青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

鶏・卵あれこれ考察

2021-11-01 07:38:23 | コラム


 日本は世界第3位の卵消費大国で年一人当たり329個の卵を食べています。コロナ禍、外出抑制で3^5羽の鶏を飼育してみようと昨年の3月に大手の養鶏業者を訪れた。ヒヨコは寒いと死ぬからと言われメス10羽オス2羽を購入、何と12羽が元気に育ったのです。

 急いでベルギー人のyou tubeを見て畑の移動式チキントラクター鶏小屋を製作、網で囲い広い運動場も作りました。1、雑草取り2,害虫駆除3,鶏フン散布もお願いし卵も頂く事にしたのです。オス2羽は有精卵生産のためです。毎日有精卵を産み食べきれないので道の駅で販売して頂く事にしました。

 有精卵にこだわったのは某大学教授の「命なき卵は命の糧(かて)にならない」との文章を読み「命ある卵は命の糧になる」と無精卵との違いを表示したかったからです。

 鶏飼育、卵の勉強してみると日本の養鶏業者の巣や砂場や止まり木のないケージ内飼育はEUや先進諸国基準では92%が違法飼育だそうです。EUは2012年に「バタリーケージ内飼育」を禁止しその他メキシコやブラジル、南アフリカまで禁止されているのです。

 ひよこ、鶏は産まれてすぐにワクチン、抗菌剤を投与され月に一度の殺虫剤をびしょぬれになるまで浴び、大地や太陽を知らず羽ばたく事もなく狭いケージ内でストレスだらけの余生を過ごし「ストレス極限卵」を産まされているのです。鶏の寿命は約10年ですが産卵期間は約2年で殺されるのです。

 国連食糧農業機構(FAO)や世界動物保健機関(OIE)世界貿易機構(WTO)で抑制や禁止条項があるのですがまだ平然と日本のスーパーなどで「ストレス極限たまご」が販売されているのです。欧米ではオーガニック卵や放牧卵だけが販売されている。世界の常識は日本の非常識、卵までが世界基準から遅れているのです。

 人間の女性は月周期の排卵で受精し着床しなければ生理で排出するのです。鳥類は日周期で排卵し卵を産むそうです。鶏は人間のように体内で胎児を育てないので必要な栄養素は卵の中にあり栄養価が高いそうです。

 命ある卵は命の糧になる卵、ストレスフリー卵は岐阜県揖斐川町の道の駅「夢さんさん谷汲〔☎0585-56-3750)」で販売しています。在庫がない場合は自分で産むことができませんのでご予約でお願いします。近くには日本遺産の谷汲山・華厳寺や紅葉の名所両界山・横蔵寺などがあり観光地です。
  

 

 

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