2年間の監督生活で、反省をし、監督たるものに真剣に向き合っているなら、ここまでの練習試合やオープン戦を含め、少しは我々ファンに納得させる戦術があったであろう。
しかし相変わらずの状況が、ここまで続く。
昨日などソフトバンクに4盗塁も決められ、対するカープは0。
ヒットはソフトバンク10本に対してカープは5本。
四死球はソフトバンク3個で、カープは4個。
(出塁合計は、小窪のエラーが1つあるので、ソフトバンク14回でカープは9回)
得点は3対1で、カープは会沢のホームランによる1点のみ。
また三振の数は、カープの方が少ない。
ということは、打者が淡白になったのか、それとも昨シーズン終了後から、首脳陣が選手に対し、意識改革が何もなされていなかったのではなかろうか?
打順も1番東出では、出塁率は高いかもしれないが、相手バッテリーに嫌らしさをまったく与えない。
現有戦力からみれば、相手の嫌がる赤松や天谷を辛抱強く起用してほしいと思う。
梵の故障は、機動力野球に陰を落とす。(本当は無理をさせてはいけなかった)
本当であれば、梵を一番に起用するのが首脳陣の狙いだったのだが、スタンビノアが、故障から計算できない状況を想定し、3番梵の構想に変更を余儀なくされた。
しかしその梵が古傷を再発し、木村の状態も上がらないということで、小窪の起用となった。
野村監督が小窪を起用しないのは、ただ単に小窪のプレースタイルが気に入らないだけであろう。
そうでなければ、あのような喰らいつくガメツイ選手は、レギュラーになってもおかしくはない。
いま起用しているのは、小窪が他の野手より状態がよく、誰が見ても起用せざるを得ないからだと思う。
私は、野村監督批判を繰り返しているが、今年は内心おおきな期待をしていた。
何を期待していたかというと、機動力野球の復活である。
ここまでの2年間、シーズン通して機動力野球を見たことがない。
今年に監督生命を賭け、自身が躍動した現役時代を彷彿させる機動力野球の再現こそ、野村が監督として生きる道・・・いや赤ヘル野球の復活と思っていた。
しかし、ここまでの試合形式で一度もその姿はみることがない。
ここまでやって来なかったということは、これからも期待が持てないのかも知れないと感じている。
やはり期待した私が甘かったのだろう。
古葉監督時代のオープン戦や実戦、本当に機動力は目を見張るものがあった。
オープン戦は実戦とは違う・・・という声を聞く。
しかし、20年以上も下位を低迷するチームには、そんなことは言ってられないものである。
秋キャンプから、春キャンプへの流れをつくるべきだが、その中でカープに不足した、少ないチャンスをものにする野球を真剣に監督はじめスタッフは考えたのだろうか?
