のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

のしてんてん 五次元心の羅針盤

2020-03-01 | 般若心経を読み解く(五次元)

五次元宇宙から見た心の羅針盤

 

繰り返し書いていることだが、五次元宇宙の思索に関して、こんな思いが実践と共にやってきた。それは眠りから覚めようとする間際のことだった。

意識が少しづつ光を放ち始めた頃、私の胸に重苦しい何かの塊が見えてきた。

意識が明るくなるにつれて、その重苦しさは不安の塊だと分かってきた。まだ眠りの中にいるが、夢現の中でその不安は胸の痛みに変って行った。

その時、突然私に理解がやってきた。声が聞えたのだ。

「その痛みから逃げるな!」 

声はそう言った。

受け入れろと言うことだと、私はとっさに悟った。受け入れろ、それはとても大事なメッセージだ。受け入れてその意味を掴むのだ。

心の声か、私の頭脳が発したものか分からない。ただゆめの中だ。

同時に私は理解していたのだ。その痛みは心の中心を指している。本来いるべき心の場所を示している。それは五次元座標の原点を教えているのだ。

夢現のうす闇にはっきりと、五次元座標が浮かび上がった。

今、心は未来にいた。図のⓑ点から発しているそれは恐れだった。ⓑ点から戻るべき原点を指示しているのだ。それが心の痛み、苦悩の本当の姿だったのだ。痛みは心の原点の場所を示している。

私は原点を通るスケール軸を思い描き、体内宇宙から天体の拡がる宇宙につながる。その空間の中に身をおいた。空間に浮遊する私は、地球を包む空間になり、それは自然に私自身を包む空間に変って行った。その空間は私の身体の中にまで広がって私自身を生かせている。

スケール軸をイメージするだけで、ⓑ点の心はその中心軸に向かい始めた。未来に迷い込んだ心が原点の引力に引きもどされるように思えた。

苦悩を受け入れたら、それは原点に戻るための神のメッセージだと思えたら、心は自ずと原点に戻る。

それは悟りの夢だった。

私は今までに経験したことの無い清々しさで目を覚ました。

 

これは最近あった、私の現実夢だった。

五次元の座標は心の羅針盤だったのだ。そう理解できたのである。

原点とは何か。

あらためて考えてみると、それは今この瞬間にある実在そのものである。宇宙の存在以外のなにものでもないのだ。つまり原点は私を示しているばかりではなく、存在そのもののことなのだ。

宇宙のこの存在は、神と呼んでも差し支えないだろう。そこは一切の不足のない満たされた場所なのだから。もし何か満たされないものがあったとすれば、この広大な宇宙そのものが存在できない。そのような場所なのだ。

原点の私は、完全に満たされている。それは神とイコールで結ばれるところなのだ。実在の中心と言えるのだ。

五次元座標は、まさにその原点を指示し私を私たらしめる。苦悩は私を苦しめる悪魔ではなかった。原点に帰りなさいと言う神の声だったのだ。

そう考えれば、

心のあり方は、すべてこの座標の中に納まる。

心が過去ⓐ点にあれば、そこから後悔やマイナスの記憶が、心の痛みを生み出す。今渦中のコロナ問題はⓒ点にある心だし、ⓓ点にある心は夜空の星に心奪われているのかも知れない。

 

つまりこういうことだ。

何か苦悩を覚えたら、この座標を思いえがけばいい。

胸を痛めている心は、座標のどの位置にいるのかを見るだけで、自分はどこに行けばいいのかが分かるのだ。

羅針盤さえあれば、見失った心の原点に向かって、霧の中を進む必要はないという事なのだ。

原点には苦悩はない。

あるのは充足の至福感だけなのだから。

悟りとはこのことを言うのかも知れない。

 

 


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