昨日の定休日は認定眼鏡士SSS級の講習会に参加してきました。
名古屋市内にある日本の眼鏡教育の聖地ともいえる、キクチ眼鏡専門学校で開催されました。
講義内容は午前が「両眼視」、午後より「斜視・弱視」。
受講者は全国から8名。志の高い眼鏡屋さんばかりでした。
現在の日本では、昔ほど深刻な斜視・弱視の人は減少していますが、
近方両眼視に関しては視環境の変化も含めて、大きな問題点が隠れているようです。
若い人でも長時間の近見作業が辛い輻輳不全であったり、
先日もNHK「ためしてガッテン」で取り上げられていた「隠れ斜視」つまり「斜位」であったりと、
単なる近視・乱視などの屈折異常や老視だけでは治まらない症例もあります。
私も毎日のようにお客様の眼を測定させてもらってますが、
慎重にさまざまな角度から眼の状態を見ていかなければと改めて思います。