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マレー半島 花の旅 index 

2011-08-08 13:32:02 | マレー半島 花の旅

「花の旅」 総合目次 


マレー半島 花の旅 index

 

 出発

 1  羽田国際線ターミナル (羽田から海外へ

 シンガポール

 2  シンガポール チャンギ国際空港 (シンガポールツーリストパス

 3  フラグランス・サファイア ホテル (シンガポールのホテル

 シンガポール植物園

 4  シンガポール植物園へ (植物園までのアクセス)

 5  シンガポール植物園 散策 (念願の植物園

 6  シンガポール植物園 生姜園 (シンガポール植物園の様子)

 7  シンガポール蘭園 (ラン園の花)

 8  シンガポール植物園 奥へ (シンガポール植物園の光景)

 9  シンガポール植物園 珍木 (シンガポール植物園の木々)

 シンガポールを歩き廻る

10  シンガポール マンダイ蘭園 (マンダイ蘭園は移転しました)

11  シンガポール 食い物の恨み (ドリアンを食べ損なう)

12  シンガポール 旅の暑夜 (ゲイラン繁華街は大人の街

13  シンガポール 悪戯っ子 (シンガポール川の彫刻

14  シンガポール マーしかし (マーライオンはシャワー中

15  シンガポール ビル街に椰子 (高層ビルに椰子の並木)

16  シンガポール 西洋と日本 (「日本ガンバレー!」と言う気持ちになる

17  シンガポール 中国とインド (へインド街の市場が面白い)

18  シンガポール マレー村 (優雅な民族舞踊

19  シンガポール 不可思議 (踊りながらトランス状態になる

20  シンガポール 絶品チョコ (シンガポール オウフリー・チョコレート店

21  シンガポール 東海岸通り (シンガポール海峡に無数の船

22  シンガポール やっとドリアン (ドリアンのスイーツ) 

23  シンガポール モスクの町 (サルタン・モスク)

 マレーシア ペナンを歩き廻る

24  ペナンへ (日本企業が頑張ってる)

25  ペナン 何でペナンなの (マレーシアシャクナゲが見たい

26  ペナン 交通事情 (マレーシア入国)

27  ペナン バスの車窓から (ペナンにもジャスコ)

28  ペナン 五つ星ホテル (五つ星クラスが6500円)

29  ペナン 無料循環バス (ジョージタウンの無料バス)

30  ペナン 英国の遺産 (ペナンの歴史)

31  ペナン やっぱり徒歩 (街の旅はやっぱり徒歩)

32  ペナン 民族の坩堝 (ペナンの民族)

33  ペナン インドの香り (ペナンのインド人街)

34  ペナン 街を彷徨う (ジョージタウンのトライショー)

35  ペナン マックジュース (マックのオレンジジュースが美味い)

36  ペナン 大東酒楼 (ペナンの美味いもの)

 ペナン植物園

37  ペナン植物園へ (タクシーでペナン植物園へ)

38  ペナン植物園 散策 (ペナン植物園の様子)

39  ペナン植物園 饒舌な樹 (ペナン植物園の木々に独特の雰囲気

40  ペナン植物園 この木何の樹 (ペナン植物園の木々)

41  ペナン植物園 石楠花は幻 (ペナン植物園の花)

 ペナン 旅の情報

42  ペナン 島のウルトラマン (ペナン バトゥフェリンギへ

43  ペナン 金の砂海岸 (ペナンのビーチリゾート

44  ペナン 常夏の楽園 (安い値段で部屋が借りられます

45  ペナン 出前一丁 (ペナンからシンガポール 夜行バス 2240円

46  ペナン もう一丁 (ペナンの安宿情報

47  ペナン 雪国と同じ (「がん木」と「騎楼」)

 シンガポールの文化

48  シンガポール トランスファー (シンガポールへ戻る

49  シンガポール ツーリスト・パス (日本の漫画の浸透

50  シンガポール 熱帯も兎年? (シンガポールにも干支の風習

51  シンガポール ロープウエイ (ロープウエイからの景色)

52  シンガポール 丘の上の公園 (シンガポール 絶好のロケーション

53  シンガポール 宝石箱 (シンガポール マウント・フェーバー

54  シンガポール 元気なマー君 (マーライオン・パーク

55  シンガポール リバークルーズ (シンガポール川の遊覧船

56  シンガポール ココナツ麺 (シンガポールの公用語等

57  シンガポール 帰国 (ヒンドゥー教の祭 タイプーサム

 

 

 

 ※ 全ての「花の旅」 総合目次

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シンガポール 帰国

2011-03-06 13:43:56 | マレー半島 花の旅

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 フードコートを出てMRTのラッフルズ・プレイス駅に向かいました。

途中の三菱東京UFJ銀行の前で静かな、しかし煌びやかな山車を囲んだインドの人達のパレードに遭遇しました。

 そう言えば、ペナン植物園に向かうタクシーの中で運転手さんが「明日からインド人の盛大なお祭りが始まる」と話してくれたことを思い出しました。

 

 

 ペナンでもシンガポールでもインドの人々にとって、今日は特別な意味を持つ日のようです。

 この興味深いお祭りも、帰国してからネットで調べてみたのですが、どうやら私が見たのは「タイプーサム」と呼ばれるヒンドゥー教のお祭りの前夜祭のようです。信者は「ガバディ」という御神輿を担いで、鉄串などを身体に刺して、苦行の行進を行うのだそうです。インドでは、このお祭りは禁止されていて、シンガポールとマレーシアでだけ行われている様です。ネットで検索した画面では、体に金属の串を刺して行進する人の姿が掲示されていましたが、私は痛いものは見るのも痛いので、静かな行進を見るだけで済んで幸いだったかもしれません。

 (怖いもの見たさ、で興味のある方は「タイプーサム」で検索されると宜しいかと思います)

 

 空港に着いて時間を確認すると20時15分を過ぎていました。ポケットに50$弱の現金が残っておりましたので、例によって免税店で全部使いきって出発時間を待ちます。

 

 シンガポール、チャンギ国際空港発、羽田行きJAL036便の到着予定時間は明朝5時40分です。

 

 機内への通路の先には日本語を話すキャビンアテンダントが笑顔で迎えてくれる「日本の空間」が待っていてくれます。

 私は熱帯の国の余韻を楽しむように、ゆっくりと日本へと続くボーディングブリッジに歩を進めて行きました。

 

 

 

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シンガポール ココナツ麺

2011-03-06 13:30:09 | マレー半島 花の旅

 途中のボート・キーでバムボートを降りて散策してみました。

 ボートを降りる時、60歳位かな?と思われる船頭さんに英語で「途中で降りられますか?」と聞くと、首を横に振って、若い船員さんに視線を投げました。その若い船員さんが私に視線を合わせましたので、再度同じ質問をすると、「OKです、料金は返金されませんが」の答えが返ってきました。

 この時のやり取りが記憶に引っかかっていたので、このブログを書くに当たってシンガポールの教育制度などの解説を読み直してみました。この国では1970年代から英語を第一言語に統一して教育を始めたのだそうです。モザイク国家、他民族、多言語の国であればこそ、公用語を英語に統一できたのかもしれませんが、随分大胆な政策を実行したものだと思います。しかし、それが今のシンガポールの繁栄をもたらした要因の一つでもあるのでしょう。 

 つまり、このことから、若い人は英語を使えるが、高齢者は十分に英語をマスターできていないと考えればバムボートでのやり取りが納得できます。

 

 ボート・キーでは川辺にレストランのテラスや、建物の一階部分にマッサージ店やパブなどが並んでいました。

 

 店の内外に東洋人、欧米人と顔ぶれも多彩です。

                      

 

店先の大きな蟹と目が合いましたが、いつものように、一人で太刀打ちする程の気力が沸いてきません。

 

                       

 

  街の灯りの煌きが増してきました。この辺りで見極めないと、空港のレストランで在り来りの夕餉を摂る羽目になりそうです。

 

                       

 

 そこで、一人でも気軽に食事のできるラオ・パ・サ・フェスティバル・マーケットへ足を運ぶことにしました。19時半頃になっていましたので、残り時間もそろそろ限界に近づきつつあります。

 

 ここには中華、マレー、インド、日本、韓国料理と多彩な種類の料理店が放射状に並ぶフードコートで、食のテーマパークのような雰囲気の場所です。

 

                      

 

 時間も気になり始めましたので、店を数件チェックしてから、日本語でもメニューを表示してある一軒の店のココナツスープラーメンを試してみることにしました。

 

 

 食後の感想は「不味くはないが」でした。ココナツスープは辛味の後で、ほんのり甘さを伴って、残り香のように口に広がるような使い方が本来の姿だと思うのですが、このラーメンでは辛味が中途半端でした。

 

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シンガポール リバークルーズ

2011-03-06 13:09:25 | マレー半島 花の旅

 バムボートはマーライオンを廻り込むようにシンガポール川に入って行きます。

                        

 

 だいぶ陽も傾きかけてきました。

 進行方向にUOBプラザなどの背の高い金融街のビルが見えます。

 ボートの左舷のフラトン・シンガポール・ホテルのレストランに灯りが燈り始めました。このホテルは昔、郵便局だった建物を改造したものだそうです。

 

 

 ボートが進んでいくと、愉快な彫刻「ジャンピング・ボーイ」が見えてきました。

 

 

 時刻も19時になろうとしており、右岸のボート・キーのレストランのテラス席は仕事を終えたビジネスマンらしき人々で賑わい始めていました。

 

 左岸にあるクラーク・キーのリバース・バンジーは時速200キロで上空に放り出される逆さバンジーだそうですが、船頭さんが「あれが逆さバンジーです」と説明すると、私の横に座っていた非常に恰幅の良い欧米人のご夫人が「ノーサンキュー」と呟いたので、私もご夫人に眼を合わせて微笑み「同感です」の意を伝えました。

 

 クラーク・キーの対岸のプロムナードと名付けられた岸辺では夕涼みを楽しむ人々が安息のひと時を過ごしていました。

 

 そして日本のパルコが経営するセントラルと名付けられたショッピングセンターの二階に、らーめん「山頭火」の文字が見えます。

 

 リード橋を潜った先のリバーサイド・ポイントでも、夕餉を楽しむ人々の姿で賑わいを見せていました。

 

 

 クラーク・キーでは川岸に張り出したカラフルなレストランのテラスや、昔の船を模した飲食店などが川に浮かんでいました。

 

                  

 

 それはそうと、今回の旅では朝の太陽が時間の割りに低いと感じていましたが、その分夕方の太陽が沈む時間が遅いようです。

 経度に対する時間設定の問題だけなのかもしれませんね。

 

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シンガポール 元気なマー君

2011-03-06 12:57:31 | マレー半島 花の旅

 ラッフルズ・プレイス駅でMRTを降り、マーライオン・パークのバムボート乗り場に向かいました。

 ここは既に何度も足を運んでいますので、駅の改札口を出ると南側を回り込みマリーナ・ベイに沿ってシーライオン・パークに向かいました。

  

 マリーナ・ベイ越しにマリーナ・ベイ・サンズのビルが見えます。振り返ると周囲には金融機関のオフィスなどが入った近代的なビルが肩を並べています。

  

 

 シンガポール川河口のマリーナ・ベイでは何時もと変わりなく、バムボートが運行されていることが確認できました。

 

 そして、海に面した建物を回りこむと、

 アー、居た!