またの機会に触れたいが、打撃を生かすためとはいえ、捕手としての潜在能力を無視した会沢の外野起用に、野村采配の混迷を憂うものである。
事実上、走れるのは梵と赤松のみ
赤松は打撃が伸び悩んでいる。
これからの梵に走力を期待するのは
選手生命を脅かす事になるかも
機動力野球なんて、どこでもやってる。
+α 投手力や攻撃力があったりする。
梵がぬけた昨年はカープは盗塁数も
よそに劣っていた。
走攻守何をとっても他チームに劣るカープが
機動力だけに夢を見ていたのでは勝てるわけがない。
ご無沙汰しております。
変化のない野村野球…最近ふと気が付いたのですが、彼はひょっとして彼自身もキャリアのピークであった1990年台中頃、ビッグレッドマシンと呼ばれた時代を追いかけているんではないでしょうか。
野村、正田、前田、江藤、ロペス、金本、緒方、西山…どこから始まっても得点できたあの時代、5回を終わって5点差で負けていても「今日はまだ行けるな」と思っていたあの時代ですよ。
今のカープは現実的に言って、東出、バーデン、丸、栗原、松山、広瀬、木村、石原…といった感じで、走攻守のどれをとっても二廻りくらいスケールダウンしてますよね。。。
(本当は梵、天谷、赤松、松本、安部あたりが走って走って走りまくってシーズン200盗塁するくらいでないと優勝は無理だと思いますが。)
正直なところ、外野手会澤については私は賛成です。次世代捕手陣では会澤、白浜といったところが主力候補でしょうが、会澤はリードに、白浜はキャッチングに大きな課題があります。
会澤は強肩で足も標準レベルですから、打撃に専念させても良いと思います。ただ、彼の打撃の最大の魅力は松山と同じで、一発ではなくバットコントロールですから、右中間中心の中距離を目指す事が前提ですが。(状況に応じたバッティング出来るかが最大の課題になるでしょうね。)
堂林も早いうちに外野手に転向させて打撃専念させてはどうかと思います。二遊間は安部、菊池、庄司、小窪、松本あたりの争いになっていくでしょうし、一三塁は外国人も来るでしょう。逆に目ぼしい外野手の若手は丸くらいで、間もなく主力に衰えとの戦いが始まります。
今年もよろしくお願いいたします!
さてカープ、映像を見る機会がなくなかなかなんともいいづらい雰囲気の結果ですが…
私も今年は少し期待して見ていました。
しかし私が期待していたのは多くのカープファンがおっしゃる機動力野球にではありません。
決して層の厚いとは言えない投手をカバーするためにとるときはしっかりとる打撃をする野球です。
私を含む昔からのカープファンによくある傾向ですが何かに詰まったら必ず『機動力』『猛練習』にすがってしまう。
後者はようやく廃れる傾向をみせはじめています。一時のことでしょうが。
たしかに広商野球の流れをくむ常に足を使っての野球はみていてなんか充実感があるんですが、問題の解決にはまったくならないのは高田監督時代のヤクルトが身をもって教えてくれています。
外国人はおろか投手までもが盗塁、進塁に全力を注いだ数年前のヤクルト…しかし得点力がまともに上がったのは打てる(走れない)外国人が軸としてチームに入ってから。
それまではひたすら塁を掻き回してはみるけどさっぱり塁に帰ってこない…一点を取りに行く…と聞こえはいいが大量得点のチャンスをわざわざ一点にして満足している。
それがシーズン中盤になると投手陣を徐々に蝕む。
僅差僅差の試合で常に登坂の可能性を残されるブルペンがその一番の被害者でしょうか。
私が思うにとにかく今はきちんと打つべきだと思います。
一番はとにかく出塁しなけりゃいけません。
たまには走ってほしいですが、赤松を我慢して使うのはもうたぶん無理じゃないでしょうか。
今年はまた改造させられたみたいですがあれだけの守備をもった選手が入団してから時に鉄拳を浴びせられながら変わらなかったわけですから結局無理なんだと思います。
俊足に『転がせ転がせ』はカープの球団、ファン共通の挨拶みたいなもんですが福地がのち、どうなったか忘れてる人の多いこと。
ちょっと技術的にみるに赤松が打球をあげるのは手首が強すぎる事にあるんじゃないかな~と思ったり。
異常にリストが強いから手首が返っちゃって打球があがる。
あのリストを押さえて強い背筋をきれいな軸でまわせば七番において好きにうたせたら二桁くらいはいくだろう打者なんですが。
梵については全く同意です。この時期に何をあんなに張り切ってんのかなとおもった矢先。
ほんとによくわからんはなしです。
なんか久しぶりなので文章がメロメロですが、私が期待していたのは、昨年の落合ドラゴンズをみて何を思い、考えたかです。
昨年の4月のような玉砕野球でファンを喜ばせ、自分も悦に入ってるようじゃだめだよと自戒できたか?
できてなさそうですねぇ。
他所をみると大チャンスなんですが少し暗くなってしまいます