津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

三重県津市西丸之内5-12
TEL:059-228-5547
AM10:00~PM6:30
水曜定休日

IPS細胞最前線

2016年01月08日 | 眼のこと

 お正月のNHKの番組で山中伸弥教授がIPS細胞の最前線について話しておられましたね。

8年前のIPS細胞の発見から現代まで、想像以上の驚きの進歩が出来ているとの事でした。

日本での研究を中心に今後ますます期待できるようです。

2013年12月にもこのブログで山中教授の話を取り上げさせていただいていました。

その後、2014年には網膜を再生した細胞の人体移植にも成功したとの事です。

失明率の高かった黄斑変性症の治療に大きな前進を見せています。 

今は脳神経細胞や心筋細胞など、より高度な再生医療にチャレンジされているとの事です。

また第2ステージとして、ミニ臓器の製造ができないかも研究が進んできているようです。

そしてこのIPS細胞は難治性の病気の薬を製造するにも飛躍的に貢献できるとの事でした。

山中教授は、もちろん細胞の癌化などまだまだ道のりは険しいのですがリスクを一つひとつ克服して、

患者さんの期待に出来るだけ早く応えられるようにしなくてはならない、

今世界中でIPS細胞の研究が行われ、中でも日本人研究者が最前線に立って進んでいるので、

私もそれを応援していきたい、それには官民一体となっての取り組みが必要じゃないでしょうか、と締めくくっていました。

臨床試験として眼の疾患に対してのリスクが最も少ないようですので、眼の難治性の再生医療の進歩に、

今後も注目していきたいと思います。