 マーライオンが元気良く口から水を噴出しているではありませんか。

 このページから読まれた方にはお分かり頂けないと思うのですが、実は私が健全な、有りの侭のマーライオン君にお目に掛かるのはこの時が全く初めてだったのです。この日もまさか、素のままのマーライオンにお目に掛かれるとは思っていませんでした。何しろ三日前にここに来た時、マーライオンは全身を木枠で囲まれ、青いネットで覆われていたのですから多分旧正月まではこのままだろうと、その時は予想していました。

 全くの予想外の出来事だったので、写真もバチバチ写し、後から数えたらなんと14ショット。いやはやです。

 マーしかし、マーライオン君もやる事が乙ですね。

                  

                  

 

 バムボートは団体の予約が入っていたのか、乗船券を買ってから20分程度待たされましたが、今日は腹を立てる気にはなりません。

 

                        

 

 当然バムボートが出航した後も、海の上からマーライオンをパチパチ。

イヤー、目出度し、目出度しです。

                

 

 

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シンガポール 宝石箱

2011-03-06 12:53:30 | マレー半島 花の旅

 マウント・フェーバーのジュエル・ボックスに、テラスを設え、優雅にセントーサ島を望むレストランがあり、人影も少なく、静かな雰囲気だったので冷たいものを飲もうと、中に入ることにしました。


 

                        

 

 手持ちのシンガポール$は70程度と少々心配な額になってきましたので、若い女店員にVISAが使えるかを確認して席につきました。手渡されたメニューを見ると、心配する程でもない価格が表示されていたので、「ビールを下さい」


 

 今回の旅では初めて、夕食時間外で口にするアルコールです。


 昨日のペナン植物園から後の行程は「おまけ」の意識があるので、気持ちにゆとりがあります。ゆっくりと黄金色の液体を味わいながら、暫し、気持ちを空ろに異国に過ぎ行く時間を楽しみました。


 ジュエル・ボックス、日暮れにはどんな光景が広がるのでしょうか。今回の旅で一番のんびりした時間だったかもしれません。


 さて、今夜のJALは22時発です。まだ空港に戻るには早すぎます。


 旅のあれこれを麦酒の泡に思い浮かべながら、残りの時間を何処で過ごそうかと考えました。


 そこで思い付いたのが、シンガポール川のクルーズです。あの辺りなら夕食を摂る場所にも不自由はなさそうです。


 同じロープウエーでハーバー・フロント駅へ戻り、次はラッフルズ・プレイス駅へと向かいました。

 

 

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シンガポール 丘の上の公園

2011-03-06 12:48:08 | マレー半島 花の旅

 マウント・フェーバーの山頂駅はジュエル・ボックスと名付けられた展望ダイニングと一体となっていて、レストランやバー、みやげ物店などから構成されています。

 駅を出て左手に数百メートル程歩くと小さな公園がありました。歩道の植え込みの中に名札があり「カリビアン・パイン」つまりカリビア松と記載されています。そうですか、周囲の松はシンガポールのものではないのですね。

                  

 

 眼下にシンガポール海峡とそこに浮かぶ船が見えます。

 ガイドブックにはインドネシアのリアウ諸島も見えると記載されていますが、どれがそれなのか判然としません。


 

 丘のすぐ裏手はすぐ目の前まで高層住宅群が迫っています。


 

 周囲の様子は横浜の山下公園を思い出させるような雰囲気です。

 この公園ではマーライオン・パークで素顔が見れなかった、もう一匹のマーライオン君にも出会うことが出来ました。


 

 ロープウエイ駅に戻る途中、ハマユウに似た花を見かけましたが、後で調べてみると、どうやらスパイダーリリーと呼ばれる花で、西インド諸島が原産だそうです。


 

 海を見下ろす場所には小道を付けて、ベンチが設えてありました。夕涼みの頃には、若い恋人達には絶好のロケーションとなることでしょう。


 

 

 

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シンガポール ロープウエイ

2011-03-06 11:53:25 | マレー半島 花の旅

 ハーバーフロント駅に隣接してマウント・フェーバーとセントーサ島を繋ぐロープウエイの駅がありました。ここが丁度ロープウエイの中間地点のようです。


 

 

 塔のような建物の一階に受付があり、チケットを買って


 

 エレベータでロープウエイ乗車口へ上がります。

 

 

 ロープウエイはセントーサ島とマウント・フェーバーを結び、この場所は支柱の役目も担っています。


  

 

 平日のため、客も少なく、頻繁に来るゴンドラに乗客は私一人です。


 

 眼下には洋式の建築物が森の中に赤い屋根をみせていました。


 

 4、5分も乗っていたでしょうか。


                                          

                        

 

 程なく、ゴンドラは山頂駅「ジュエル・ボックス」の展望ダイニングに到着しました。


 

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シンガポール 熱帯も兎年?

