オーストラリア

ぴあでチケットが当たって、「オーストラリア」の試写会に従姉と行ってきました。

壮大なスケールの映画で、最後までハラハラさせられました。
ニコール・キッドマンのきりりとした美しさと
ヒュー・ジャックマンのたくましさにほれぼれ。

途中で、日本軍が街を攻撃したり、
黒人と白人の人種問題がからんでいたり、
歴史から学ばせられる場面もありました。

アボリジニーの神秘性も感じて、
ラブ・ロマンスもすてきでしたが、
オーストラリアの広大さをあらためて感じました。

その夜は、従姉の家に泊めてもらって、
ゆったりとくつろげて、それもまた、嬉しいことでした。
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「ピカソとクレーの生きた時代」展

ぴあで、チケットが当たって、4日にBunkamura ザ・ミュージアム 
-ピカソとクレーの生きた時代ーを観てきました。

音声案内を無料で貸してくれました。
時間に余裕があると思っていたのに、あっという間に時はすぎてしまい、
最後のほうに展示してあった、一番観たかったクレーの絵は、
かけあしになってしまいました。

ピカソやシャガールの絵もよかったです。
ピカソのキュビズムの絵は、たぶん初めてみました。
「鏡の前の女」(モデル、マリーテレーズ)と
「ひじかけ椅子に座る女」(モデル、ドラ)の雰囲気の違いも印象深かったです。

クレーはやわらかい色彩の絵が多かったです。
「クレーの絵本」という本を読んでいたので、
本当に絵本にでてきそうな優しい絵だと思いました。
あと、鉛筆や黒い絵の具で描かれた線画にも魅かれました。
このあたりは、よくみられなかったので、カタログを買って帰りました。

クレーはナチスの迫害にあいましたが、妻宛てに書かれた手紙に、
クレーの強い信念が感じられました。

「……僕がユダヤ人であるとか、ガリシアの出であるとかいうのが
仮に本当だとしても、僕の人柄や仕事の値打ちには何の変りもないからだ。
ユダヤ人や外国人が、単にそうだというだけで、ドイツ人や内地人よりも
値打ちがないなどと考えることはしないこの個人的な立場を、
僕は決して捨ててはならない。」
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