昨晩のNHK「ニュースウオッチ9」で「急性内斜視」の患者が増えているという報道がありました。
「片方の眼が内側を向いてしまい物が2重にみえたりする病気で、
原因は不明とされていますが、スマートフォンなどの普及に伴い、
若者を中心に患者が増えていて、関連が指摘されている。」
とのことです。
私も眼の測定の仕事をしているわけですが、日本人は近視が多いせいか、
外斜位の方は以前から多かったですが、近年内斜位の方が増えてる印象はありました。
人は眼を内側に向ける自己強制力は強いですが、外に戻す力は弱いのがふつうです。
その分内斜位は2重に見えたり、眼精疲労が起こったりしやすいわけです。
近くにピントを合わせるためには水晶体を膨らませる調節力と、
両眼を内側に寄せる輻輳という力がワンセットになっています。
十代は調節力が大変強いため、近くを長時間見続けてもあまり眼に負担を感じないんですね。
その結果的として、調節が戻らないと仮性近視、輻輳が戻らないと内斜位、
ということになる人がいるようです。
普通は適正距離で長時間の近方視をしなければ自然治癒していくものだと思われます。
ただ中高年の方で内斜位または外斜位・上下斜位による眼精疲労が続いていいたり、
物が2重に見えたりすることがある方は、プリズム眼鏡で緩和することもあります。
よろしければまたご相談ください。
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小ぶりでかわいい甘栗風フロント。
フロントに細く溝を切ったうえで、カーキの塗装が施してあります。
ヨロイ飾りも同じく溝にピンクの塗装仕上げです。
塗装がはがれにくい、ひと手間の技術は日本製の真骨頂ですね。