2011-03-06 11:39:51 | マレー半島 花の旅

 シンガポールは東京23区と同程度の面積の国です。


 その中で様々の民族が、モザイク国家と称されるような、夫々の文化を継承し街を形成しています。


 もっとも、国民の85%が政府が建てた団地に住み、英語を公用語としていますから、見かけと実態は異なるかもしれませんが、民族毎に宗教や伝統を色濃く残した街を見ていると、言語の統一だけでは解決できない、深く染み付いた民族の起源のようなものが見えてきます。


 前回はこのような民族の特色ある街を廻り歩きましたが、今日は前回見残した、一般観光エリアを尋ねることにしました。早速MRTでハーバーフロントへ向かいます。


 ハーバーフロントからはセントーサ島へモノレールやロープウエイが連絡しています。セントーサ島にはユニバーサルス・タジオ・シンガポールを含むリゾート施設や各種アトラクション、ホテル等が配置され、一日では遊びつくせない場所とガイドブックは説明しています。


 しかし、以前にもご紹介しましたように、私はリゾート施設にはあまり興味がありませんので、天気が良ければインドネシアのリアウ諸島まで望める、マウント・フェーバーと言う小高い丘にロープウエイで渡ってみることにしました。

 

 MRTのハーバーフロント駅に降りると、コンコースに兎のディスプレーが飾ってありました。


 

 エェーー、そうだったんだ。私は干支は日本だけの風習かと勘違いしておりましたが、世界共通だったんですね。しかも、そのサイクルも共通のようです。


 たぶん、いや、きっと干支は中国から輸入されたものの筈、そう言えば、方角や時刻に動物を当て嵌めることも中国から伝わったものですよね。辰巳の方角とか、子の刻、正午とか使ってますし。


 この熱帯の国でも、今年は兎年だったんですね。干支が我国固有の風習だなどと、私は何時から思い込んだのでしょうか。無意識に考えていましたが、単に外を知らないだけだったのです。


 人は永い年月を同じ環境に馴染んで暮らすと、その環境が何処よりも一番と無意識に思い込みがちです。特段の不都合が無ければ、現状が一番良いと考える思考パターンです。


 リビアの人が40年も大佐でいた結果、今では全く周りが見えないようですが、そのような思考回路は人間の根源的な習性なのかもしれません。


 いやはや「思い込み、認識不足」というのは本当に怖ろしいものです。

 

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シンガポール ツーリスト・パス

2011-03-06 11:35:32 | マレー半島 花の旅

 空港駅でシンガポール・ツーリスト・パスを入手して、MRTで市内へと向かいました。

 手ぶらなら、シンガポールの街歩きは電車とバスが絶対に面白い。

 電車とバスを利用するならシンガポール・ツーリスト・パスが絶対にお勧めです。

 

 

 そこで、シンガポール・ツーリスト・パスに関しての情報を少々。

  電車(MRT)にもバスにも一日8ドル(約520円)で便利に乗り放題のツーリスト・パスにも難点があります。それはチャンギ空港チケットオフィスの営業が12時から15時45分、16時45分から19時30分と限られていることです。また空港駅以外で取り扱っている場所はシティー・ホール、ラッフルズ・プレイス、ギブス、オーチャード等の駅に限られています。

 

 この日、私は空港のチケットオフィスが開く時間に到着しましたので、ツーリスト・パスを空港駅で購入することができましたが、初日にシンガポールに来たときはツーリストパスを空港で購入できず、別のプリペイド・カードを購入し、翌日にツーリスト・パスを新たに購入するという方法をとりました。

