雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

患者はどこ?

2011-02-07 | 癒し

 

カラカラだった大地にささやかだけど 恵みの雨

随分とあたたかくなって、しとしと雨の降る街はとっても気持ちいい

傘をさすほどでもないので ルンルン気分で歩いていると

目の前の信用金庫の駐車場で救急車が止まった

今日は日曜日で信用金庫はお休み

周囲は静かで交通事故が起こった様子もなく、患者らしき人も見あたらず

ブルーの服にマスクの救急隊の人達が救急車から降りて

  あちこち 患者らしき人を探して走り回っている 

ものすごい速さで、かなりな距離を走り回っている

こんな光景見たことがない ?????

雪だるまも注意してあたりを見回してみた 不思議だ 患者はどこ?

周囲の人達も一緒になって周りを見回している

まさか誤報イタズラ!!!う~ん ふと見ると、向いの歩道で女性がだらっとしてすわりこんでいる

もしかしたら あの人じゃないの と周囲の人が救急隊の人に手招きして

やっと救急隊の人が駆けつけると、 女性はふらっと立ち上がって青白い顔でニコッと笑った

  え~!!!大丈夫そうみたいなのは良いけれど 

 痩せた若い女性、多分、きっとあれは、ただの貧血 

救急車を呼んだらしき連れの男性は、側でただ黙って立っていただけなので

ぜんぜんわからなくて、一見休日にカップルが川辺でデートいうかんじだった

呼んだのなら、周りに協力を求めるとか、責任を持って救急車を誘導するとか

こんなことに費やしている時間に もし一刻を争う患者さんがいたらと思うと・・・

確かに一緒にいた誰かが 急に具合が悪くなったら焦るだろうけれど

救急車を呼ぶその前に、 冷静になって 本当に必要なのか

雪だるまの住む街でも、救急車をタクシー代わりに使っている人や

ペットが具合が悪いとかで呼んだりかなり深刻な問題で、有料化も検討している様子

救急車一台出動に 5万円近くかかるだそうだ

有料化されるとなると、それはそれでまた色々問題が生じてくる

救急車を呼ぶことについて考えさせられた ある日曜の午後の出来事だった

 

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コメント
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