毎回カープに関心のある方より、多数のコメント本当にありがとうございます。
新井選手やオーナーに関して色々なご意見・・・もっともだと思います。
新井選手獲得の資金を心配される声がありましたが、カープが内部留保を表明しませんから、世間の方には内情がまったくと言っていいほどわからないのが実情です。
2012年会社手帳・・・(経済レポート発行)では、カープ球団の財務状況によれば
マツダスタジアム開業2年間で
平成21年12月・・・売上117億1600万円で税引き利益4億円
平成22年12月・・・売上98億4714万円で税引き利益2億9600万
市民球場最終年の平成20年12月・・・売上71億で経常利益2億2000万円です。
年間の球場使用料が約2億から9億円へ。広告料が全てカープに入っていたものが、マツダスタジアムになって8割カープで2割が広島市・・・
球場ネーミング使用量が マツダから年間3億の5年契約でしたか・・・
これは確か、球団に入るはずです。
細かいことを話せばキリがありませんが、旧市民球場より経費面では大幅にかかっていますが、それでも観客動員数やグッズ販売などで それなりの収益が上がっていることは間違いなく、現状ではマツダズーム・ズームスタジアムの名義貸しが利益になっています。
監督の年俸だけ見ても・・・ブラウンはドル計算で3,800万~4,000万円(推定)でしたが野村監督は7,000万円以上と推定されています。(大野以外のコーチは約1,000万円前後)山本浩二は1億。
球団は好き嫌いの好みもあるでしょうが、締めるところは締め、出すところには出すのでしょう。
三村監督時代のフロントは・・・実力派のベテラン選手をどんどん解雇し、監督と衝突したこともありましたが・・・現状のカープは私情がはさまるのか、ベテラン厚遇というかオーナーに気に入られたベテランは優遇されています。
最近見えてきたのは・・・オーナーが一部人間を甘やかすことでしょうか・・・
それがいい作用を引き出せば良かったのですが、現在のところ・・・?部分が多いです。
前田智はオーナーお気に入りです。(石井も・・・豊田にはふられましたが・・・)
前田と野村の関係はよくわかりません。
しかしチームには・・・前田が本当に足かせになっているのも事実でしょう。
いまのカープに前田へ忠告できる人は皆無です。
これまでの前田のプロ野球人生で、是々非々で接したのは水谷実雄さんだけしょう。
大下さんでも無理でした。
山本浩二さんは・・・大甘でした。
いつもどおり・・・話があっち飛び こっち飛びして申し訳ありません。
オーナーは色々なネットの声・・・耳に入っているはずです。
それに対して・・・どうこうする人ではないでしょう。
私のブログも・・・スルーでしょうし・・・(笑)
サンフレが赤字経営で監督との契約を切りました。
しかしここまでファンに夢を与えた補強は素晴らしいものです。
私はサッカーには無関心でしたが、サンフレにはエールを送ると共に
これから少なからず協力をしたいと思います。
身の丈は大事ですがカープも・・・見習うべきです。
夢の与え方を・・・
経営者なら誰しも、どれだけお金を溜め込んでも心配は尽きないのではないでしょうか…これは大いに納得。まさにその通りでしょう。
また…かつての広島東洋カープは銀行からの出向者がいるほどの時代があったのではないかと記憶するのですが…これは現在も行われているはずです。(いい意味での…)
やはり、日本プロ球界全体として大した事もないのに給料の高い選手が増えすぎたのだと思います…これは本当ですよね。昨日の巨人の清武さん、あの人はそれを危惧し、数年前より昔の広島カープの育成こそ、本来のプロ野球が持つべき姿と改革を推進され、論文にも発表されました。大型補強は必ず限界が来ますし、それにより選手の金銭感覚も麻痺し、野球界から引退後に悲惨な第二の人生を歩む人が多く見られます。
引退後の税金が滞納したり、現役選手でも固定資産税や所得税の未払い いまでも後を断ちません。
プロ野球は夢を売る商売はわかりますが、再度基本に立ち返り、野球人の前に社会人だという教育が必要です。
昔は遠征でもビジネスクラスの宿でしたが、いまや一流ホテルが当たり前。ホテル関係者が「野球選手のステータスがあがった」と言われてましたが、なぜこの様な環境になったのか、本当に野球界は異常です。
大リーグも数年後…破産する球団が増加し 今のようにはいかなくなるでしょう。
野球界…本当に原点に帰るときでしょうね。
いつもありがたく拝見させて頂いています。
広島東洋カープ株式会社の貸借対照表ですが、実は官報に公告されており、概要は把握できます。(ただし、損益計算書は公表なし。官報は恐らく図書館などで閲覧可能だと思います。)
以下、日頃ブログを拝見しているお礼に、昼間にチラッとその官報で広島東洋カープの決算公告を見た記憶で、書きます。また、財務分析でメシを食うものとして簡単に分析するとこんな感じです。
平成22年12月期決算時点で、総資産56億円に対し、株主資本は32億円。ほとんどの28億円が内部留保によるもので、うち同期の利益が3億円。
推察するに、安芸葬祭さんが書いておられる通り広島東洋カープのあげられる利益は毎年3億円程度ですから、この10年から15年ほどの間、Bクラスに耐えながら辛抱して溜め込んできたのでしょう。(とすると、その昔は、、、まさか、、、ひょっとして、、、債務超過だったのでしょうか。。。)
自己資本比率は57%と上場企業かと見紛うほどで、また50%を超える状態ですから恐らく無借金(あるいはそれに近いくらい)の健全性の高さで、総資本も2回転近く(売上高/総資産)で非常に効率が高く、優良企業と言って差し支えないと思います。
私の記憶が正しければ、耕平さん時代の頃でしたでしょうか、かつての広島東洋カープは銀行からの出向者がいるほどの時代があったのではないかと記憶するのですが、変われば変わるものです。
この財務状況を見る限り、カープ改革のための機は熟しているのではないでしょうか。
ただし、安芸葬祭さんも恐らくそうではないかと思いますが、経営者なら誰しも、どれだけお金を溜め込んでも心配は尽きないのではないでしょうか。
億円単位の選手補強をして万が一にもチーム成績が振るわず、観客動員にグッズ売り上げが芳しくなかった時はこの程度の内部留保で何年持ちこたえられるか、との不安はあって当然でしょう。
我々の側も、一度勝負をかけると10年の辛抱が必要、と心得る必要があるかもしれません。
借金は簡単に増えるのに、貯金はなかなか貯まらない。オマケに、お金は人を狂わす魔物です。。。
以下は私見ですが、カープの入場料収入を45億円程度と推定するとカープの選手人件費予算16億円程度というのは基本的に妥当だと思います。
やはり、日本プロ球界全体として大した事もないのに給料の高い選手が増えすぎたのだと思います。(例えば、親会社からの赤字補てんを禁止すれば選手の年俸も適正化するでしょうが、他方で本当に力のある選手はお金を求めてメジャーへどんどん流出する事になるかもしれません。その時は、真に日本プロ野球はメジャーのマイナーリーグと化してしまうのでしょうか。。。難しいですね。)
ただそれを使う気があるかと言えばカープ球団は残念ながら使わない感じがします