 私のようなMRTを次々と乗り継ぐような旅のスタイルなら、空港から普通のチケットでシティー・ホール駅まで行き、そこでツーリスト・パスを購入するという方法でも十分に元がとれます。

 空港からシティー・ホールまでの普通運賃は1.9ドルですから。詳しい説明が「シンガポール満喫術」の中の「シンガポール・ツーリスト・パス」にありますのでご紹介させて頂きます。

 

 さて、入手したパスを利用して最初に向かったのはオーチャードです。

 実は、最初の日に植物園へ行く途中、オーチャードのビルの中に紀伊国屋書店を見付けていました。ガイドブックによればシンガポールで一番の本屋さんだそうです。

 

 

 紀伊国屋へ行ったのは、今回訪問した各々の植物園の花に名札が十分に付されていなかったので、マレー半島近辺の熱帯植物図鑑を入手しようと考えたからです。

 結論から申せば、目的とする本は見つけることはできませんでしたが、紀伊国屋では英語、ドイツ語、日本語、中国語の各ジャンルの本が豊富に揃い、特に中国語のコーナーでは日本の漫画を中国語に翻訳したものが幾段にも亘って並んでいたのには驚かされました。

 

 

 

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シンガポール トランスファー

2011-03-06 11:01:04 | マレー半島 花の旅

 8時前にホテルをチェックアウトしました。

 ネットで予約したので、料金はカードに引き落とされます。

 ルームキーを返却すれば手続きは終了です。 

 本当にこの10年で、ホテル等のサービス業は革新的に変化したと思います。

 次の10年は今まで以上に大きな変化が生じるに違いありません。

 日本政府は今後、観光産業へ入力する方針ですが、活性化にはインターネットでの情報提供とその活用が必須だと思われます。

 それにしても、私みたいな小父さんが海外を歩くよりは、もっと若い人達が外の世界を見て歩けば良いのになと、つくづく感じています。

 

 ホテル横のバスターミナルから空港行きのバスが出ていることを確認していました。

 「ちょっとお買い物」みたいな気分で空港行きのバスに乗り込みました。

 

  8時過ぎですが、やっぱり太陽の位置が低く感じられます。

 遠くにマレー半島へ伸びるペナン大橋が海を渡っています。

 

 

 バスは朝の通勤客を乗り降りさせて、約1時間で空港に到着しました。

 飛行機は10時15分発のMI353便です。

 空港に着くと直ぐにチェックインを済ませ、出国手続きも終わらせ、出発ロビーに入りました。

 

 

                        

 

 ロビー内の売店でお土産を探しましたが、めぼしいものは見当たりませんでした。

 入国時にドルを換金し139.2リンギを得ましたが、今ポケットには3リンギ余が残っているだけです。

 ホテル代を別にすれば、滞在2日間が4000円程度で済んだことになります。

 空港では私の乗る飛行機の横で赤い機体のエアーアジアが待機していました。

 この飛行機だとシンガポールまで半値以下でいけるようです。

 

 

                         

 

 シンガポール空港には予定通りに到着しました。

 今夜、羽田へ出発するJALは22時です。

 シンガポールに到着した時は、この後のことは何も考えていませんでしたが、とりあえず審査を済ませて入国することにしました。

 

 

 幸い、第一ターミナルに手荷物預かりを見つけることができました。

 カメラの三脚とバッグを預けることができたので、これで行動範囲が飛躍的に拡大しました。

 早速に、スカイトレインで第二ターミナルに向かいます。  

 スカイトレインから望む管制塔が何だかとっても懐かしく感じられます。

 

 

 第二ターミナルのMRT窓口でツーリストパスを購入すれば、後はガイドブックと嗅覚を頼りに、楽しく気ままな街巡りの「始まり、始まり~」。

 

 

 

