダの涅槃仏の前で同じ悟りの境地だからとポーズで写真を撮らせてくれたビルマ族のS嬢。寛容な仏陀の事お許し頂けるのかな・と。

 涅槃仏(ねはんぶつ)とは釈迦が入滅した姿、入滅とはこの世を去って仏の世界である「涅槃」に行くこと、その最後の姿を表しています。目を開かれているのは入滅前の最後の説法、もしくは弟子に仏法を説かれている姿だと言われています。
 敬虔な仏教徒のS嬢、仏教の理想とする悟りの境地、一切の悩みや束縛から脱した円満、安楽の境地でしょうか・・


 当ブログの写真は著作権で保護されています。不正使用はご容赦下さい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする