前後しましたが、フィッティングセミナーの前日は、豊田まで足を伸ばして、
「ブリューゲル展」を見てきました。
豊田市美術館です。
雨が強かったせいか、人は少な目でしたね。
ブリューゲルというのは3世代の親子孫を中心とした、150年にもわたる画家集団からなります。
父ピーテル・ブリューゲルが初代で「バベルの塔」「農民の婚礼」などが有名ですね。
時代背景は北方ルネサンスの頃になります。
長男のピーテル・ブリューゲル2世は父の技法を継承して「鳥罠」「野外での婚礼の踊り」などを描いています。
次男のヤン・ブリューゲルは父の路線から少し離れ、植物など静物画や宗教画・寓意画で多くの作品を残しています。
孫のヤン・ブリューゲル2世も含めて、ブリューゲル1族の大きな特徴は、非常に精密で細やかな描写にあります。
小さな絵画も多いので、よく目を凝らさないとわからない部分もあるんですよ。
見に行かれる方はあまり近づきすぎて、学芸員さんに注意されませんよう^^;
7月16日まで開催中です。