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ペナン 雪国と同じ

2011-03-06 10:48:01 | マレー半島 花の旅

 天后宮(Hainan Temple)は1895年に建てられ、1995年に現在の建物に改築されたそうですが、19世紀に海南から移民し、ジョージタウンでコックや船員として働いていた人達のために建てられたそうです。

 

 

 更に西へ進むと、レイス通りと交差する場所に、一階が眼鏡屋、二階がホテルとなる建物があります。

 この建物はありし日の時代を感じさせながら、ノスタルジックな雰囲気を存分に放っていました。

 

 

 レイス通りを北へ進んだその先に、大陸から渡って来た華僑の大富豪で、19世紀のジョージタウンを仕切ったチョン氏の邸宅があります。

 外壁が青く塗られ、ブルーマンションと呼ばれる建物の前まで行ったのですが、残念なことに解放時間が過ぎていたので、柵の外からの見学となってしまいました。

 

 

                          

 

 そこから引き返して、レイス通りを南下し、途中で突然現れた孟加里回教堂(Benggali Mosque)などを眺めながら、コムタの方角へと歩を進めました。

 突拍子も無い話で恐縮ですが、私は昔、転勤生活で新潟に住んだことがあります。

 海に面した新潟市より山側に入った豪雪地帯の町では「がん木」と呼ばれる構造物がありました。

 

 「がん木」は商店街に連なる店舗前の通路に雪を避ける為の庇を出して、その庇が繋がり、客が不自由なく歩けるアーケードのような構造物です。

 そして、以下の写真をご覧下さい。

 ペナンには全く雪など降ったことはない筈ですが、私が上で説明した「がん木」と全く同じ構造物を目にしました。

 

 興味を持って調べると、どうやらこれは「騎楼」と呼ばれる建築洋式で、スコールの多い福建省などのエリアで工夫された構造物とのことです。

 

 新潟とペナン、「がん木」と「騎楼」、思わぬ所で思わぬものが繋がりました。

 

 

                      

 

 「犬も歩けば棒に当たる」の諺通りで、今日も一日、大満足でした。

 

 さて、そろそろお腹も減ってきたことですし、今夜も夕餉は、気の良いおばちゃんに会える「大東酒楼」で頂くことにします。

 

 

                          

   追伸です。

 食後に注文した叉焼飽(チャーシュー肉まん)、これまた絶品でした!


 

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ペナン もう一丁

2011-03-06 10:39:43 | マレー半島 花の旅

 と言う訳で、結局お土産は見つけられませんでしたが、明日のシンガポールでも時間がありますので、お土産探しは明日に延期です。

 それでも、寝るにはまだまだ早い。

 そこで、再度市内循環バスに乗って、昨日足を運べなかった地区を歩いてみることにしました。昨日の街歩きに続いて今日も又「もう一丁」、と言った気分です。

 

 観音寺の前でバスを降り、周辺のお線香屋さんなどを覗いた後、西へ向かいました。

 

                   

 

 ガイドブック片手に歩いていますが、紹介されていない建物にも十二分に趣きがあり、旅の気分を存分に楽しむことができます。

 適当に、気の趣くままに、嗅覚だけを頼りに、ぷらぷらと歩き続けました。

 

                          

 

  適当に、気の趣くままに、嗅覚だけを頼りに、ぷらぷらと歩き続けました。

 

                   

 

 多分、ムントリ通り〔Lebun Muntri〕だと思うのですが古民家を改造したと思える飲食店やロッジ、カフェなどが並んでいました。バックパッカーなどが好んで集まりそうな雰囲気ですが、私も嫌いではありません。

 

 

 ところで、写真中央のロッジの玄関に掲示してあった内容は

 一部屋18リンギ(約500円)、相部屋10リンギ(約280円) 


 サービス内容:

 チケット手配、洗濯、ペナンツアー、タクシー手配、インターネット、食事等


 だそうです。


 相部屋、即ちドーミトリーと表示されているのはユースホテルのようなイメージなのでしょうか、多分シャワー、トイレは共用でしょうが、何かトラブルに巻き込まれた時などに直接行っても泊めてもらえそうです。

 

