のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

こどもたち詠む川柳は素直な眼

2017年06月14日 07時24分51秒 | うたごえ

小学生 中学生の生徒たちが 楽しそうに川柳を読む

その作品も はっとさせるものや 純粋な眼で見ていて微笑ましい

生き生きと学校単位で 取り組んでいる学校がある 鹿児島県の薩摩川内市の小中学校だ

 

ここは私たちが師とする てんがらもんラジオの石神紅雀先生が住まわれている地でもある

日頃の地道な活動が地域に密着して 子どもたちも 大人も それぞれ川柳を楽しむ土壌が醸成されてきた

全国文化祭の川柳大会が この地で開催されたのも この市全体の取り組みにあることも頷けよう

 

薩摩川内市の入来 小学校の川柳教室 下は中学校の川柳教室

 

それでは 他の地域ではどうなのか ネットで知る限りでは この様な例は少ない

かろうじて 市や町が お題をエコなどに絞って特定の課題だけ 生徒たちに募集を呼びかけ実績をあげていた

これでも 子どもたちへ川柳などに幼い頃からたしなむ 教養として役に立つものだと思う

 

小学校の国語 指導要領も読んでみた 持って回った言い回しの言葉の羅列が多く分かりづらい

教師たちは 本当に理解できているのだろうか いわゆる形容詞のようなものが多く 具体性に欠けるのだ

私は 小学校から 短歌 詩 俳句や川柳が 必ず役に立つと思うが 含まれてはいなかった

 

俳句も良いが 小学生 中学生に季語は難しい そこへ行くと 川柳なら取組みやすいと思う

スマホやゲーム機が全盛 子どもたちが文を作る 読む 書く まとめる この能力は低下して行くのではないか

川柳は 詠みたいものを 17文字に収める 言葉を探す これはかなり国語としての能力向上にきっと役に立つ

 

ある日の紅雀先生

 

紅雀先生お住まいの 薩摩川内市の取り組みは こんな稀有な存在感もあり 全国に広まって欲ししいものだ

先生に断わって ブログを紹介します 毎日が川柳の他 生き生きとしていて読むだけで楽しい

子どもたちへ寄せる 先生の優しさ 思い遣りにも 私は感銘を受けている

 

 

≪各地の学校の取り組み≫を紹介します

●安芸高田市立吉田小学校

生活の中で感じたを川柳で表し,校内で交流し合うこと 毎週金曜日に月のテーマに取り組む

 

●大分県 青少年フェスタ 家庭の日ふれあい川柳 親と子がペアで川柳を詠む

小学校5年最優秀 あさねむい おこすかあさん オニのよう「子」= いつまでも 動かぬ君は 貝のよう「母」

小学校6年最優秀 手合わせし 母と変わらぬ 自分の手 「子」= 思い出す 初めて触れた もみじの手「母」

 

●長野県 沓掛小学校 おやこ川柳

最優秀6年 おじいちゃん いつも見守りありがとう「子」=登下校 いつも元気に 安全に「祖父」

 

●東京都狛江市 ボランティア川柳

最優秀小学生の部 ボランティア すっきりするけど お腹すく

最優秀中学生の部 ボランティア 未来に生きる 糧となる

 

●山形県 省エネ川柳

小学生最優秀 寒河江中部小4年 もったいない 良い和の文化 つなごうよ

中学生最優秀 川西町川西中3年 外は白 中はだんらん 咲く笑顔

 

●北海道・伊達市 こどもエコ川柳 平成28年 481名の応募

●神戸市 平成28年 もったいない川柳 小学生3014句の応募

 

 

日頃から こうして川柳に取り組んでいると 言葉を考え 言いたいことをまとめる 17文字にする能力が向上する

日本の伝統の文学 大切な日本語の勉強に大いに役立つ  川柳を国語教育に組み入れて欲しい

 

 

石神紅雀先生のブログ

http://synjyoko.exblog.jp/

 

 

         最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (18)
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