オープン戦を消化するたびに、不安を露呈するカープ。
開幕が約2週間後に迫っているだけに、首脳陣だけでなくファンも不安に思う毎日。
報道によれば、打を優先すれば守りに綻びが見え、投げては期待の若手が締まらない投球内容。
いつもの通りと言いいますか、監督は怒りをあらわにし、選手を罵倒し会見を終えていく日々である。
さて、この期におよび、打開策というか明るい方向性はないのだろうか?
本来であれば、いま行っていうる守りを取るのか打を取るかの議論は、オープン戦前のキャンプ前から行うべきことである。
それだけ、昨年の貧打解消は、監督にとってもファンにとってもネックであるのは間違いなかったことだから。
そのためには当然のように、投手陣に迷惑をかけるわけであるから、何はさておき打ってくれなければならない。その重要性を監督は全選手に伝達し、オープン戦に挑むべきであった。
しかし、時間は待ったなし。開幕は刻一刻と近づいている。
松山、堂林、会沢などの打を優先し経験不足のなか不慣れなポジションを守る。
当然のように投手陣の足を引っ張る可能性は大きい。
指揮官のこの方針が、いつまで続くのやら。
バーデンが不調なのか、外人枠の不満からくるやる気のなさか知らないが、浮上する気配がまったく感じられないため、サードの位置が今年も不確定の現在、上記3名の選出しか手はないのか?石井や小窪の参入はないのか?
ニックは間もなくレフトの守備につくのだろうが、これも未知数。
ここまでは、打撃に専念できた選手も、日々開幕が近づくにつれ守備の不安が渦巻き、結果打撃にも影響が出て、昨年よりもひどい惨状にならなければ良いのだがと、危惧する。
となれば・・・
キャッチャー・・・石原
ファースト・・・栗原
セカンド・・・東出
サード・・・松山
ショート・・・梵
レフト・・・ニック
センター・・・広瀬
ライト・・・岩本で開幕に望み、
結果や相手の先発次第で、
サード・・・石井・(小窪)
センター・・・赤松・(丸)
ライト・・・広瀬でいく従来方式になるのだろうか?
いずれにしても、カープの悩みは深いものである。
あの余剰戦力化に見えた2月の外野戦争・・・末永や天谷はどうしたのか?と思うのだが、指揮官にしかわからない勘が働いたのであろう。
しかしこの期におよび、決まらないオーダーを見るにつけ、指揮官に胸の内を聞いてみたいものである。
しかしそれは今までも分かっていたことですから、彼らの打撃を生かすためにも1~2年くらい前からコンバートも視野に入れた守備練習を徹底しておくべきでした。
今頃になって守備位置をいじったりしても今年は使えないでしょう。