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ペナン 出前一丁

2011-03-05 20:34:13 | マレー半島 花の旅

  ビーチリゾートから宿泊しているホテルへ帰って、テレビで時間を確認する為にチャンネルを選んでいると、NHK大相撲の画面が映りました。衛生放送でしょか。


 

 今日はまだ寝るには早いし、明日はペナンともお別れです。今の内に何かお土産でも探しておこうと、付近のショッピングプラザを覗いてみることにしました。


 ホテルの周囲にショッピングプラザが集まっていますので、適当に入ってみました。中は日本のデパートのような雰囲気で、回転寿司まであります。

 

                      

 

 地下はスーパーマーケットで、野菜や肉などが日本とそっくりに陳列されていました。

 キャベツが5.31リンギ(約150円)、鶏肉が10.49リンギ(約300円)です。キャベツは輸入品だと思うのですが日本の値段とほぼ同じです。鶏肉は日本より安いと思います。


                 

 

 ここではポッキーやドラエモンの絵の付いた菓子袋なども目にすることができました。

 更に、何の違和感もなく「出前一丁」が一袋8.39リンギ(約240円)で棚に並んでおりました。

 

 

 この辺り一帯はコムタと呼ばれていますが、実際はコムタとはジョージタウンにある65建て円形ビルの名前です。そのコムタの下のショッピングモールも覗いてみましたが、日曜雑貨のようなものが販売されているだけで、お土産になるようなものを見つけることはできませんでした。


 

 確か、ペナンは主に交易で栄えた場所です。この地に特産品などは無いのかもしれません。

 

 周囲をぶらつく内に、旅行会社の事務所にシンガポール行き直行バスのポスターを見つけました。


 ペナンを夜9時半に出発してシンガポールには朝6、7時頃に到着する夜行バスの料金が80リンギ(2240円)です。


 ポスターのバスはダブルデッカー全席18シートですから、ゆったり座れる様です。今回私が購入したシンガポール、ペナン間の片道航空券が約15,000円ですから、これは安い。


 

 

 ここで、思わず考えてしまいました。格安航空券で羽田からシンガポールへ飛んで、バスでペナンに来て、安いホテルに泊まれば多分、一週間でも4~5万の予算で来れるのかもしれないと。


  この記事を読んでくれている、お友達の皆さん、ご一緒に如何ですか?ノウハウは提供致しますよ。

 

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ペナン 常夏の楽園

2011-03-05 20:29:35 | マレー半島 花の旅

 バトゥフェリンギ・ビーチでは、ほんの束の間でしたが、ペナンのもう一つの顔、常夏の楽園のイメージを垣間見ることができました。


 ペナン植物園と世界遺産を見ただけでは偏った印象で島を去った可能性もありますが、胸の中一杯に青い空と碧い海の大気を吸い込み、熱帯の色と光を感じて、より確かにペナンを認識することが出来た気が致します。


 

                 

 

 海岸沿いには高層建築のコンドミニアム、山の斜面にまでもコンドミニアムが並びます。


 

 

 この建物はいったい何なのでしょうか?もしかするとアラブ資産家の別荘?

 

 

 ジョージタウンに近付けば一部屋100リンギと表示されたアパートなども目に付きます。


 100リンギなら一ヶ月10万もしないで部屋が借りられます。周囲では新しいコンドミニアムの建築工事が行われていました。

 

 

 もっとも、こうしてホテルやアパートの値段に関心をもって観察はしていても、私がこの島に住む気になるかと言うと、答えはNOです。


 今日見てきたビーチリゾートのような場所で、何もしないで暮らしていく自信が私にはありません。


 また、この島では本当に安い値段でゴルフ三昧の生活もできるようですが、私はゴルフをやりませんし、こんなに暑い場所でゴルフをやっても楽しくはなさそうです。


 私は今日、ゴールデンサンド・リゾートに行ってみて、直ぐに確信しました。


 私は悲しいかな、リゾート地で悠々自適に暮らせるような気質でないことを。

 

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