のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

「浄土」道

2013-12-31 | 組作品「浄土」
2013年最後の日になった。 この年末、いい出会いがあって、私の提唱するのしてんてん系宇宙論と、鉛筆絵画がついに一つになる予感がする。 その出会いを大切にしたい。 それらはある意味、浄光寺が発端になったと言えるだろう。 石田克の存在は私に心を穿つエネルギーを与えてくれたし、 そのエネルギーが絵画「浄土」につながっていった。 そして奇跡的な出会いがこの年末に起こった。 絵画と心得をつな . . . 本文を読む
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「浄土」道

2013-12-29 | 組作品「浄土」
「浄土」道を組み替えてみた。 4枚だと、組み合わせの数はぐんと減る。 (4×3×2×1)×(4×4×4×4)=6144 それでも6144は少ない数ではない。このような組み合わせが6千以上も作り出せるのだから、常識がひっくり返るような感じがする。 ちなみに2枚だけだと(2×1)×(4& . . . 本文を読む
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「浄土」道

2013-12-28 | 組作品「浄土」
898627E+22 16枚の絵画でできる「浄土」の組み合わせの数、手持ちの計算機では無理なので、計算ソフトエクセルで計算してみたら、上のような数字しか出ない。Eがついているのはエラーという意味なのだろうか、もしかしてエクセルでも計算できないのかも・・・・ このEが気になって、いろいろ調べてみたら、これは指数というもので、大きな数字を扱うときに表示されるのだとわかってきた。 E+n というの . . . 本文を読む
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「浄土」道

2013-12-27 | 組作品「浄土」
1...(0乗)..= 一(いち)10の1乗…= 十(じゅう)10の2乗…= 百(ひゃく)10の3乗…= 千(せん)10の4乗…= 万(まん)10の8乗…= 億(おく)10の12乗= 兆(ちょう)10の16乗= 京(けい)10の20乗= 垓(がい)10の24乗= 秭(じょorし)10の28乗= 穣(じょう)10の32乗= 溝(こ . . . 本文を読む
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「浄土」道

2013-12-26 | 組作品「浄土」
4枚で一つの主題を意識する組作品をつくる。4個の原子で一つの細胞をつくるというイメージだ。 そう考えて、やっと絵画「浄土」の具体的な考え方に出合えた気がする。 「浄土」は、浄土に入る門、そこに至る道、門の外にある苦楽、そして門の内にある真実の世界、この4つの主題を一つにする。 つまり4個原子でできた細胞4つ集まって一つのいのち「浄土」が生まれるということになる。 90センチ角のキャンバス1 . . . 本文を読む
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「浄土」道

2013-12-23 | 組作品「浄土」
描きながら考える。 完成は見えていないが、進むことだけが絵画「浄土」を現実のものにする唯一の道だと思っている。 毎日ドローイングを続ける。シャープペンシルで線を引く。それだけで絵を作り上げる。その線に今を生きるいのちを重ね合わせる。これが私の理想だと思ってきた。 線は誰にでも引ける。技術ではなくそれはハートだ。私はそれを母の絵とともに経験した。 線を引く。ただこれだけのことで、人は自分の心 . . . 本文を読む
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「浄土」迷い

2013-12-20 | 組作品「浄土」
私のおごりと迷いに鉄槌を下したのは、御住職のさりげない一枚のタオルだった。 まっさらな今日のいのちありがとう 御住職の前で、私はこの言葉からかけ離れ、なんと高く舞い上がっていたことだろう。今日のこのいのちを忘れて、その上空に妄想を作り上げる。それが一切の苦悩の原因なのだ。 「浄土」を描くという。だがその浄土が妄想の上に描かれたものなら、簡単にひっくり返る。ひっくり返ったら地獄だ。人を惑わせて . . . 本文を読む
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「浄土」迷い

2013-12-19 | 組作品「浄土」
  寺に向かった私は、自分がそれ相応の人物でなければならないという思いで満たされていた。表向きは謙虚にふるまっていても、心は相応の人間だという思いでいっぱいだった。そして御住職の前でそれを証明しようと、必死だったのだ。 自分をよく見せようという思いが空虚な自分を作り上げて浮き上がっていた。 本当の自分はいつも取り残されたままで、私はこんなに立派なんですよと言いたい心だけが真実を離れ . . . 本文を読む
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「浄土」迷い

2013-12-18 | 組作品「浄土」
私はただを見つめるしかない。 それは私が得た理解の最大のものだ。 苦悩から逃げたら、最悪の結果になる。増殖して何倍にも膨れ上がる苦悩に飲み込まれてもがく以外に道はなくなるのだ。 苦悩と戦ったら、どこまで行っても勝利はない。ほんの一握りの偉人がそれを成し遂げるかもしれないが、いばらの道を歩めない私のような人間がつかむ勝利はいつも泡のように消える。 苦悩を懐の中に入れたままにしていると、人は腐 . . . 本文を読む
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「浄土」迷い

2013-12-17 | 組作品「浄土」
この苦悩から逃れ、真実に至ろうと絵を描き始めたのは、私にとって最大の失恋を味わった時だった。二十歳の空白を絵が埋めてくれた。絵に真実を求める性癖はそこから生まれた。そして今も変わらない。 真実に至る。そこには至福がある。そこに浄土があると思い込んで絵を描き続けてきた。 苦悩があり、喜びがあり、また苦悩が生まれる。真実に至ったと思ったその瞬間から苦悩が始まる。延々と繰り返されるそれは、まるで賽の . . . 本文を読む
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