津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

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水曜定休日

ラファエル前派展

2019年12月12日 | アート・文化

昨日の定休日は大阪で開催されていた「ラファエル前派の軌跡展」を見てきました。

天王寺にある「あべのハルカス美術館」です。

16Fからの展望は曇り空でイマイチでした。

クリスマスツリーも点灯してます。

ラファエル前派は19世紀のイギリスで当時の美術界の伝統あるロイヤル・アカデミーでの、

ルネサンス一辺倒の教育に反旗を翻して結成されたグループです。

ガブリエル・ロセッティ、エヴァレット・ミレイ、ウィリアム・ハントの3人が立ち上げました。

高い芸術性にもかかわらずスキャンダラスということで、その評価は厳しいものだったそうです。

彼らを救ったのは、理論的な代弁者となり支持してくれたジョン・ラスキン。

ラスキンはイギリスの偉大な画家ウィリアム・ターナーを敬愛している高名な美術評論家で、

自身もたくさんの作品を残しています。

その後もバーン・ジョーンズ、ウィリアム・モリスらによって、

世界に広く影響を与えることになります。

特にモリスは当時イギリスの産業革命で巻き起こった、

大量生産品に見られる画一的なデザインに危機感を感じ、「モリス商会」を立ち上げ、

人の手による様々な魅力的なデザイン画や調度品・家具を製作するんですね。

この辺りは今の眼鏡フレームにも通ずるところがありそうですね。

会場を出たらもう外はライトアップが始まってました。