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五次元講義 3 (五次元の考え方)

2018-11-20 | 5次元宇宙に生きる(一人旅通信)

上の図は 竹内薫著 図解よく分かる最新宇宙論の基本としくみ「宇宙137億光年を旅する」

から拝借したスケールの風景です。上のリンクは同書籍のダイジェスト版が示されますのでごお時間があれば覧ください。中ほどにこの図が出てきます。

「極大から極小のスケールを視覚化し、ミクロとマクロを横断する宇宙論の世界への接近を試みたい。」という書き出しで、この図の説明があります。

望遠鏡と顕微鏡の倍率を変えて宇宙を観た姿だと言います。

図の中ほどに犬の写真があります。そこが原寸の世界で、そこ方左にたどっていくとスケールが大きくなっていく風景が見え、逆に右にたどればスケールが極小に向かっていく風景が見える。そんな配列になっています。

この世界のつながりが五次元宇宙なのです。

この図は望遠鏡と顕微鏡を使って、見えない世界を原寸(1倍)の大きさにして私達にスケールの世界を見せてくれています。

ところが私たちは望遠鏡も顕微鏡も使わないでイメージだけでこの世界を見ることが出来ますね。もちろんそれは望遠鏡や顕微鏡で実際の世界を見せてくれたおかげであることは言うまでもありません。そのおかげでスケールの世界のつながりを想像出来るようになったのですから。

 ところでこのそれぞれのスケールの画像を見てください。どれも同じ大きさの窓から世界を眺めているということに気付きませんか。犬を見ている窓も、地球を見ている窓も、あるいはクオークが見えている窓も、みな同じ大きさをしていますね。

このとき、自分がこのそれどれの窓に立って外をながめていると想像してみてください。

あなたは地球が見えている窓に立っていると考えましょう。

するとその想像の中にいるあなたの大きさは、窓と同じ比率で大きくなっているのです。

あるいはクオークの見える窓から外を見ているという空想は、クオークの見える窓と同じ比率で縮小したサイズの身体になっているのです。

これは無意識に、想像するだけで起こっているのです。

太陽系の見える窓から外を見ているあなたは、自分の大きさを無意識にその窓のスケールに拡大させているのです。

もし、自分を今ある1倍の自分の大きさしか意識できなかったとしたら、私達は太陽系の見える窓があっても、そこに積もった塵にも満たない小さな身体でしかありませんね。そんなスケールで太陽系の窓を観ることは出来ないでしょう。

しかし私達の意識は、瞬間的に自分のスケールを変動させている。観るということ、あるいは想像することが自動的にスケール変動につながっている訳です。

これを認識主体の変動というのです。

私達は全く無意識にこの「認識主体の変動」という能力を使っています。しかしそのことに気付いたら、変動させているスケールの世界を意識的に見ることが出来るようになるのです。スケール軸を中心に据えた巨大な一つの世界がイメージの中に描きだせるようになります。それが五次元の世界のすべてなのです。

私達の身体は「1」という大きさから変動しないという考え方は、常識であり実際的でありますが、想像する力は、その実際的な意識を越えて自由に大きさを変えて認識世界をひろげているのですね。

五次元のスケール軸というのは、まさにこの想像力の根底にある認識主体の変動を一本の線の上に規則的に並べただけのものなのです。

スケール軸とは、空想の働くスケールの座標ということになります。

今まで空想するイメージの世界は、時間軸だけでした(四次元)

しかしもし、私達が変動する認識主体(自我)を認め、スケール軸を意識できるようになると、自分を瞬間的に極小世界から極大世界に連れて行くことが出来ます。しかもその極小から極大の世界は、今この瞬間に存在する自分自身だということに気付くのです。この大宇宙も私であり、素粒子の世界も私ということが分かってきます。

なぜなら、スケール軸から見えてくる一連の世界は、どこからどこまでが自分という区別がつかないのです、素粒子の浮かぶ空間も地球が浮かぶ空間もただ一つの空間であってどこにもそれらを分別する境界はないのですね。

そんな世界像を時間の流れを停止して思い浮かべることが出来るようになるのですね。これがスケールの次元、(五次元)ということになるのです。

時間軸とスケール軸は今を原点にして交わる座標となって私たちの世界をひろげてくれるのですね。

しかしそれで世界はすべてかと言えばそれはNOと言わねばなりません。五次元と言えども認識の出界であることには変わりありません。つまり無限の先を観ることは出来ないということです。

無限に過去・未来に続いて行く時間軸と同じように

無限に極小・極大に続いて行くスケール軸を考えることが出来きます。

このことから五次元の最大の世界は次の図のようになります 

いずれにしろ、認識の問題はその先に無限を生み出します。私たちはそれ以上を知り得ないということを合わせて、見ておかなければなりませんが、今はその問題に触れる時間がありません。

ただ、五次元は、今まで苦悩を生みだしてきた時間の概念から、スケールの軸に移動できることを理解させてくれるということを知って頂きたいのです。

一瞬の中にある自分の宇宙に入っていくことが出来る。それがスケール軸であり。それはたとえば瞑想する心の向かう方向でもあるのです。


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