Madame Miekoの、優遊自適

アンティークショップを、卒業し,次は何にチャレンジ❓の答えを、、、

”漆のお重箱の修理”

2009-01-31 20:30:50 | 漆、刀、飛行機
新年の挨拶に来られたときに
”母が使っていた、お重を使いたくて、、、”とFさん

”この傷とか、修理していただけるの?”と聞かれ

NOと言えない日本人、山本氏

”大丈夫ですよ、綺麗にすればいいんですね”と簡単にOK

お預かりしてから、毎日毎日、気の遠くなりそうな緻密な作業の繰り返し
傷の修復、木の割れの修復、漆の下地塗り、研ぎ出し、漆塗り、研ぎ出しと、、、

ようやく、本日出来上がったようで、、、

 内側も漆を塗りなおし綺麗な仕上がり

お料理好きのお母様が、大切に大切に使われていた、この戦前の立派なお重

長い年月を経て、木も少し割れていたり、隙間ができていたり、、、
少しの傷もあってはならぬと、気合を入れて、修理をする山本氏


         表面のはがれていた箇所も見事に修復

あまりにも、丁寧な仕事ぶりに、思わず写真、と、頼んでしまいました

本当に、不可能の文字がないこの山本氏、
国分寺の地下に埋もれていては、もったいないといつも思う、この能力

コメント (4)
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