新しい人人

合唱サークルで、与謝野晶子の詩の歌を習っています。『新しい人人』という歌です。
与謝野晶子の詩が、とても素敵で、こころが磨かれるようです。
なぜこんな詩を書いたのでしょう。
何度も歌っていると与謝野晶子の才能と情熱が、伝わってきます。
表記は、異なるかもしれませんが、こんな詩です。


みんななにかをもっている
みんななにかをもっている
うしろからくるおんなのいちれつ
みんななにかをもっている

ひとりはみぎのてのうえにちいさな青玉のほうたふ
ひとりはバラとすいれんのふくいくとかおるはなたば
ひとりはひだりのわきにかわびょうしのきんじのしょもつ
ひとりはかたのうえにちきゅうぎ
ひとりはりょうてにおおきなたてごと

わたしにはなんにもない
わたしにはなんにもない
みひとつでおどるよりほかに
わたしにはなんにもない
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

AQ歌会

久しぶりにAQ歌会に行きました。
会場が新宿に代わって、第1回目です。
歌についてのコメントが深くて、いつも勉強させてもらっています。
今回のわたしの歌は、

はなれた
こころ
結ぶような
一通の手紙が
書けたなら

歌会で点数は入らないだろうとは思いましたが、
想いがまとまりきらずに出してしまいました。
関口さんへの手紙がうまくかけなくて、もどかしい気持ちを書いてみました。

水源さんの「なんて贅沢なことだろう」というのと、
ま のすけさんの、「歌会で点数は入らなくても、短い言葉の歌のほうが
かえって、むずかしい」というコメントが印象的でした。

いつも刺激になる歌会なので、また行きたいです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

たのしかった入院

2、3週間に一回、水曜日に精神病院に通院している。
とても混むし、少し遠い病院なので、
朝4時半におきて、5時半に家を出発して、6時半から
病院の前でならんでいる。
それでも、もうすでに並んでいる人がいる。

関口さんのイベントよりもすごい。
それを月2回やっているのかと思うと、関口さんのイベントで
並ぶのなんて、らくなものだ。

今朝、並んでいて前にいた女の人が、言っていた。
「入院って、けっこうたのしかったよね。」
じつは、わたしもそう思っていて、その女の人と少し話した。

入院しているときは、早く復職したくて、早く退院したくて、
たまらなかったけれど、職場に復帰して、落ち着いてきたら、
入院しているとき、けっこう楽しかったということを思い出した。
入院仲間と話したり、作業療法で、編み物をしたり、ビーズを作ったり。

でも、それもこれも、今かよっている病院が良かったおかげだと思う。
わたしは、運が良かった。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

頭が働かないような感じ

統合失調症を発症して、薬を飲むようになって、
頭が働かないような感じが、いつもつきまとっている。

統合失調症は、ドーパミンという脳の物質がですぎて
おこる病気で、薬でその物質がですぎるのをおさえて
いるから、主治医の先生からも、そういう感じは、
しばらく続くといわれている。

五行歌をやっていても、病気になる前のほうが、
もっとものをよく考えていたと思うことが多い。

考えすぎて苦しかったことも、病気と関係があるから、
前のほうがよかったと単純には言えないけれど、
五行歌の基本でもある「もの思い」がうまくいかない
気がしてならない。

歌を読んで解釈したり、歌を詠んだりすることが
なかなかうまくいかない気がする。
病気のせいばかりではないかもしれないけれど。
ただ単に、自分の実力不足かもしれないけれど。

今日、狭山歌会の代表の吉川さんのお宅にお邪魔して、
お話していて、思った。
誰かと会話をしているときも、テレビを見ているときも、
歌会にでているときも、歌を考えているときも、
自分の心があまり働いていないんじゃないかと。

でも、五行歌をやめようとは思わない。
五行歌は、リハビリみたいになって、いつかきっと
自分の「頭が働かない感じ」を治してくれると思うから。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

関口知宏さんのインタビュー

「JATAcommunication」という、日本旅行業協会さん発行の雑誌に
関口知宏さんのインタビューが掲載されました。
良かったら、ぜひ、ご覧下さい。

大室山のライブも7月26日に決まりました。
今回は、五行歌でお世話になっている方と一緒に行く予定です。
今から楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