のしてんてんハッピーアート

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静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

花と言い訳 のしてんてんの詩 (2)

2018-04-27 | 5次元宇宙に生きる(一人旅通信)

=花と言い訳=のしてんてんの詩=


(2)

言い訳の背後には不安がある。

 

 自分は不完全だという不安、

 人から認められないかもしれなという不安、

 世渡りが出来なかったらという不安、

 嫌われ、裏切られるかもしれないという不安。

 

 不安は避けようのないものと、

 あなたは考える。

 あたかも自分の外からやって来てあなたを悩ませているかのように、

 あなたは自分を捕らえている不安を、

 何か別のもののせいにしたがる。

 そこで

 言い訳があなたの中で正当化されるのだ。

 

  だが忘れてはならない。

 あなたを取り巻く不安はすべて、

 あなたが作り出したものだということを。

 大きな社会不安といわれるものですら、

 あなたの考えの中に作り出されたものなのだ。

 

  他人の不安はあなたのせいではない。

 しかしあなたの不安は何であれ、

 すべてあなた自身の責任といえる。

 あなたは不安を持たないことだってできるのだ。

 

  実際あなたが、

 真実の中に生きるならば、

 不安はどこにも生まれない。

 なぜなら真実は、

 それ以外にありようのないものだから。

 

 花が花であるように、

 鳥が鳥であるように、

 あなたがあなた自身であるならば、

 不安はどこから生まれて来るというのだろう。  

 

  他人の目を意識し始めると、

 あなたは、あなた自身から離れていく。

  スミレの花が蓮華になろうとするように、

 あなたは、

 自分の作り出した理想の姿になろうとして

 不安を生み出しはじめる。

 

  不安はあなたの思いであって、真実ではない。

  真実ではないからこそ言い訳が必要になって来るのだ。

 

 不安が生まれたら、

 それを頭の中で解決しようとしないで、

 その不安そのものを見つめてごらん。

 

 目を閉じて、

 自分の中のどこにその不安があるのか、探してごらん。

 ゆっくりと自分の中に入って行けば、

 不安など、どこにも見つけられない事にあなたは驚くだろう。

 

 やがてあなたは、

 枯れた花を幽霊と思い込んで怖がっていたように、

 なんでもないあなたの思考を、

 現実だと思い込んで不安を作り出していたことに気づく。

 

  不安は、

 あなたの頭の中で作り出された幻想だということに気づけば、

 あなたはいい訳人生から解放されるだろう。

 

  どんなことでも、

 いい訳をしたくなったら、

 一呼吸おいて自分の内側を眺めてみよう。

 するとそこに本当の自分が見えて来る。

 

 あなたが、しまったと思った瞬間に、

 そのしまったという思いそのものを見つめてごらん。

 するとそこに本当の自分が見えて来る。

 

  絶望的なその瞬間にも、あなたは生きている。

 わずかな食べ物と水、そして空気さえあれば、

 充足して生きているあなたがそこにある。

 それ以上に何が必要だろう。

 

 どんなときでも、

 あなたはゆったりと自然のままに生きている。

 その尊さが感じられれば、

 しまったと思うその瞬間でさえ、

 失ったものは何もない事にあなたは気づくだろう。

 

 そうなればどうしていい訳など必要になる?

  どうして人目を気にして取り繕う必要がある?

 自分が間違っているかどうかなんて、どうして気にする必要がある?

  堂々と生きていればいい。

 いつも胸を張っていればいい。

 伸びやかにただ自分自身であればいい。

 

 無理をして、

 自分ではないものになろうと努力する必要はどこにもない。

  まるでこの世に自分一人しかいない時のように、

 自分自身であり続けなてごらん。

 そこに本当のくつろぎがある。

 

 しまったという思いから、

 ただ徒に思考を走らせてしまえば、

 またもやいい訳が始まるだろう。

  うまくいい訳をしてその場を取り繕っても、

 問題は少しも解決していない事を見抜かなければならない。

 

  いい訳をした瞬間から、

 あなたは自分ではない自分の世界に生き始める。

 そうなったら、

 あなたは常に自分を作り続けなければならなくなる。

 むなしいままに自分を描き続けなければならなくなる。

 虚構の自分を本物らしく見せるために、

 あなたは絶えず緊張していなければならなくなる。

  人に誇れる自分を作るために、

 常にあなたは自分を飾り立てなくてはならなくなる。

 

  そして、

 自分で作り上げた虚構の自分を失うことが、

 死ぬよりも苦しく怖いもののように思い始める。

 あなたはますます、強固な鎧を自分に着せなくてはならなくなる。

 あなたはストレスで凝り固まってしまうだろう。

  ストレスは自分を見失った時から生まれる。

 本当の自分から離れれば離れるだけ、ストレスは大きくなる。

 

  いい訳をしたくなったら、

 そこが人生の分岐点と思えばいい。

 くつろぎの人生か、ストレスの人生か。

  真実の人生か、虚構の人生か。

  充足した人生か、不安の人生か。

 

  あなたはどちらをとる?

 

 

 

 

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4 コメント

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おぼれながら泳いでいる (真鹿子(まかこ))
2018-04-27 10:52:03
そう言えば、
私はいつも不安ですね。
常に金づち泳ぎで、
土壇場がむしゃら無我夢中!

けれども不安に
強くなってきているのも確かです。

不安渦中だからこその感動!
多くの歓喜に励まされています。
有り難いですね☆

それでは
今日も不安が友!
宇宙未知領域深海冒険
がむしゃら金づち泳ぎ
がんばります^ね^!

励ましのコメント
感謝申し上げます♪
午後からもどうぞ
良き時をお過ごしくださいませ☆

まかこ 拝
まかこ様 (のしてんてん)
2018-04-27 11:14:30
金づち泳ぎ。
実際に私は川泳ぎで何度か経験しました。

しこたま水を飲んで、呼吸が出来なくなることもしばしばでした。

肺に水が入ると、空気が吸えないのです。かといって咳き込んで吐き出すことも出来ない。死ぬと何度も思いました。

身体が命の瀬戸際で真剣そのものに動いているのですね。

不安渦中の歓喜!
逃げないで立ち向かうからこそ生まれるものですよね。

私の金づち泳ぎの体験から言えば、それでも泳いで遊ぶことをやめなかった子供時代の歓喜です^ね^




Unknown (sure_kusa)
2018-04-28 02:53:36
>金づち泳ぎ
水をいっぱい( not 一杯 )飲んだ事があります。

見える世界が空気と海中を行ったり来たり。
死んだと思ったら生きてました ♪

言い訳・・寝ても覚めても、ずっと考えています ♪( ダメじゃん )
カっこいい言い訳を考えると自分が辛くなりますね。
sure_kusa様 (のしてんてん)
2018-04-28 08:03:17
ホント分かります。
こう見えて私など、ええかっこしいの代表みたいなもので、かっこいい言い訳をわんさかつくります。

最高の言い訳に行き着いて、ふと後ろを見ると遠くの方でみじめな自分が途方に暮れて泣いているのですから、私も代表を自認して辞任したいと思っているので^す^。よ;

それにしましても、ツッコミ封じに一杯食わ(飲ま)されたと思うのは私だけでしょうか。

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